MORって何?聴きやすく心地よい音楽ジャンルの魅力
音楽シーンで注目を集めているMOR(ミドル・オブ・ザ・ロード)は、親しみやすいメロディと洗練された音楽性を兼ね備えた魅力的なジャンルです。
大衆性と芸術性のバランスが絶妙で、幅広い層から支持を集めています。
最近では、MORの要素を取り入れた新しいアーティストも続々と登場し、現代的な解釈で音楽の可能性を広げています。
この記事では、MORの魅力や特徴、代表的な楽曲の音楽性について詳しく解説していきます!
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MORって何?聴きやすく心地よい音楽ジャンルの魅力(11〜20)
Steppin’OutJoe Jackson

都会の夜のライトの中を走る車に乗った気分でピアノとベース音が流れるように響くスタ イリッシュなナンバーで、退屈しないメロディー構成にワルツ・タイムと4 ビートを混在させたアレンジのセンスが光る楽曲で、クラシックロックを万人向けに聴きやすくした楽曲でカバーしやすい作品です。
抜群のポップセンスに軽快なメロディーとシンプルなアレンジに仕上げた美しいアコースティックナンバーです。
Rainy Days and MondaysPaul Williams

不安で憂鬱な気持ちを歌った歌詞に派手さはないですがサビのメロディーが印象的なバラードナンバー。
また、1974年「Here Comes Inspiration」でこの楽曲をセルフカバーしていますが、声質や独特の歌い方に個性を感じます。
カレン・カーペンターさんのボーカルと彼のボーカルとでは、楽曲は同じでも作品としての趣がかわって聴こえてくるものが多く奥深さがあります。
We’re All AloneRITA COOLIDGE

ボズ・スキャッグスさんのスタジオアルバム「Silk Degrees」の収録曲をカバーした楽曲です。
ゴスペルで身に付けた発声法が歌唱にいかされていますが、歌唱力が売りのシンガーではなく優しい歌声と逞しい表現力が魅力のナチュラルで燻し銀のような女性シンガーです。
The DrifterRoger Nichols

この楽曲はロジャー・ニコルズさんとポール・ウィリアムスさんのゴールデンコンビによる初期の作品です。
彼がミュージシャンとして親友のマクレオド兄妹と結成したロジャー・ニコルズ &ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズでもセルフカバーしています。
ポップなピアノ演奏もさることながらストリングスやホーンなどスウィートなアレンジが施されており、ボーカル・アレンジも光る素晴らしい楽曲です。
I’m Not In Love10cc

現在は普通にエフェクターありますが、当時だと多重録音やテープループなどを駆使してサンプリング的な効果(ナチュラルな歪みの音色)をだしています。
また、厚みのあるコーラスやボーカル効果が付加された上質感のあるポップスに、この彼らの持ち味を加えることでロックのテイストをしっかりと重ね合わせることに成功した聴き飽きない普遍的なサ ウンドと妥協を許さないミュージシャンとしてのプロフェッショナルぶりが窺える作品です。
Love Is BluePaul Mauriat
ポップで哀愁感漂う流麗なメロディーラインを特長とした曲をポール・モーリアさんがハープシコードを用いて器楽曲にアレンジしたセンチメンタルかつロマンティックな雰囲気に感化される作品です。
耳に心地よく馴染み、気持ちが落ち着くサウンドは心穏やかに過ごせそうなデジャヴなBGMです。
MORって何?聴きやすく心地よい音楽ジャンルの魅力(21〜30)
Stranger on the ShoreFrank Chacksfield

イギリスのオーケストラ・リーダー、フランク・チャックスフィールドさんによる『Beyond the Sea』収録の名演です。
1964年に発売されたこちらは、クラリネット奏者アッカー・ビルクさんの大ヒット曲をオーケストラ仕様で再構築したもの。
原曲の持つ海辺の寂しさや静けさを残しながら、豊かなストリングスとハープが織りなす暖かみのある音世界に仕上げられています。
穏やかなメロディとムード音楽らしい洗練されたアレンジが魅力で、くつろぎの時間にぴったり。
40人規模のオーケストラによる演奏は、まさにイージーリスニングの真骨頂といえるでしょう。






