ドロドロな気持ちを歌った恋愛ソング
恋愛ソングにも片思いや両思い、そして失恋ソングなどテーマはたくさんあります。
この記事ではその中でもちょっと変わった?ドロドロとした気持ちを歌った恋愛ソング、ラブソングをご紹介していきます。
忘れられない相手への感情やだまされていると知りながらも嫌いになれない相手への気持ち、愛が憎悪へと変わってしまったゆがんだ愛情などさまざまなシーンを描いた「ドロドロソング」。
相手に不信感を持っている方、諦めがつかずない気持ちを引きずっている方にぜひ聴いてほしい珠玉のドロドロソングです!
ドロドロな気持ちを歌った恋愛ソング(11〜20)
メンヘラミオヤマザキ

2015年に発売されたミオヤマザキのアルバム『大人がダメって言ったやつ』に収録されているナンバー。
強すぎる愛情を持てあまし、「常軌を逸した自分をわかってほしい」という願望を抱く女性のつらさ、それを愛する人に許容してほしいと願う気持ちがぎっしり詰め込まれています。
ハードロックなサウンド、シャウトに近いボーカルと、じっくり浸って感情を解放するにはぴったり。
心が波立つような恋愛をしている人なら、多かれ少なかれ共感できる部分がありそうなドロドロソングですよ。
クズ男とバカ女堂村璃羽

切ない関係におぼれる男女の心情を鋭く描き出し、痛烈な社会的メッセージを投げかける作品。
堂村璃羽さんの独特の目線と表現力で、無責任な男性と献身的な女性の関係性をしんらつに語ります。
男性の自己中心的な行動や女性の寂しさを見事に表現し、現代社会のゆがんだ恋愛観を浮き彫りにしている本作は、アルバム『不定期日記』の中の1曲として2024年4月にリリースされました。
複雑な感情のなかで深い共感を呼ぶ、恋愛に悩むすべての人に向けた作品といえるでしょう。
Loveit?biz×ZERA

愛と狂気が織りなす衝撃的なサウンドで、bizさんとZERAさんが現代の闇を描き出した楽曲。
男性への狂おしいほどの独占欲に駆られた女性の心情が、不穏な空気感とともにつづられています。
妖艶なビートと歌声が溶け合い、愛と憎しみが混ざり合った感情の渦に引き込まれていく、どこか病んだ美しさを感じさせる作品です。
2023年4月に公開されたミュージックビデオは高品質なアニメーションで、その世界観をさらに深く表現。
相手を強く求めすぎて苦しくなったとき、自分の中にある危うい感情と向き合いたくなったとき、本作は心の闇に寄り添ってくれるでしょう。
僕の天使マリスピッツ

ストレートすぎるくらいの表現が、狂気を匂わせるほどに胸に迫るラブソング。
『僕の天使マリ』はスピッツの3枚目のアルバム『惑星のかけら』に収録されている楽曲で、アップテンポのカントリー調サウンドにのせて、愛する人に向けた気持ちを高らかに歌い上げています。
甘美でつかみどころのない存在の彼女に、盲目ともいえるほど夢中になっている主人公。
そんな主人公に、片思いの切なさと執着心が交錯する自分の気持ちを投影して、じっくりその世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
愛猫biz×ZERA feat LOLUET

切なさと危うさが同居する愛の形を表現した楽曲で、biz×ZERAさんとLOLUETさんのコラボレーション作品です。
可愛らしいポップな歌詞の奥にひそむ、所有したい願望や束縛への欲求が、無条件の愛を求める心情と交錯する様子が印象的です。
2023年10月に配信された本作は、アルバム『愛狂』にも収録され、幅広い支持を集めています。
透明感のある歌声と洗練されたサウンドのなかに、共依存的な愛の危うさを感じる、失恋の痛手や相手への執着で悩む方の心に響く1曲です。
毒占欲DECO*27

歪んだ愛情の形を描いた衝撃作。
狂おしいほどの執着心と独占欲を、エレクトロニックなサウンドと初音ミクの透明感のある歌声で表現しています。
目を離したくないほど大切な存在を失うまいとする過剰な愛情が、時として相手を苦しめてしまう葛藤を、DECO*27さんならではの巧みな言葉選びで紡ぎ出しています。
2014年3月にリリースされたアルバム『Conti New』に収録された本作は、恋する気持ちが暴走してしまいそうな時や、大切な存在への執着心に苦しんでいる時に、自分の感情と向き合うきっかけを与えてくれるかもしれません。
ドロドロな気持ちを歌った恋愛ソング(21〜30)
愛は罠さとうもか

甘く切ない歌声と、愛に溺れる女性の心情を描いた歌詞が印象的です。
さとうもかさんが紡ぎ出すメロディは、ジャズやR&Bの要素を取り入れながら、聴く人の心に寄り添うように優しく響きます。
恋する気持ちが暴走してしまう、一筋の危うさをはらんだストーリーは、多くの人の共感を呼ぶことでしょう。
2025年4月にリリースされた本作は、ドラマ『夫よ、死んでくれないか』のエンディングテーマとして起用され、物語の世界観をより深めています。
失恋の痛手から立ち直れずにいる方の心も、そっと包み込んでくれることでしょう。