自分のお葬式で流す曲|お別れのときを自分らしく彩る珠玉の名曲
「自分のお葬式で流すならこの曲がいいな」と考えたことがありますか?
「大切な人の最期をこの曲で見送ってあげたい」という思いを抱いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
本記事では、自身の葬儀で流す曲や、これまで支えてきてくれた人へ感謝の思いを伝えたいときに最適な楽曲を集めました。
大ヒット曲から知られざる名曲まで幅広く選曲しましたので、お別れのときを彩る音楽をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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自分のお葬式で流す曲|お別れのときを自分らしく彩る珠玉の名曲(31〜40)
おくりびと~memory~久石譲

映画『おくりびと』を彩った珠玉のインストゥルメンタル作品。
13名の日本を代表するチェリストたちが奏でる深い音色と、叙情的なメロディが胸に迫ります。
久石譲さんが丹念に紡ぎ出した楽曲は、死者を送る納棺師という職業が持つ厳かさと温かさを、映画の主題とともに美しく表現しています。
アルバム『Songs of Hope: The Essential Joe Hisaishi Vol. 2』にも収録され、2008年9月に映画のサウンドトラックとして発表された本作は、その年の日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。
2010年には舞台版でも使用され、生演奏で観客を魅了しました。
大切な人との別れを迎えたとき、その人との思い出を心に刻みながら、静かに送り出したいときにオススメの1曲です。
いい日旅立ち山口百恵

1970年代の歌謡曲シーンにおいてもっともレコードを売り上げた歌手でありながら、人気絶頂期に引退してしまった伝説的なシンガー・山口百恵さんの24作目のシングル曲。
日本国有鉄道による旅行誘致キャンペーンのために制作された楽曲で、累計売り上げでミリオンセラーを達成している、山口百恵さん最大のヒット曲です。
哀愁を感じさせる歌詞やメロディーは、お葬式という特別な空間でより涙を誘うかもしれませんね。
残された人たちとの思い出を胸に旅立つ日を彩ってくれる、誰もが知る往年の名曲です。
言葉にできないオフコース

大切な人との別れ、愛する人との出会い、そして言葉にできないほどの感情。
オフコースが1982年2月に発表したこの珠玉のバラードは、そんな人生の機微を優しく歌い上げています。
小田和正さんの透明感のある歌声と美しいメロディが、心の奥深くに染み渡ります。
本作は、アルバム『over』に収録され、『君におくる歌』との両A面シングルとしてリリース。
1999年には生命保険会社のCMソングとして採用され、再び多くの人々の心を揺さぶりました。
誰かを思う気持ちがあふれ出すとき、大切な人への感謝を伝えたいときに、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
ここにしか咲かない花コブクロ

優しく包み込むようなメロディと心に響く歌詞で、聴く人を温かな気持ちにさせてくれるコブクロの名曲です。
人生の困難に直面しながらも、その場所にしかない大切なものを見つめ直すメッセージが込められており、静かな希望に満ちた楽曲に仕上がっています。
2005年5月に日本テレビ系ドラマ『瑠璃の島』の主題歌として、沖縄の島を舞台にした作品との出会いから生まれた本作は、豊かな自然描写と心の安らぎを表現した歌詞で、多くの人々の心をつかみました。
大切な人を見送る場面で、温かな記憶とともに故人への感謝をささげたい方にオススメの1曲です。
いつも何度でも木村弓

ライアーと呼ばれる竪琴に乗せたやわらかい歌声の弾き語りでファンの心を癒やしている大阪出身のシンガー・木村弓さんの1作目のシングル曲。
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌に起用された楽曲で、独特の音色をフィーチャーした浮遊感のあるアレンジが心地いいですよね。
今は悲しいけれどいつかはまた会えるというメッセージは、残された人の悲しみを拭い、背中を押してくれるのではないでしょうか。
故人からの願いや残された人の決意をイメージさせる、お葬式の空間を優しく包んでくれる楽曲です。
自分のお葬式で流す曲|お別れのときを自分らしく彩る珠玉の名曲(41〜50)
交響曲 第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」第4楽章より「歓喜の歌」Ludwig van Beethoven

壮大なオーケストラと合唱が織りなす不朽の名作。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが、失われた聴力と闘いながら約9年の歳月をかけて完成させました。
1824年5月の初演では、聴衆から熱狂的な拍手が送られたものの、すでに耳の聴こえないベートーヴェンには気づかず、歌手に振り向かされて初めて観客の歓声を知ったという感動的なエピソードが残されています。
日本では年末に全国各地で演奏されることでも知られる本作は、人生の別れを悲しみだけでなく、それまでの道のりへの感謝と希望を込めて送り出したい、そんな心に響く1曲です。
One more time,One more chance山崎まさよし

特徴的でエモーショナルな歌声と、あらゆる楽器を演奏するマルチプレイヤーぶりでファンを魅了し続けているシンガーソングライター・山崎まさよしさんの通算4作目のシングル曲。
自身の初主演映画である『月とキャベツ』の主題歌として起用された楽曲で、山崎まさよしさんの代表曲としても知られていますよね。
ラブソングのイメージが強いですが、歌詞からはもう会えなくなってしまった大切な人への気持ちとリンクする部分も多分に感じられるのではないでしょうか。
故人へのとめどない愛情とリンクする、哀愁を感じさせるナンバーです。
おわりに
自身のお葬式を想像するのは決して楽しいものではありません。
ですが、もしも感謝やさまざまな思いをBGMでも表現したいという思いがあるのなら、ぜひ本記事を参考に、「この曲ならありがとうの思いが伝わるな」「あの曲を流してもらえたら、自分らしい最期を迎えられるな」と少しずつ選曲を進めてみてくださいね。





