母の日の雑学まとめ。起源や海外の風習も紹介
5月の第二日曜日は母の日と定められており、自身のお母さんへ感謝の気持ちを伝える日として広く知られています。
ですが、あなたはその起源や、いつ日本に入ってきた文化なのかをご存じでしょうか?
この記事では、母の日にまつわるさまざまな雑学を一挙に紹介していきますね!
母の日の歴史はもちろん、海外ではどのように祝われているのかなど、幅広い雑学を集めました。
知れば誰かに話したくなるものばかりですので、ぜひ楽しみながらご覧くださいね。
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母の日の雑学まとめ。起源や海外の風習も紹介(1〜10)
インドネシアは世界で1番母の日を迎えるのが遅い

国によって母の日の時期は変わってくるもので、日本よりも早い国もあれば、遅い時期に母の日がやってくる国もあり得ます。
そんな世界で最も遅い時期に母の日がやってくるというインドネシアで、どのようなお祝いがされているのかを知るのはいかがでしょうか。
気になる日付は12月の22日というクリスマスの直前で、1928年にインドネシア女性評議会が開催されたことがきっかけと言われています。
おくりものよりも感謝を言葉で伝えるのが一般的で、ものがないからこそ、思いがまっすぐに届けられるのではないでしょうか。
ネパールは母の日ではなく「母の顔を見る日」

お母さんへの感謝の気持ちを伝えるのが母の日ですが、国によってもその感謝の伝え方は変わってきますよね。
そんな日本の母の日とどのような違いがあるのか、ネパールでのお祝いの方法から感じてみるのはいかがでしょうか。
ネパールでは4月末から5月上旬のいずれかの1日を「母の顔を見る日」としてお祝い、母親に直接プレゼントをわたして感謝を伝えます。
直接というところがポイントで、顔を見てのお祝いだからこそ、感謝もしっかりと伝わるような印象ですよね。
アメリカでの母の日の起源は1908年におこなわれたある女性の追悼式

アメリカでの母の日の起源を知っていますか?
母の日というとハッピーなイメージがありますが、当初は違ったんです。
1907年5月10日、アンナ・ジャービスさんが、彼女の母であり政治活動に従事していたアン・ジャービスさんの追悼式でカーネーションを献花しました。
ここから徐々に「母に感謝を伝える日」として認知されていったそうです。
だから母の日にはカーネーションを贈るんですね。
ちなみに「母の日」と呼ばれ始めたのは1950年頃だそうです。
カーネーションではなく、スイセンや菊の花を贈る国もある

日本では、母の日に送る花としてカーネーションが定着していますよね。
しかし、他の国では異なる花を送っているんですよ。
例えばオーストラリアでは、菊の花が定着しています。
これは菊の花の英名「クリサンセマム」に「マム」が入っているからです。
また、タイでは美しい色合いのジャスミンを贈るのが一般的とされています。
込めているメッセージは同じなのに、国ごとに贈る花は違うっておもしろいですね。
ちなみにアメリカと韓国は、日本と同じくカーネーションを贈ります。
タイではシリキット王妃の誕生日が母の日とされている

日本の母の日は5月の第二日曜日ですが、タイでは8月12日に固定されています。
その理由は、タイのシリキット王妃の誕生日がその日だからです。
王妃は国民すべての母という考え方からそうなっているようですね。
また日本ではカーネーションを贈るのが定番ですが、タイではお母さんの足を洗うそうです。
タライに張った水で足を洗って、日頃の感謝を伝えるのだそうですよ。
ちなみに同じ考え方から、タイの父の日は国王のお誕生日です。