5月の第二日曜日は母の日と定められており、自身のお母さんへ感謝の気持ちを伝える日として広く知られています。
ですが、あなたはその起源や、いつ日本に入ってきた文化なのかをご存じでしょうか?
この記事では、母の日にまつわるさまざまな雑学を一挙に紹介していきますね!
母の日の歴史はもちろん、海外ではどのように祝われているのかなど、幅広い雑学を集めました。
知れば誰かに話したくなるものばかりですので、ぜひ楽しみながらご覧くださいね。
- 学校では習わない!歴史に関する雑学&豆知識を一挙紹介
- 【一般向け】6月に関する雑学&豆知識
- 母の日にオススメの手作りプレゼントのアイデア
- 【小学生向け】母の日に関するなるほどなクイズ
- 意外に知らないことも多い?5月に関する雑学を知れるクイズ!
- 1人でも、みんなでも暇をつぶせる楽しいクイズ
- 知ればもっと5月が好きになる?小学生に知ってほしい5月の雑学
- 【一般向け】食べ物に関する雑学&豆知識まとめ
- 英語がもっと楽しくなる!英語に関する雑学&豆知識まとめ
- 母の日に贈りたい!手作りメッセージカードのアイデア
- 【面白い】雑学クイズの問題まとめ
- 【暇つぶし】思わず誰かに教えたくなる雑学クイズ特集
- 【スピーチにも】朝礼にオススメの雑学・豆知識クイズ
母の日の雑学まとめ。起源や海外の風習も紹介(1〜10)
ハンガリーは母の日ではなく「女性の日」
日本における母の日はお母さんに感謝を伝える日ですが、国によってはその名称や意味が異なる場合もあります。
そんな日本とは違う、母の日に近いお祝いの中でも、ハンガリーのお祝いに注目して見ていきましょう。
ハンガリーでは5月の第1日曜日が「女性の日」とされており、お母さんだけでなくすべての女性にライラックの花をはじめとしたプレゼントを届けるお祝いの日です。
年齢や立場も関係なく感謝を届けるという点で、幸せがより大きくなっているような印象ですね。
ノルウェーは世界で1番母の日を迎えるのが早い
日本の母の日は5月の第2日曜ですが、国によってはこれとは違う時期に母の日のお祝いが行われている場合もあります。
そんな時期が違う母の日の中でも、世界で母の日が最初にやってくるノルウェーの文化に注目してみるのはいかがでしょうか。
ノルウェーの母の日は2月の第2日曜で、日本でのカーネーションのような、特定の花をプレゼントする文化ではないそうです。
それぞれが考えるプレゼントで感謝を伝えるという点からも、それぞれの思いの強さが感じられますね。
父の日は母の日をきっかけに生まれた
母の日の対になるように、6月の第3日曜日は父の日とされていますが、母の日と比べると盛り上がりが小さいようにみえますよね。
そんな父の日がどのように生まれたのか、母の人とどのような関係なのかを知れば、興味が持てるのではないでしょうか。
早くに亡くなった母に代わって男手ひとつで子供たちを育て上げた父親、その父を母の日のようにたたえたいという思いを教会に嘆願したという、アメリカでのエピソードが父の日のはじまりだといわれています。
母の日のついでではなく、育ててくれた父親への感謝から生まれたと知れば、お父さんも安心して父の日をむかええられるのではないでしょうか。
母の日の発祥の国はアメリカ
日本でも定着して世界中に広がっている母の日は、時期ややり方が違ったとしても世界で共通の行事だという印象ですよね。
そんな世界中で親しまれている母の日は、アメリカで生まれて広がっていった文化だといわれています。
1907年にアンナ・ジャービスさんが亡くなった母の追悼会を開催、生前に好きだった白いカーネーションを参列者に配ったというできごとが母の日のはじまりです。
ここから当時のウィルソン大統領が、5月の第2日曜日を母の日として定め、国民の休日に制定、徐々に世界に広がっていきました。
5月5日の「こどもの日」も母に感謝する日である
母親に感謝を伝える日といえば母の日だけだと思いがちですが、実はこどもの日も母親への感謝を伝える記念日です。
国民の祝日に関する法律によると、こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と書かれています。
このことからもこどもの日は、子どもの健やかな成長を願うとともに、産んだ母親にも感謝する日だということが見えますよね。
自分が子供として健康に生きられているのは誰のおかげなのかなど、愛情を考えるきっかけにもなりそうですね。
インドネシアは世界で1番母の日を迎えるのが遅い
国によって母の日の時期は変わってくるもので、日本よりも早い国もあれば、遅い時期に母の日がやってくる国もあり得ます。
そんな世界で最も遅い時期に母の日がやってくるというインドネシアで、どのようなお祝いがされているのかを知るのはいかがでしょうか。
気になる日付は12月の22日というクリスマスの直前で、1928年にインドネシア女性評議会が開催されたことがきっかけと言われています。
おくりものよりも感謝を言葉で伝えるのが一般的で、ものがないからこそ、思いがまっすぐに届けられるのではないでしょうか。
日本で母の日が広く普及したことには森永製菓が関わっている
母の日がどうやって日本人に定着したか知っていますか?
1937年、お菓子メーカーである森永製菓は「森永母の日大会」というイベントを開催しました。
これがきっかけで母の日が定着するとともに、5月の第2日曜日が母の日と認められるようになりました。
ちなみにイベントは東京豊島園で開催され、20万人以上が訪れたとされています。
イベントの中では母への感謝を伝える歌を募集するなどの催しが行われたそうですよ。
このイベントは1940年まで開催されていました。







