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MORって何?聴きやすく心地よい音楽ジャンルの魅力

音楽シーンで注目を集めているMOR(ミドル・オブ・ザ・ロード)は、親しみやすいメロディと洗練された音楽性を兼ね備えた魅力的なジャンルです。

大衆性と芸術性のバランスが絶妙で、幅広い層から支持を集めています。

最近では、MORの要素を取り入れた新しいアーティストも続々と登場し、現代的な解釈で音楽の可能性を広げています。

この記事では、MORの魅力や特徴、代表的な楽曲の音楽性について詳しく解説していきます!

MORって何?聴きやすく心地よい音楽ジャンルの魅力(21〜30)

Love Will Keep Us TogetherCaptain & Tennille

CAPTAIN & TENNILLE ❖ love will keep us together (official video)
Love Will Keep Us TogetherCaptain & Tennille

心地よいポップテイスト溢れる良質メロディーと情感豊かなボーカルが印象的なアップテンポな楽曲です。

優れたポップセンスと卓越したアレンジ能力、秀でた演奏技量を用いて短期間でありながら時代を席巻した夫婦デュオはポピュラー音楽史上でも記録にないほど稀有なミュージシャンです。

Feel So GoodChuck Mangione

メロディーや展開の美しさ、聴きやすさ、印象的なリズムやアレンジが秀逸な作品です。

フュージョン・ジャズというジャンルは、卓越した演奏テクニックも重視されるのでマンジョーネのフリューゲル・ホーンは決して巧いとは言えませんが、フリューゲル・ホーンの柔らかな音色が一層メロディーラインを輝かせています。

MORって何?聴きやすく心地よい音楽ジャンルの魅力(31〜40)

SnowClaudine Longet

フレンチポップス特有のロリータ的魅力を持つ歌声に天性のウィスパーボイスが印象的なクリスマスソング。

寒い冬の夜の情景が浮かぶ歌詞にランディー・ニューマンの名曲“Snow”を洗練されたソフトロックなサウンドに仕上げた印象的な作品です。

Your SongElton John

Elton John – Your Song (Live In Las Vegas)
Your SongElton John

エルトン・ジョンが爪弾く華麗なピアノのイントロで始まり、ソフトな歌声で美しいメロディーを歌う独唱パートへ導き、フレーズを重ねるごとにストリングス、アコースティック・ ギター、リズム・セクションのパートが追加され、自然な流れの中で音色を豊かに積み上げるアレンジがドラマティックに展開するこの楽曲のメインメロディーを巧みに盛り立てています。

表面的にはストレートなラブソングですが、本質的には精神的豊かさを求めつつ普遍性のある歌詞が魅力的な作品であると同時に思想や作風がファクンド・カブラルをイメージさせる作家性の高い名曲でもあります。

White LightGene Clark

歌詞は青春の悩みや年を重ねることへの不安を描いていますが、シンプルなメロディーにハーモニカがいい味をだしていて心地よいフォークロックに仕上げた作品です。

プロデューサーであるジェシ・エド・デイヴィスのセンスが見え隠れする印象的なトラックです。

RiseHerb Alpert

Herb Alpert – Rise (HQ Audio)
RiseHerb Alpert

1960年代からハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス名義で数多くの良質なインス トゥルメンタル・アルバムをリリースしている点を考慮すると、時代の流れをしっかり把握した上で制作している印象があります。

アドリブもテクニックを誇示するようなものではなく必要最低限といった感じで、あくまでメロディーをいかす事を優先したアレンジです。

フュージョンというよりイージー・リスニングに近い作品ですが、インストゥルメンタルというジャンルを広く普及し、認知させたという意味で功績のあるミュージシャンだと思います。

There’s a Kind of Hush(All Over the World)Herman’s Hermits

見つめあう恋 [日本語訳付き]  ハーマンズ・ハーミッツ
There’s a Kind of Hush(All Over the World)Herman's Hermits

叙情性のある歌詞に覚えやすいメロディーラインと耳障りの良いサウンドが魅力の作品です。

音楽性は爽快なビートポップのためコマーシャルのイメージが強いアーティストでもあります。

1976年に7thスタジオ・アルバム「見つめあう恋」でカーペンターズがカバーしています。

こちらはカレンさんの歌声が親しみやすく、アウトロのテナーサックスとキーボードが見事に絡むアレンジにカーペンターズらしさを感じる作品に仕上がっている印象があります。