【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲
日本らしい情緒や和を感じられる「ヨナ抜き音階」。
ヨナ抜き音階は、4つ目と7つ目の音がない5音で成り立つ音階のことで、明治時代に西洋音楽になじむ足掛かりとして広がりました。
そんな歴史ある音階ですが、実は誰もが知っている大ヒット曲から最新J-POPまで、私たちの身近な音楽に取り入れられているんです!
この記事では、ヨナ抜き音階が効果的に使われている名曲をご紹介します。
どこか懐かしさをおぼえるあの曲、ノスタルジックな雰囲気につい浸ってしまうあの曲……その秘密は、もしかしたら音階にあるのかも!?
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【ヨナ抜き音階の特集】ノスタルジーや和を感じるヨナ抜き音階のヒット曲・名曲(21〜30)
夜に駆けるYOASOBI

2020年のJ-POP界を語る上で欠かすことができない男女2人組音楽ユニット・YOASOBIの1作目の配信限定シングル。
疾走感と緊張感があるピアノのフレーズと、VOCALOIDを思わせる難解なメロディーが現代的な、1作目にしてYOASOBIの代表曲となっているナンバーです。
新しい音楽を感じさせる曲調でありながら、ヨナ抜き音階と通常音階をおりまぜたメロディーにより独特の郷愁感を作り出しているのも大ヒットの理由と言えるのではないでしょうか。
歌詞のストーリーに合わせて音階を変化させることでより楽曲の世界観に引き込まれる、その音階の変化にも注目して聴いてみてほしい楽曲です。
夜桜お七坂本冬美

演歌界をけん引し続ける坂本冬美さんの代表的なシングル曲。
1994年9月に発売され、同年の日本レコード大賞で作曲賞を受賞しました。
NHK紅白歌合戦でもたびたび披露されており、桜と炎をモチーフにした情熱的な歌詞と、アップテンポな16ビートに乗せたヨナ抜き音階のメロディで強烈なインパクトを残しています。
演歌というジャンルを超えて広く愛され続ける理由は、和の旋律と現代的なリズムが見事に調和した、このヨナ抜き音階の効果的な使い所にあると言えるのではないでしょうか。
ライディーンYellow Magic Orchestra

日本のテクノポップを世界に知らしめた伝説的なグループ、Yellow Magic Orchestraの2枚目のシングル曲。
1980年6月に発売されたシングルで、数多くのCMやテレビ番組で使用されているナンバーです。
2007年にはキリンビールのCMでメンバーが再集結し、本作を演奏したことでも話題となりました。
近未来的な電子音の楽曲ですが、実は高橋幸宏さんが作曲したメロディにヨナ抜き音階が取り入れられており、どこか日本の祭囃子のような懐かしさを感じさせます。
デジタルなビートと日本的な情緒が見事に融合し、世代を超えて愛される名曲になったと言えるのではないでしょうか。
怪物YOASOBI

国内外で絶大な支持を集める音楽ユニットYOASOBIが2021年1月に配信リリースした楽曲。
TVアニメ『BEASTARS』第2期のオープニングテーマに起用された楽曲で、本能と理性のはざまで揺れる葛藤を描いた歌詞と、疾走感あふれるダークなサウンドが印象的なナンバーです。
攻撃的なビートのなかで、ヨナ抜き音階を取り入れたメロディが日本人の耳になじむキャッチーさを生み出しています。
現代的なサウンドと伝統的な音階感覚が融合することで、アニメの世界観をより深く表現した、YOASOBIの新たな代表曲と言えるのではないでしょうか。
桜色舞うころ中島美嘉

中島美嘉さんの14作目のシングル曲。
シンガーソングライターの川江美奈子さんが彼女の声に着想を得て、わずか1日で書き上げたというエピソードを持つ楽曲で、四季の移ろいと恋人たちの心象風景を描いた歌詞が印象的なナンバーです。
2005年2月に発売され、アルバム『MUSIC』にも収録されています。
ピアノとストリングスに乗せたヨナ抜き音階のメロディが、桜が舞う春の情景と切なさを美しく表現していますよね。
和の旋律が持つ懐かしさが別れの季節の感傷を優しく包み込む、日本の春を象徴する名バラードです。
a walk in the park安室奈美恵

安室奈美恵さんが歌う、小室哲哉さんプロデュースの名曲。
冬の公園を歩く情景が浮かぶような、切なくも優しい歌詞とグルーヴ感が心地よい楽曲です。
洗練されたダンスチューンでありながら、実はサビのメロディにヨナ抜き音階が取り入れられており、その響きがどこか懐かしさを感じさせますよね。
1996年11月に発売されたシングルで、日立マクセル『UD』シリーズのCMソングに起用された本作。
都会的な音と日本的なヨナ抜き音階が融合した、安室さんの代表曲の一つといえるのではないでしょうか。
寄り酔い和ぬか

TikTokやYouTubeといったSNS上に突如現れ、またたく間に人気を獲得した現役大学生シンガーソングライター・和ぬかさんの楽曲。
シャッフルビートとヨナ抜き音階を取り入れた独特な旋律と空気感がクセになる楽曲で、聴いていると思わず体を揺らしたくなるナンバーです。
セクシーな歌詞と和を感じるヨナ抜き音階のメロディーにより情景が目に浮かぶ、世界観に引き込まれる楽曲ですよね。
どこか民謡のような響きも心地いい、日本人であれば耳に残ってしまうナンバーです。
昴谷村新司

ニューミュージックバンド、アリスの谷村新司さんがソロで1980年に発表した楽曲『昴』。
ヨナ抜き音階の曲はたくさんあり、さまざまな側面をみさせてくれますが、この曲は特に「懐かしい」印象を受ける楽曲ではないでしょうか。
昭和時代の真っただ中にリリースされ、大ヒットとなった昭和を代表するナンバー、この曲を聴くとあの時代を思い出すという方も多いと思います。
時代のもつ情緒を見事に表現し、高らかに歌い上げた名曲です。
FlowPerfume

テクノポップを軸に世界で活躍するPerfumeの楽曲。
中田ヤスタカさんが作詞作曲を手がけた、空に浮かぶ雲のような自由さを描いたナンバーです。
フューチャーベースのサウンドとサビで顔を出すヨナ抜き音階の旋律が独特の浮遊感を生み出しており、聴いていると不思議な懐かしさに包まれますよね。
2022年3月に発売されたシングルで、TBS系火曜ドラマ『ファイトソング』の主題歌に起用されました。
洗練された電子音に和を感じるメロディが溶け込み、進化し続ける彼女たちのメッセージが響くナンバーに仕上がっています。
ヨナ抜き音階の柔らかさが、変わりゆく時代のなかで揺れる心に寄り添う効果を発揮しているのかもしれません。
明日、春が来たら松たか子

俳優として数々のドラマや映画で活躍するだけでなく、歌手としても透明感のある歌声で人々を魅了する松たか子さんのデビューシングル。
アルバム『空の鏡』にも収録され、NTT「わくわく新生活キャンペーン」や「ポッキー」のCMソングとしても親しまれました。
実はサビなどで効果的に使われているヨナ抜き音階の旋律が、新しい季節への期待と不安が入り混じる心情をより切なく響かせているんです。
どこか懐かしい和の響きが、聴く人の記憶にある春の風景を鮮やかに呼び覚ます、普遍的な温かさを再確認できる楽曲です。


