【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲
日本らしい情緒や和を感じられる「ヨナ抜き音階」。
ヨナ抜き音階は、4つ目と7つ目の音がない5音で成り立つ音階のことで、明治時代に西洋音楽になじむ足掛かりとして広がりました。
そんな歴史ある音階ですが、実は誰もが知っている大ヒット曲から最新J-POPまで、私たちの身近な音楽に取り入れられているんです!
この記事では、ヨナ抜き音階が効果的に使われている名曲をご紹介します。
どこか懐かしさをおぼえるあの曲、ノスタルジックな雰囲気につい浸ってしまうあの曲……その秘密は、もしかしたら音階にあるのかも!?
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【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲(21〜30)
夜桜お七坂本冬美

演歌界をけん引し続ける坂本冬美さんの代表的なシングル曲。
1994年9月に発売され、同年の日本レコード大賞で作曲賞を受賞しました。
NHK紅白歌合戦でもたびたび披露されており、桜と炎をモチーフにした情熱的な歌詞と、アップテンポな16ビートに乗せたヨナ抜き音階のメロディで強烈なインパクトを残しています。
演歌というジャンルを超えて広く愛され続ける理由は、和の旋律と現代的なリズムが見事に調和した、このヨナ抜き音階の効果的な使い所にあると言えるのではないでしょうか。
寄り酔い和ぬか

TikTokやYouTubeといったSNS上に突如現れ、またたく間に人気を獲得した現役大学生シンガーソングライター・和ぬかさんの楽曲。
シャッフルビートとヨナ抜き音階を取り入れた独特な旋律と空気感がクセになる楽曲で、聴いていると思わず体を揺らしたくなるナンバーです。
セクシーな歌詞と和を感じるヨナ抜き音階のメロディーにより情景が目に浮かぶ、世界観に引き込まれる楽曲ですよね。
どこか民謡のような響きも心地いい、日本人であれば耳に残ってしまうナンバーです。
昴谷村新司

ニューミュージックバンド、アリスの谷村新司さんがソロで1980年に発表した楽曲『昴』。
ヨナ抜き音階の曲はたくさんあり、さまざまな側面をみさせてくれますが、この曲は特に「懐かしい」印象を受ける楽曲ではないでしょうか。
昭和時代の真っただ中にリリースされ、大ヒットとなった昭和を代表するナンバー、この曲を聴くとあの時代を思い出すという方も多いと思います。
時代のもつ情緒を見事に表現し、高らかに歌い上げた名曲です。
怪物YOASOBI

国内外で絶大な支持を集める音楽ユニットYOASOBIが2021年1月に配信リリースした楽曲。
TVアニメ『BEASTARS』第2期のオープニングテーマに起用された楽曲で、本能と理性のはざまで揺れる葛藤を描いた歌詞と、疾走感あふれるダークなサウンドが印象的なナンバーです。
攻撃的なビートのなかで、ヨナ抜き音階を取り入れたメロディが日本人の耳になじむキャッチーさを生み出しています。
現代的なサウンドと伝統的な音階感覚が融合することで、アニメの世界観をより深く表現した、YOASOBIの新たな代表曲と言えるのではないでしょうか。
地球儀米津玄師

スタジオジブリの宮﨑駿監督による映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされた、米津玄師さんの楽曲。
制作に約4年の歳月を費やし、2023年7月にCDシングルとして発売されました。
宮﨑監督への敬愛と自身の人生観を重ね合わせた本作は、ピアノやストリングスを中心とした穏やかなサウンドのなかで、ヨナ抜き音階を取り入れた素朴なメロディが懐かしさと切なさを際立たせています。
喪失を抱えながらもがれきを越えて進む姿を描いた歌詞と、日本的な情緒を感じさせる旋律がマッチし、聴く人の原風景に触れるような感動を与えてくれる名曲です。
しゃぼん玉長渕剛

自身が主演を務めた同名のテレビドラマの主題歌として制作され、ミリオンセラーを記録した長渕剛さんの24作目のシングル曲。
1991年10月に発売された本作は、名盤『JAPAN』にも収録されています。
都会の片隅で傷つきながらも懸命に生きる姿を描いた、骨太なフォークロック調のサウンドが特徴ですよね。
特筆すべきは、楽曲全体を貫くヨナ抜き音階のメロディ。
アコースティックギターの音色とロックサウンドのなかに日本的な五音音階が組み込まれることで、強烈な哀愁と懐かしさが生まれています。
弱さを抱えながらも夢をあきらめない強い意志が、日本人の琴線に触れるヨナ抜きの響きによって、より切実に心に響きます。
Don’t Look Back In AngerOasis

ヨナ抜き音階は、基本の音から4つ目と7つ目を抜いた音ということで5つの音から構成されています。
「ヨナ抜き」とは日本語の言い方ですが、海外では「ペンタトニックスケール」と言われます。
こちらの楽曲OASISの『Don\’t Look Back In Anger』はイギリスを代表するUKロックの超名曲ですが、この曲もこの音階が使われているのです!
しかしながら日本の演歌みたいにならないのは、エイトビートのリズムや英語の歌詞の語感、ロックサウンドなどなどのおかげです。
やはり親しみやすいメロディーの名曲の裏には、ヨナ抜き音階がありますね。


