【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲
日本らしい情緒や和を感じられる「ヨナ抜き音階」。
ヨナ抜き音階は、4つ目と7つ目の音がない5音で成り立つ音階のことで、明治時代に西洋音楽になじむ足掛かりとして広がりました。
そんな歴史ある音階ですが、実は誰もが知っている大ヒット曲から最新J-POPまで、私たちの身近な音楽に取り入れられているんです!
この記事では、ヨナ抜き音階が効果的に使われている名曲をご紹介します。
どこか懐かしさをおぼえるあの曲、ノスタルジックな雰囲気につい浸ってしまうあの曲……その秘密は、もしかしたら音階にあるのかも!?
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【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲(31〜40)
地球儀米津玄師

スタジオジブリの宮﨑駿監督による映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされた、米津玄師さんの楽曲。
制作に約4年の歳月を費やし、2023年7月にCDシングルとして発売されました。
宮﨑監督への敬愛と自身の人生観を重ね合わせた本作は、ピアノやストリングスを中心とした穏やかなサウンドのなかで、ヨナ抜き音階を取り入れた素朴なメロディが懐かしさと切なさを際立たせています。
喪失を抱えながらもがれきを越えて進む姿を描いた歌詞と、日本的な情緒を感じさせる旋律がマッチし、聴く人の原風景に触れるような感動を与えてくれる名曲です。
Hate tell a lie華原朋美

1990年代のJ-POPシーンを象徴する歌姫、華原朋美さんの6作目のシングル曲。
カネボウ化粧品『Bronzelove』のCMソングに起用され、ご本人が出演した映像とともに大ヒットを記録しました。
小室哲哉さんプロデュースによる疾走感あふれるデジタルなサウンドと伸びやかな歌声が印象的ですが、サビのメロディにヨナ抜き音階が取り入れられている点にも注目です。
都会的で洗練された雰囲気のなかにもどこか懐かしさを感じるのは、日本人の琴線に触れるこの音階の影響かもしれませんよね。
keep yourself alive華原朋美

1995年9月にデビューシングルとして発売された、華原朋美さんの記念すべき1作目となる楽曲。
小室哲哉さんがプロデュースを手がけ、『日本オラクル』のCMソングにも起用されたナンバーです。
ダンサブルなビートとシンセサイザーが響く都会的なサウンドでありながら、サビなどで使われているヨナ抜き音階のメロディが、日本人の琴線に触れる独特の懐かしさを演出しています。
先進的なトラックに和を感じる旋律を乗せることで、デビュー当時の華原朋美さんのはかなげな歌声がより際立ち、聴く人の心に強く残るナンバーに仕上がっていますね。
しゃぼん玉長渕剛

自身が主演を務めた同名のテレビドラマの主題歌として制作され、ミリオンセラーを記録した長渕剛さんの24作目のシングル曲。
1991年10月に発売された本作は、名盤『JAPAN』にも収録されています。
都会の片隅で傷つきながらも懸命に生きる姿を描いた、骨太なフォークロック調のサウンドが特徴ですよね。
特筆すべきは、楽曲全体を貫くヨナ抜き音階のメロディ。
アコースティックギターの音色とロックサウンドのなかに日本的な五音音階が組み込まれることで、強烈な哀愁と懐かしさが生まれています。
弱さを抱えながらも夢をあきらめない強い意志が、日本人の琴線に触れるヨナ抜きの響きによって、より切実に心に響きます。
笑顔いきものがかり

いきものがかりの楽曲もやはり使われていますよね、ヨナ抜き音源。
彼女らの楽曲は素晴らしい感きわまるバラードから、楽しく盛り上がれるパーティーチューンまでたくさんありますが、こちら、2013年7月のリリースの『笑顔』はなんだかホッとするような優しいポップソングです。
やはりこのような優しい曲もヨナ抜き音階の特徴ですよね。
映画版のポケットモンスターの主題歌おいうこともあり、家族で楽しめる1曲ではないでしょうか。
Don’t Look Back In AngerOasis

ヨナ抜き音階は、基本の音から4つ目と7つ目を抜いた音ということで5つの音から構成されています。
「ヨナ抜き」とは日本語の言い方ですが、海外では「ペンタトニックスケール」と言われます。
こちらの楽曲OASISの『Don\’t Look Back In Anger』はイギリスを代表するUKロックの超名曲ですが、この曲もこの音階が使われているのです!
しかしながら日本の演歌みたいにならないのは、エイトビートのリズムや英語の歌詞の語感、ロックサウンドなどなどのおかげです。
やはり親しみやすいメロディーの名曲の裏には、ヨナ抜き音階がありますね。
木綿のハンカチーフ太田裕美

太田裕美さんの1975年リリースの代表曲『木綿のハンカチーフ』、作曲は筒美京平さん、作詞は松本隆さんという最高のタッグで作られました。
その歌い出しからもう最高にさわやかな、日本のポップソングの中でもとりわけピュアでグッドミュージックな1曲だと思います。
この風通しの良いメロディもヨナ抜き音階で、やはり一度聴いてすぐに歌えるようになるような、キャッチーで親しみやすいメロディを実現させています。
何回聴いても一緒に歌いたくなる、そんな楽曲ですね。
夏祭りWhiteberry

ガールズバンドWhiteberryによるJITTERIN’JINNのカバー曲『夏祭り』。
この曲こそ、まさにヨナ抜き音階の出番だ!という感じがしますよね。
演歌や民謡に使われた懐かしい日本風の音階であるヨナ抜き音階。
この音階のもつ雰囲気をうまく使った楽曲ではないでしょうか。
和太鼓のリズムに合わせた昔ながらの夏祭りの盛り上がりを、ヨナ抜き音階を用いた和風のメロディにして表現した素晴らしいロックチューンです。
バクチ・ダンサーDOES

ロックバンドDOESを聴いたことがある方は感じたことがあるであろう、「なんとなく和風っぽい」テイスト。
これはヨナ抜き音階や、沖縄風の音階であるニロ抜き音階を使っているためなのです。
この音階をかなり多くの曲で使い、しかもヒットさせているのが彼らのすごいところです。
この覚えやすく親しみやすいという特徴のヨナ抜き音階、そしてパワフルでシンプルな演奏、この2つを掛け合わせたものがDOESのアイデンティティと言えるでしょう。
他の曲もぜひ聴いてみてください!
赤い靴のバレリーナ松田聖子

1983年リリースの松田聖子さんの楽曲『赤い靴のバレリーナ』。
他の名曲たちと比べると少し知名度の低い楽曲かもしれません。
しかしながら名曲たちにも引けを取らない楽曲の情緒と暖かいメロディはとても素晴らしく、優しい気持ちにさせてくれます。
等身大の女の子目線で描かれた歌詞が魅力で、昭和の名曲ではありますが、今の女の子たちにも聴いてほしい1曲です。
そして何と言ってもヨナ抜き音階の楽曲ですので、懐かしくホッとした聴きごたえも味わえると思います!


