【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲
日本らしい情緒や和を感じられる「ヨナ抜き音階」が使われた楽曲。
そんな名曲が身近にたくさんあります!
誰もが知っている大ヒット曲はもちろん、時代を経ても歌い継がれる不朽の名曲など。
ヨナ抜き音階は、4つ目と7つ目の音がない5音で成り立つ音階のことで、明治時代の教育者である伊沢修二氏が推奨し、西洋音楽になじむ足掛かりとして広がりました。
童謡や演歌から、現代のJ-POPでもよく使用されているんですよね。
どこか懐かしいあの感覚やノスタルジックな感じに癒される人も多いのではないでしょうか?
ここではそんなヨナ抜き音階の名曲を、新しい楽曲も取り入れながら厳選して紹介します!
ヨナ抜き音階の沼にハマっていきましょ~!
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【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲(11〜20)
言葉はさんかく こころは四角くるり

ロックバンドくるりのなんだかホッとするような優しいメロディが印象的な楽曲『言葉はさんかく こころは四角』。
2007年にリリースしたアルバム収録の名曲で、くるりファンからも評価の高い1曲です。
そしてこの曲もヨナ抜き音階が使われています。
くるりの楽曲は特殊な音階やチューニングの曲がたくさん使われていますが、この曲もまた岸田繁さんの手腕が発揮された見事なナンバーです。
くるりのかもし出す、風土感や情緒の感じられる血の通った1曲です。
島唄THE BOOM

THE BOOMの楽曲『島唄』は沖縄の音楽を象徴する独特なメロディラインが特徴的ですよね。
実はこちらの楽曲はヨナ抜き音階に似た「ニロ抜き音階」で作られているのです。
「ヨナ」はドレミファソラシドの4つ目と7つ目である、「ファ」と「シ」に対して、「ニロ」は2つ目と6つ目、「レ」と「ラ」が抜かれています。
それによって沖縄の伝統的な音階となり、沖縄らしさが表現されているのです。
とても珍しい音階ですが、沖縄音楽が好きな方はここに着目して音楽を聴いてみるのも面白いポイントだと思いますよ!
恋するフォーチュンクッキーAKB48

AKB48の大ヒットシングル『恋するフォーチュンクッキー』。
たくさんの人がこの楽曲のダンスを踊って、非常に盛り上がった楽曲です。
かなりポップでなじみやすい楽曲として人気ですが、この曲もヨナ抜き音階の楽曲として知られています。
そしてサビのコード進行は「カノン進行」と呼ばれる穏やかで心地の良いコード進行が使われており、何気ない顔をしてJ-POPのヒットソングのツボを突きまくったキラーチューンなのです。
夏祭りWhiteberry

ガールズバンドWhiteberryによるJITTERIN’JINNのカバー曲『夏祭り』。
この曲こそ、まさにヨナ抜き音階の出番だ!という感じがしますよね。
演歌や民謡に使われた懐かしい日本風の音階であるヨナ抜き音階。
この音階のもつ雰囲気をうまく使った楽曲ではないでしょうか。
和太鼓のリズムに合わせた昔ながらの夏祭りの盛り上がりを、ヨナ抜き音階を用いた和風のメロディにして表現した素晴らしいロックチューンです。
When I Was Your ManBruno Mars

ブルーノ・マーズの名曲『When I Was Your Man』、私も驚いたのですが、この切ない響きの楽曲もなんとヨナ抜き音階なのです。
ピアノの弾き語りでブルーノ・マーズがエモーショナルに歌い上げる楽曲ですが、この曲のゆったりとしたテンポに合わせた親しみやすいメロディこそ、まさにヨナ抜き音階の特徴ですよね。
海外の楽曲にも多分に使用されているヨナ抜き音階、調べてみたらこの曲のように、驚きの発見もたくさんあると思いますよ!
上を向いて歩こう坂本九

やはりヨナ抜き音階の楽曲を聴いて日本人の私たちが感じるのは、「なんだか懐かしい」というところではないでしょうか。
それもそのはず、民謡や唱歌など、日本の昔ながらの楽曲はヨナ抜き音階が多いのです。
そして、日本を代表するこちらの楽曲、坂本九さんの『上を向いて歩こう』もヨナ抜き音階の楽曲に当てはまります。
この曲を聴いて感じる昭和感、そしてノスタルジックな雰囲気はこのヨナ抜き音階が使われているからこそなのです。
最も代表的なヨナ抜き音階の曲と言えるのではないでしょうか。
【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲(21〜30)
Don’t Look Back In AngerOasis

ヨナ抜き音階は、基本の音から4つ目と7つ目を抜いた音ということで5つの音から構成されています。
「ヨナ抜き」とは日本語の言い方ですが、海外では「ペンタトニックスケール」と言われます。
こちらの楽曲OASISの『Don\’t Look Back In Anger』はイギリスを代表するUKロックの超名曲ですが、この曲もこの音階が使われているのです!
しかしながら日本の演歌みたいにならないのは、エイトビートのリズムや英語の歌詞の語感、ロックサウンドなどなどのおかげです。
やはり親しみやすいメロディーの名曲の裏には、ヨナ抜き音階がありますね。