幼いころから民謡教室に通い三味線も学び、事務所にスカウト後に演歌歌手としてデビューの準備を進めていた中で、路線変更でアイドルとして正式にデビュー。
10年近いアイドル活動ではヒット曲も生まれましたが、25歳で改めて演歌歌手として再デビューを果たしたという異色の経歴を持つ長山洋子さん。
民謡仕込みの歌唱力やアイドル歌手時代に培ったポップスでも柔軟に歌いこなせる幅広いスタイル、津軽三味線澤田流の名取として三味線を弾きながら歌うというスタイルを築き上げた長山さんの楽曲はカラオケでも人気ですが、こちらの記事では比較的歌いやすい曲を演歌歌手時代にしぼって紹介しています。
最近長山さんに興味を持った、という方もこの機会にぜひごらんください。
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【演歌元年】長山洋子の歌いやすい曲まとめ【2025】(1〜10)
夜桜ブルース長山洋子

タイトル通り、ブルージーな雰囲気を感じさせつつ「昭和」をテーマとした長山洋子さんが2019年という令和の時代にリリースしたシングル曲です。
恋の終わりから再び前を向いて歩きだす主人公の心情を描いた歌詞は、山さんがこれまでにリリースしてきた楽曲のタイトルがいくつか登場している、というのも心憎いですよね。
演歌らしいこぶしやビブラートといったテクニックはもちろん登場しますが、軽快な雰囲気で覚えやすいメロディは音域の幅もやや狭め、音程の上下の落差も激しいものではないとうことで、全体的に難易度は低めですからぜひカラオケで歌ってみてほしいですね。
倖せにしてね長山洋子

第38回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した、演歌歌手としての長山さんのキャリアにおける初期名曲がこちらの『倖せにしてね』です。
1996年にリリースされ、作詞に大御所の荒木とよひささんを迎えた曲で銀座ジュエリー「耀」のイメージソングとして記憶している方も多いでしょう。
演歌というよりは歌謡曲色が強い曲で、長山さんの歌唱も演歌風のテクニックも盛り込みつつ、全体的にはナチュラルに歌い上げていることもあって、演歌初心者の方には非常に歌いやすいのではないでしょうか。
サビで登場する高音部分は音程を外しやすいポイントですから、意識して歌うといいですよ。
捨てられて長山洋子

長山洋子さんの代表曲の一つで、カラオケでも断トツの人気を誇る名曲ですね!
1995年にリリースされたこちらの『捨てられて』は、1993年以降アイドル歌手から演歌歌手へと転向した長山さんの演歌歌手としての地位を決定付けた楽曲で、長山さんによる「でもね」ポーズも当時話題を集めました。
演歌ではありますがやや歌謡曲的なテイストも感じさせるタイプの曲で、細かいこぶしやビブラートなどのテクニックは随所に登場するもののそこまで難易度が高いものではないですし、極端な高音も登場しないため全体的に歌いやすい曲と言えそうです。
長山さんの曲を初めて歌う、という初心者の方にもおすすめです!
白神山地長山洋子

2024年リリース、長山洋子さんを象徴する「津軽三味線」立ち弾き楽曲の『白神山地』は、早くも令和を代表する長山さんの楽曲の一つとして注目を集めています。
メジャー調というのも新鮮な明るくアップテンポなタイプの楽曲で、三味線のアンサンブルとロック風のギターとの絡みもかっこいいですよね。
カラオケでもすでに大人気で、ぜひ歌ってみたいと思われている方もきっと多いでしょう。
長山さんらしいこぶしをきかせた歌唱ながらもメロディ展開はトリッキーなものではないですし、演歌初心者の方にもぜひ挑戦してみてもらいたいですね。
ヨコハマ・シルエット長山洋子

1996年にリリースされたこちらの『ヨコハマ・シルエット』は、演歌ながら歌謡曲テイストもふんだんに盛り込んだ長山洋子さんのシングル曲です。
恋愛とお酒、横浜の夜……まさに演歌やムード歌謡にぴったりのテーマを、演歌歌手としてのキャリアは当時まだ3年目だった20代後半の長山さんが色っぽく歌いこなしています。
低音から裏声を使った高音まで忙しく行き来するタイプの曲で、細かい面を見れば難易度は高めではありますが、最初に述べたように歌謡曲なテイストも強いためメロディ自体は覚えやすく、日ごろ昭和歌謡に親しんでいる方であれば割と歌いやすいですよ。
サビのラスト前で息継ぎなしで歌いきる部分は、リズムも乱れやすいですから特に注意してみてください。
あの頃も 今も ~花の24年組~長山洋子

「花の24年組」という言葉を目にして、少女漫画の歴史に詳しい方であれば思わずはっとなるのでは?
竹宮惠子さんや萩尾望都さん、樹村みのりさんに大島弓子さんといった日本の漫画の歴史において重要な作家たちは「花の24年組」と呼ばれ、そういった団塊世代の少女漫画家たちのレジェンドに向けて歌った楽曲がこちらの『あの頃も 今も ~花の24年組~』なのですね。
演歌というよりは昭和歌謡風の香りも濃厚で、長山さんの歌唱も演歌的なテクニックは控えめで、ナチュラルな歌い方を意識している印象です。
演歌初心者の方には歌いやすいメロディと言えそうですし、カラオケで歌う際には三連のリズムを意識して、歌詞に込めれられたメッセージを大切にしながら心を込めて歌ってみてくださいね。
たてがみ長山洋子

1996年にリリースされたこちらの『たてがみ』は、羽生善治さんをモチーフとした楽曲で多くの賞を受賞、第48回紅白歌合戦でも披露されるなど、1990年代における長山洋子さんの代表曲の一つです。
上がり、下がりこぶしや半音での引っかけなど演歌らしいテクニックは満載ながら、ある程度演歌を歌い慣れているという方であれば十分歌いこなせるレベルですし、演歌初心者の方にとっては練習曲としてもおすすめですね。
この曲で演歌の技法を学ぶ、というのも良い選択ですよ!






