熱闘甲子園の歴代テーマソング
1981年からテレビ朝日系列で毎年夏の甲子園に合わせて放送される特別番組『熱闘甲子園』。
その日おこなわれた試合のハイライトをはじめ、甲子園の舞台に立つまでの球児たちの道のり、敗者となってしまった球児たちの涙など、高校野球の全てが詰め込まれた番組です。
そんな球児たちの熱い姿をより熱く引き立てているのが、毎年さまざまなアーティストが歌うテーマソングです。
球児たちの熱い姿とともに流れる曲に、思わず涙があふれる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな『熱闘甲子園』のテーマソングを紹介します!
あなたの心を震わせたあの試合を彩った曲も見つかるかもしれませんよ!
熱闘甲子園の歴代テーマソング(1〜10)
ココロのままにエレファントカシマシ

高校球児たちの夢と情熱を力強く後押しする、エレファントカシマシの珠玉のナンバーです。
『熱闘甲子園』のテーマソングとして、1998年9月にリリースされた本作。
宮本浩次さんの感情のこもった歌声が、球児たちの熱い思いを代弁するかのように響きます。
繰り返されるフレーズは、甲子園を目指す若者たちへの応援歌としてぴったり。
映画『愛にイナズマ』でも使用され、主人公の苦悩と奮闘を見事に表現しています。
青春時代に何かに打ち込んだ経験のある方なら、胸が熱くなる一曲ではないでしょうか。
フォトグラフ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ ホーンセクションEXILE ATSUSHI

甘い歌声とクールなルックスでファンを魅了し続けているシンガー、EXILE ATSUSHIさん。
ダイジェストドキュメンタリー番組『熱闘甲子園』のテーマソングとして起用された配信シングル曲で、東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクションメンバーとともに書き下ろされたナンバーです。
2023年6月にリリースされた本作は、夢や目標にいどむ姿をイメージさせるリリックが印象的。
結果がどうあれ、いどみ続けたことは思い出になるというメッセージは、青春時代に何か打ち込んだものがある方であれば胸に刺さるものがあるのではないでしょうか。
厚みのあるサウンドとソウルフルなメロディーが心地よい、エモーショナルな一曲です。
スフィアの羽根スキマスイッチ

熱い応援ソングとして広く知られている本作は、スキマスイッチさんの特徴的なポップロックサウンドが魅力的です。
挑戦と栄光をテーマにした力強いメロディーと歌詞は、高校野球の選手たちだけでなく、何かに打ち込む全ての人々の心に響くでしょう。
2006年8月に発売されたシングル『ガラナ』のB面曲として収録され、朝日放送の『熱闘甲子園』のテーマソングとしても起用されました。
青春時代の感動を呼び起こすような曲調は、高校野球の試合観戦や応援の際にぴったりです。
スタンドでの吹奏楽部の演奏をイメージさせる管楽器の音色も印象的で、球場の熱気を感じさせてくれますよ。
熱闘甲子園の歴代テーマソング(11〜20)
誓いBEGIN

沖縄の風を感じさせるメロディーと心に染みる歌詞が魅力のこの楽曲。
永遠の夏の扉を開いて旅立つ情景や、悲しみを越えた約束を描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
2004年8月にリリースされ、ANB系『熱闘甲子園』のエンディングテーマとして起用された本作。
BEGINの温かみのある歌声と、琉球音楽の要素を感じさせるサウンドが、高校球児たちの熱い思いを優しく包み込みます。
夏の甲子園を目指す球児たちや、人生の岐路に立つ人々の背中を押してくれる、勇気と希望に満ちた1曲です。
終わらない夏我那覇美奈

奄美出身の歌手・我那覇美奈さんが2002年7月に発表した11枚目のシングル曲は、テレビ朝日系列の番組『熱闘甲子園』のテーマソングとして使用され、多くの野球ファンや視聴者の心に響きました。
応援歌としての力強さと切なさを併せ持ったバラードで、夢を追い続ける球児たちへのエールが込められています。
夏の高校野球の季節になると聴きたくなる、青春時代の透明感とセンチメンタルな気持ちを思い出させてくれる一曲です。
夏疾風嵐

全国高等学校野球選手権大会が記念すべき100回大会を迎えた2018年に『熱闘甲子園』のテーマソングに起用されたのが、ジャニーズアイドル・嵐が歌う『夏疾風』です。
作詞・作曲はゆずの北川悠仁さんが担当し、オリコンシングルチャートでは第1位を獲得しました。
ピアノのフレーズで始まるイントロは、野球に打ち込む高校球児たちのように爽やかなんですよね。
初回限定の高校野球盤には、ブラスバンドアレンジの『夏疾風』も収録されています。
夏陰〜なつかげ〜スガシカオ

透明感のある声と繊細な歌詞で知られるシンガーソングライター、スガシカオさんの18枚目のシングル曲。
テレビ朝日系『熱闘甲子園』のエンディングテーマとして起用された楽曲で、夏の終わりを感じさせる切ない情景が印象的ですよね。
失われゆく時間の中での小さな願いが、心に響くメロディーとともに描かれています。
2005年8月にリリースされた本作は、アルバム『PARADE』にも収録されており、スガシカオさんの代表曲の一つとして親しまれているのではないでしょうか。
夏の思い出を振り返りたい時や、新たな季節への一歩を踏み出したい時におすすめの一曲です。