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母の日の雑学まとめ。起源や海外の風習も紹介

5月の第二日曜日は母の日と定められており、自身のお母さんへ感謝の気持ちを伝える日として広く知られています。

ですが、あなたはその起源や、いつ日本に入ってきた文化なのかをご存じでしょうか?

この記事では、母の日にまつわるさまざまな雑学を一挙に紹介していきますね!

母の日の歴史はもちろん、海外ではどのように祝われているのかなど、幅広い雑学を集めました。

知れば誰かに話したくなるものばかりですので、ぜひ楽しみながらご覧くださいね。

母の日の雑学まとめ。起源や海外の風習も紹介(1〜10)

アメリカでの母の日の起源は1908年におこなわれたある女性の追悼式

アメリカでの母の日の起源は1908年におこなわれたある女性の追悼式

アメリカでの母の日の起源を知っていますか?

母の日というとハッピーなイメージがありますが、当初は違ったんです。

1907年5月10日、アンナ・ジャービスさんが、彼女の母であり政治活動に従事していたアン・ジャービスさんの追悼式でカーネーションを献花しました。

ここから徐々に「母に感謝を伝える日」として認知されていったそうです。

だから母の日にはカーネーションを贈るんですね。

ちなみに「母の日」と呼ばれ始めたのは1950年頃だそうです。

カーネーションではなく、スイセンや菊の花を贈る国もある

カーネーションではなく、スイセンや菊の花を贈る国もある

日本では、母の日に送る花としてカーネーションが定着していますよね。

しかし、他の国では異なる花を送っているんですよ。

例えばオーストラリアでは、菊の花が定着しています。

これは菊の花の英名「クリサンセマム」に「マム」が入っているからです。

また、タイでは美しい色合いのジャスミンを贈るのが一般的とされています。

込めているメッセージは同じなのに、国ごとに贈る花は違うっておもしろいですね。

ちなみにアメリカと韓国は、日本と同じくカーネーションを贈ります。

タイではシリキット王妃の誕生日が母の日とされている

タイではシリキット王妃の誕生日が母の日とされている

日本の母の日は5月の第二日曜日ですが、タイでは8月12日に固定されています。

その理由は、タイのシリキット王妃の誕生日がその日だからです。

王妃は国民すべての母という考え方からそうなっているようですね。

また日本ではカーネーションを贈るのが定番ですが、タイではお母さんの足を洗うそうです。

タライに張った水で足を洗って、日頃の感謝を伝えるのだそうですよ。

ちなみに同じ考え方から、タイの父の日は国王のお誕生日です。

母の日の雑学まとめ。起源や海外の風習も紹介(11〜20)

日本ではかつて母の日は3月に定められていた

日本ではかつて母の日は3月に定められていた

母の日といえば5月の第2日曜日ですよね。

ですが、以前は異なる日付が母の日に認定されていたんですよ。

そもそも、日本に母の日が誕生したのは1931年のことでした。

この時、昭和天皇の皇后様の誕生日である3月6日を母の日にすると定められたのですが、あまり国民には浸透しなかったそうです。

その後、1937年に開催されたお菓子メーカー主催のイベントがきっかけとなり、現在の日付が母の日として定着したそうです。

紆余曲折あったんですね。

日本で母の日が広く普及したことには森永製菓が関わっている

日本で母の日が広く普及したことには森永製菓が関わっている

母の日がどうやって日本人に定着したか知っていますか?

1937年、お菓子メーカーである森永製菓は「森永母の日大会」というイベントを開催しました。

これがきっかけで母の日が定着するとともに、5月の第2日曜日が母の日と認められるようになりました。

ちなみにイベントは東京豊島園で開催され、20万人以上が訪れたとされています。

イベントの中では母への感謝を伝える歌を募集するなどの催しが行われたそうですよ。

このイベントは1940年まで開催されていました。

赤色と白色のカーネーションにはそれぞれ意味がある

赤色と白色のカーネーションにはそれぞれ意味がある

母の日にカーネーションを贈るというのは、広く知られていますよね。

しかし、贈るカーネーションの色によって意味合いが異なるのは、あまり知られていません。

贈るカーネーションには白と赤の2種類があり、母が存命の場合は赤、亡くなっている場合は白を贈るそうです。

ちなみに母の日の起源となったアンナ・ジャービスさんによる献花は、すでに亡くなっている母に向けたものだったため白色でした。

とはいえ、現代ではあまり意識されていないので、気にしすぎる必要もないと思われます。

5月の第二日曜日が一般的だが、そうでない国もある

5月の第二日曜日が一般的だが、そうでない国もある

日本の母の日は5月の第2日曜日です。

では、他の国ではどうなんでしょうか?

アメリカ、カナダ、イタリア、オーストラリアなどは日本と同じ5月の第2日曜日です。

その一方、イギリスはイースターの2つ前の日曜日を母の日としています。

また、エジプトやアラブ首長国連邦では、3月21日を母の日としています。

国によって異なるのがわかったと同時に、母への感謝は万国共通なのだと感じられますね。

ちなみにルーマニアには母の日がありませんが、女性にプレゼントを贈る日があります。