VOCALOUDの代表格として人気!鬱Pの人気曲ランキング
バンド活動やアイドルグループのプロデュースなど、幅広い活動で知られているボカロP、鬱Pさん。
VOCALOIDでは難しいと言われるシャウトやグロウルを使ったラウドロック的なアプローチを得意とし、重厚なサウンドのアンサンブルとキャッチーなメロディーの楽曲を世に送り出しています。
また、シニカルなリリックもリスナーの心をつかんで離さない要因ではないでしょうか。
今回は、そんな鬱Pさんの楽曲の中でも人気の高い楽曲をランキングでご紹介します。
VOCALOUDの代表格として人気!鬱Pの人気曲ランキング(1〜10)
ガ鬱P1位

ロックの要素を取り入れた作品を多く手掛けている鬱Pさん。
彼が2023年にリリースしたのが『ガ』です。
こちらは嫉妬や差別をテーマにした1曲。
歌詞の中ではみんなに綺麗だともてはやされるちょうちょを羨ましく思うガの心境が描かれています。
このちょうちょとガの関係性をさまざまなものに置き換えて聴いてみてください。
またガの特徴をいかした比ゆ表現や、心の闇を表現するかのようなシャウトにも注目してほしいと思います。
フューエル鬱P2位

厚みのある重厚なサウンドアレンジ、鬱Pさんらしいですね。
2024年10月にリリースさた『フューエル』はスマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!』内のユニット、Vivid BAD SQUADのために書き下ろされた楽曲。
「燃料」を意味するタイトルのとおり、エネルギッシュな歌詞が闘志に火をつけてくれます。
自分の弱さや周囲からの表面的な励ましを拒絶し、内なる情熱を燃料に前進する……そんなメッセージを感じ取れるんです。
ぜひともボリュームを上げて聴いてみてください!
お天道様とドブネズミ鬱P3位

お天道様が見ているからという理由でがんばることを強制されるもんか、という攻撃的なメッセージを送る『お天道様とドブネズミ』です。
日かげで生きる自分をネズミに見立てている暗いけれど過激な歌詞とロックな曲調、動画にハマる人が世界中で続出しています。
制作したのは鬱Pです。
下品鬱P4位

海外のボカロファンからも大きな反響が寄せられているのが『下品』です。
こちらはバンド活動にも精力的な鬱Pさんの作品。
かなりインパクトの強い楽曲で、ヘビーメタル調のサウンドに合わせて「下品」とされそうな単語をシャウトする内容に仕上がっています。
かなり珍しいテーマですよね。
ただし、それに終始するのではなく、「愛」や「人間性」について掘り下げています。
純粋にかっこいいですし、そのメッセージ性に心をつかまれます。
Gorgon鬱P5位

重厚、極太なメタルサウンドです。
ボカロP、鬱Pさんの楽曲で、2025年2月にリリースされました。
ギリシャ神話のゴルゴンを題材にした作品で、他者を石化させていく主人公の視点を通して、感情を隠す現代人の姿を映し出しています。
激しいギターリフ、ずしんとくるベースライン、圧の強いドラム、そしてエッジのあるシンセ。
曲全体がガツンとぶつかってくる感じが最高なんですよね。
また曲後半にはハードコアミュージックな展開も。
その感情が爆発するクライマックス、ぜひご自身で体感してみてください!
SUSHI-GO-ROUND鬱P6位

シャウトやグロウルを多用した楽曲でVOCALOUDの代表格として人気を博しているボカロP、鬱Pさん。
次世代プロジェクト「夢ノ結唱」から配信された『SUSHI-GO-ROUND』は、タイトルどおり回転寿司の風景をテーマとしたリリックがコミカルなナンバーです。
効果的に使われるノイジーなギターサウンドと目まぐるしく展開していくアレンジは、リリックとの絶妙なコントラストが中毒性を生み出していますよね。
疾走感のあるキャッチーなサビがテンションを上げてくれる、重厚なロックサウンドがフックとなっているボカロナンバーです。
EMBLEM鬱P7位

耳に突き刺さるアグレッシブなサウンドが、心を揺さぶります。
鬱Pさんが2024年7月に発表した本作は、社会への疑問と自己のアイデンティティを探る内容。
自分の生き方に付随する証を「エンブレム」の比喩を用いて、描き出しています。
激しいギターリフと重厚なドラムには、歌詞の世界観をより深く引き立てる効果も。
GUMIの力強いボーカルが印象的ですね。
現代社会に生きづらさを感じている方や、自分の存在意義を見出せずにいる方に、ぜひ聴いていただきたい1曲です。