みなさんの中には「初めての学園祭ライブだ!」とか「ライブ自体初めてです!」なんて方も多いのではないでしょうか?
人前でステージに立つというのは、それがライブでなくてもどうしても緊張してしまうものです。
そこで、今回はドラマーに向けたライブ時の緊張をほぐす方法について書いてみたいと思います。
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緊張……しちゃダメ?
個人的には「緊張するな」って方が難しいと思うんです。
だって、初めてのステージ、初めての人前での演奏、客席には友達や家族や知らない人がいっぱいいることだって考えられます。
そんな状況ではどうやったって緊張します。
僕だっていつも緊張しています。
でも、ほんとによくないのは緊張することではなく、緊張しすぎて周りのことが見えなくなってしまうことなんです。
ドラマーは他のメンバーから頼られることが多い存在です。
曲のはじめのテンポを出すカウント、サビに行く前のフィルイン、曲中で早くなったり遅くなったりしないように気をつけるのもドラマーの責任が大きいです。
そんな楽器の人が周りのことを見えなくなって、自分のことで精一杯になったら……結果は考えるまでもなく、悲惨ですよね。
自分のことで精一杯にならないために(準備編)

本番まで、今からできる緊張しないための準備ってなんでしょう?
緊張するってことは、言いかえれば余裕がないってことでもあります。
自分のことで精一杯にならないためには、余裕を持つことが大事です。
余裕はもちろん練習で生むわけですが、ただただ叩けばいいってものじゃありません。
だって、どうやったって今の自分ではできないようなリズムパターンやフィルインなんかもあるでしょうし。
それこそ本番までにいくら練習しても間に合わないなんてことになります。
どれだけ練習してもできないような部分があるならば、諦めて簡略化しちゃいましょう。
すごく早い8ビートなんかで右手が間に合わない時、そのハイハットの8分音符、4分音符ではどうでしょう?
スネアの16分音符が間に合わないなら8分音符ではどうでしょう?
曲の中で極端に難しいパートや、できないパートを無理にやろうとしてバンドの演奏を崩壊させるよりも自分のパートを簡単にしてバンドがやりやすいならば、その方がいいと思いませんか?
今「どうしよう、これ本番でできる気がしない」と思っている方は思い切って簡略化をおすすめします。
その結果、余裕が生まれて、バンド自体の演奏もやりやすくなると思います。
試してみてください。
自分のことで精一杯にならないために(本番編)

さあ、本番当日、みんなテンションが上がっています。
空笑いも出るかもしれません。
客席はクラスメイトや、友人、家族、みんながあなたに注目しています。
ドキドキしながらステージに上がって、あなたのカウントからライブスタート!
と、その前に、メンバー全員と視線を合わせて(ここ重要)準備ができているかどうか聞いてみましょう。
緊張して、ドキドキして、興奮しているのはあなただけではありません。
あなた以外のメンバーだって同じように緊張して、自分のことで精一杯です。
チューニングとか、アンプの電源とか、セッティングとか、忘れてることもあるかもしれません。
カウントを始める前に「○○君、準備は大丈夫?」作り笑顔でもいいので笑顔で声をかけてあげてください。
これは他のメンバーだけでなく、あなた自身のためにもとっても大切です。
声をかけることで「ああ、ステージ上は自分だけじゃないんだ」って実感できます。
たとえ完全アウェーなステージでも、メンバーだけはあなたの味方です。
ライブスタート!
メンバーみんなと視線を合わせて、笑いかけて、準備いいよってなったら、さあ、スティックを振り上げて、カウントスタート!
ライブを思いっきり楽しんでくださいね!






