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【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲

日本らしい情緒や和を感じられる「ヨナ抜き音階」。

ヨナ抜き音階は、4つ目と7つ目の音がない5音で成り立つ音階のことで、明治時代に西洋音楽になじむ足掛かりとして広がりました。

そんな歴史ある音階ですが、実は誰もが知っている大ヒット曲から最新J-POPまで、私たちの身近な音楽に取り入れられているんです!

この記事では、ヨナ抜き音階が効果的に使われている名曲をご紹介します。

どこか懐かしさをおぼえるあの曲、ノスタルジックな雰囲気につい浸ってしまうあの曲……その秘密は、もしかしたら音階にあるのかも!?

【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲(21〜30)

桜色舞うころNEW!中島美嘉

中島美嘉 『桜色舞うころ』 MUSIC VIDEO
桜色舞うころNEW!中島美嘉

中島美嘉さんの14作目のシングル曲。

シンガーソングライターの川江美奈子さんが彼女の声に着想を得て、わずか1日で書き上げたというエピソードを持つ楽曲で、四季の移ろいと恋人たちの心象風景を描いた歌詞が印象的なナンバーです。

2005年2月に発売され、アルバム『MUSIC』にも収録されています。

ピアノとストリングスに乗せたヨナ抜き音階のメロディが、桜が舞う春の情景と切なさを美しく表現していますよね。

和の旋律が持つ懐かしさが別れの季節の感傷を優しく包み込む、日本の春を象徴する名バラードです。

しゃぼん玉NEW!長渕剛

自身が主演を務めた同名のテレビドラマの主題歌として制作され、ミリオンセラーを記録した長渕剛さんの24作目のシングル曲。

1991年10月に発売された本作は、名盤『JAPAN』にも収録されています。

都会の片隅で傷つきながらも懸命に生きる姿を描いた、骨太なフォークロック調のサウンドが特徴ですよね。

特筆すべきは、楽曲全体を貫くヨナ抜き音階のメロディ。

アコースティックギターの音色とロックサウンドのなかに日本的な五音音階が組み込まれることで、強烈な哀愁と懐かしさが生まれています。

弱さを抱えながらも夢をあきらめない強い意志が、日本人の琴線に触れるヨナ抜きの響きによって、より切実に心に響きます。

怪物NEW!YOASOBI

YOASOBI「怪物」Official Music Video (YOASOBI – Monster)
怪物NEW!YOASOBI

国内外で絶大な支持を集める音楽ユニットYOASOBIが2021年1月に配信リリースした楽曲。

TVアニメ『BEASTARS』第2期のオープニングテーマに起用された楽曲で、本能と理性のはざまで揺れる葛藤を描いた歌詞と、疾走感あふれるダークなサウンドが印象的なナンバーです。

攻撃的なビートのなかで、ヨナ抜き音階を取り入れたメロディが日本人の耳になじむキャッチーさを生み出しています。

現代的なサウンドと伝統的な音階感覚が融合することで、アニメの世界観をより深く表現した、YOASOBIの新たな代表曲と言えるのではないでしょうか。

FlowNEW!Perfume

[Official Music Video] Perfume 「Flow」
FlowNEW!Perfume

テクノポップを軸に世界で活躍するPerfumeの楽曲。

中田ヤスタカさんが作詞作曲を手がけた、空に浮かぶ雲のような自由さを描いたナンバーです。

フューチャーベースのサウンドとサビで顔を出すヨナ抜き音階の旋律が独特の浮遊感を生み出しており、聴いていると不思議な懐かしさに包まれますよね。

2022年3月に発売されたシングルで、TBS系火曜ドラマ『ファイトソング』の主題歌に起用されました。

洗練された電子音に和を感じるメロディが溶け込み、進化し続ける彼女たちのメッセージが響くナンバーに仕上がっています。

ヨナ抜き音階の柔らかさが、変わりゆく時代のなかで揺れる心に寄り添う効果を発揮しているのかもしれません。

ライディーンNEW!Yellow Magic Orchestra

Yellow Magic Orchestra – “Rydeen“ (Official Music Video)
ライディーンNEW!Yellow Magic Orchestra

日本のテクノポップを世界に知らしめた伝説的なグループ、Yellow Magic Orchestraの2枚目のシングル曲。

1980年6月に発売されたシングルで、数多くのCMやテレビ番組で使用されているナンバーです。

2007年にはキリンビールのCMでメンバーが再集結し、本作を演奏したことでも話題となりました。

近未来的な電子音の楽曲ですが、実は高橋幸宏さんが作曲したメロディにヨナ抜き音階が取り入れられており、どこか日本の祭囃子のような懐かしさを感じさせます。

デジタルなビートと日本的な情緒が見事に融合し、世代を超えて愛される名曲になったと言えるのではないでしょうか。