ふきのとうの人気曲ランキング【2025】
北海道の豊かな自然と四季の移ろいを歌に織り込んだフォークデュオ、ふきのとう。
山木康世さんと細坪基佳さんが奏でる清澄な歌声とアコースティックギターの温かな響きは、多くの音楽ファンの心に寄り添い続けています。
結成から半世紀近くを経た今もなお、春を告げる花のように力強く咲き続ける彼らの音楽世界を、皆様の声とともにお届けします。
もくじ
ふきのとうの人気曲ランキング【2025】
白い冬ふきのとう1位

秋から冬への移ろいを切なく歌い上げた叙情的な作品です。
アコースティックギターの優しい音色に乗せて、過ぎ去った恋への哀しみと、心情の変化を季節の移り変わりに重ねて表現しています。
ふきのとうの透明感のあるハーモニーが、心に染み入るような繊細な世界観を紡ぎ出しています。
本作は1974年9月にデビューシングルとしてリリースされ、吉田拓郎さんの「オールナイトニッポン」で紹介されたことをきっかけに徐々に人気を集め、オリコンチャートでは14位を記録しました。
デュオの代表曲として、その後も数々のアーティストによってカバーされています。
恋の終わりを静かに受け入れようとする気持ちに寄り添ってくれる楽曲として、失恋の痛手を癒やしたい時や、心を整理したい時に聴いていただきたい一曲です。
春雷ふきのとう2位

春の訪れを感じるこの季節。
そんな季節感を優しく表現した北海道出身のユニット、ふきのとうが1979年2月に発売したシングルです。
はかない桜が散る様子と、人生における喪失感を重ね合わせた詩的な世界観が印象的です。
アコースティックギターの優しい音色と二人の息の合ったハーモニーが、心に深く染み入る味わいを生み出しています。
本作は、テレビ番組『夜のヒットスタジオ』で初披露され、のちにアルバム『人生・春・横断』にも収録されました。
故郷や若かりし日の思い出がよみがえってくるような叙情豊かな歌詞は、どこか懐かしさを感じさせます。
高齢者の方と一緒に口ずさんだり手拍子を取りながら、春の心地よい風を感じてみるのはいかがでしょうか?
冬銀河ふきのとう3位

1980年に発売された16枚目のシングルです。
冬の澄んだ景色にしみそうな雰囲気。
結婚式や卒業式でたくさん歌われたことから急きょシングル化されたそうです。
ゆったりとした曲調で今ではあまり味わうことのできない、浪漫感や余裕を感じますね。
ハモリが心地よくてなんだか温かい気持ちになれます。
セルフカバー形式のアルバム『ever last』にも収録されているのでそちらもぜひ聴いてみてください。
柿の実色した水曜日ふきのとう4位

フォークソング時代の牽引グループの一つで、美しいハモリも魅力でした。
記録よりも記憶に残るヒットのグループと言われ、確かにフォークソング時代の方たちは、青春時代をリアルに思い出す曲が多数あります。
柿の実色は秋をテーマとし、別れた彼女に自分の言えない気持ちを歌った曲です。
夕暮れの街ふきのとう5位

ふきのとうは1970年代に日本中で巻き起こったフォークソングブームの中で特に人気のあった、フォークデュオです。
この曲はファーストシングル「白い冬」のカップリング曲です。
優しく甘い歌声に魅了される人が続出しました。
初夏ふきのとう6位
北海道の風景を優しく描いたふきのとうの楽曲。
1975年5月にリリースされたサードシングルで、フォークデュオとしての人気を押し上げました。
時計台など、地元のランドマークが登場する歌詞が印象的。
初夏の静かな昼下がりの情景と、そこに漂う孤独感を繊細に表現しています。
アコースティックな魅力と哀愁を感じさせるメロディが心に響きますね。
北海道の魅力を再発見したい方や、懐かしい風景を思い出したい方におすすめ。
穏やかな気分で散歩したくなる1曲です。