ヒューマンビートボクサーとしての顔も!ATOLSの人気曲とは
2008年に出場したコーネリアスリミックスコンテストにおいて優秀賞に輝いた経歴があるボカロP、ATOLSさん。
中毒性の高い音楽性のみならず、動画における独創的な世界観から「VOCALOID視覚芸術展」とタグが付けられるなど、その魅力がリスナーをとりこにしています。
音楽プロデューサーとしての顔だけでなく、DJやヒューマンビートボクサーとしての活動歴も持つなど、その多才さが分かりますよね。
今回は、そんなATOLSさんの人気曲ランキングをご紹介します!
ヒューマンビートボクサーとしての顔も!ATOLSの人気曲とは(1〜10)
ネクロATOLS1位

裏命のどこか悲しそうな声をいかして制作されたのが『ネクロ』です。
こちらはボカロPのATOLSさんが手掛けた作品。
曲中で詳しいシチュエーションは描かれていないのですが、幸せな生活を送っていた人物が、地獄に落ちる様子が描かれています。
専門的な用語が登場するので、調べてみると世界観をより深く理解できるでしょう。
それから、さまざまな解釈ができるというのも魅力です。
主人公は亡くなったという説もあれば、これから生まれるところという説もあります。
カルマATOLS2位

陶酔感のあるエレクトリックサウンドをぜひとも!
独創的な音楽性がファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんの楽曲で2022年に公開されました。
低音の圧に対するキャッチーなメロディーやウワモノシンセのフレーズ、そのギャップのある音像に引き込まれます。
歌詞の世界観や「業」を冠したタイトルも、その曲調で表現されているような気がしますね。
イヤホン、ヘッドホンで聴けばより『カルマ』にどっぷりとひたれるかも。
転生ATOLS3位

哲学的な世界観を持ったボカロラップです。
洗練されたサウンドがファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。
ノイズ混じりの幻想的な電子音が最高にかっこいいです。
脳みそを揺らしてくる低音も秀逸。
音声ライブラリの可能性を今まで以上に推し進めたような作品だと思います。
ちなみに歌詞制作にはヒップホップグループ梅田サイファーのメンバー、KOPERUさんが参加しています。
BABELATOLS4位

絶望感あふれる『BABEL』を紹介します。
こちらはATOLSさんが発表した楽曲。
コンピレーションアルバム『ボカ☆フレ!
-VOCALOID(tm) FRESHMEN-』に収録されています。
そんな本作は恋愛の終わりを、世界の終わりと重ねて描くような歌詞に仕上がっています。
幸せになれなかったことを、バベルの塔の崩壊に例えているのが詩的ですてきですね。
また、ラストに向けてサウンドが激しさを増していくのも聴きどころですよ。
エンブレムATOLS5位

ローファイな音像にぞくぞくさせられますよ。
音楽センスもさることながら、PVにおける独自路線を行く表現手法も注目されているボカロP、ATOLSさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
淡々としていて不気味な曲調ですが、ずっと聴いていたくなるような、不思議な魅力を持っています。
歌詞の世界観がまたクセになるんですよね……考察しがいがあるというか。
何も考えず、右へ左へろうそくのように揺れ動く音に身を任せてしまいたくなる、非常に独特な空気感のボカロ曲です。
フクロウATOLS6位

良い曲なのに……良い曲なのに……!
だんだんと盛り上がるイントロは、壮大なファンタジーの始まりを思わせます。
そこから歌が始まったときの空気の変わり具合に付いていける人はおそらく早々いないでしょう。
訳のわからない世界に迷い込んでしまったようなとまどい、そして爆笑。
そんな空気をぜひPVと一緒に楽しんでください。
マカロンATOLS7位

白黒を基調とした背景の中に、カラフルなマカロンが宙を舞う。
淡々とした曲調とその演出がぴたりとハマっている、ATOLSによる『マカロン』です。
2012年に公開されました。
リズムをしっかり捉えた映像の作り込みがとにかくクールです。
静けさと熱いエネルギーという両極端な音楽性がぎゅっと詰め込まれているように感じます。