ポンパドールの髪形、サングラス、ライダー革ジャン、白いドカンといった1980年代に流行したルックスと、インパクトのあるリリックの楽曲で人気を博した4人組ロックバンド、横浜銀蝿。
実は正式なバンド名は「THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL」であることをご存じでしたでしょうか。
ロックンロール、バラード、コミックソングまで、その幅広い音楽性は多くのミュージシャンに影響を与えました。
今回は、そんな横浜銀蝿の人気曲ランキングをご紹介します!
横浜銀蝿の人気曲ランキング【2025】
男の勲章横浜銀蝿1位

反骨心を胸に自分の道を突き進む若者の熱い心を描いた名作です。
1982年4月に発売され、嶋大輔さんの代表曲として知られています。
横浜銀蝿のJohnnyさんが作詞作曲を手掛け、80年代のツッパリ文化を象徴するかのような力強い歌唱と正義感があふれる作品に仕上がりました。
本作は日本テレビのドラマ『天まであがれ!』の主題歌として採用され、週間オリコンでも3位を記録しました。
困難な状況に直面しながらも、初心を忘れず生きていく主人公の心情を丁寧に描いた歌詞は、時代を超えて深い共感を呼んでいます。
また、日本テレビドラマ『今日から俺は!!』の主題歌としてカバーされ、若者からの人気も高まりました。
たとえば、高校野球の応援歌としても親しまれ、プロ野球選手の登場曲としても使用されているように、夢に向かって頑張る人の背中を押してくれる楽曲です。
ツッパリ・ハイ・スクール・ロックン・ロール(登校編)横浜銀蝿2位

ツッパリ気質な高校生と親の関係を軽快なロックンロールで描いた、1981年1月に発売されたシングルです。
七・七・七・五調の歌詞が生み出すリズム感が心地よく、反抗期の若者の内面をコミカルに表現しています。
不良のスタイルや行動を詳細に描写しながらも、母親への思いやりや自分の生き方を模索する姿勢が垣間見える奥深い作品です。
2008年にはサントリーの缶チューハイ「カロリ。」のCMで起用され、2011年には新垣結衣さんが出演するアサヒ飲料「十六茶」のCMでカバーされるなど、時代を超えて愛され続けています。
現代風の簡単な振り付けをつけたダンス動画をSNSに投稿するのがはやっている1曲です。
ぶっちぎり Rock`n Roll横浜銀蝿3位
ツッパリカルチャーの象徴として、1980年代に一世を風靡したロックバンド、横浜銀蝿の代表曲です。
1980年9月にリリースされたデビューアルバム『ぶっちぎり』に収録されました。
疾走感あふれるロックンロールサウンドに乗せて、土曜の夜を全力で駆け抜ける青春のエネルギーを歌い上げています。
若さゆえの無鉄砲さや、明日なんて知らないという勢いが伝わってくるんです。
青春時代を懐かしむ大人の方はもちろん、今を全力で生きたい若者にもオススメですよ。
ぶっちぎりRock’n Roll横浜銀蝿4位

疾走感と勢いのあるロックンロールサウンドが魅力的な横浜銀蝿による楽曲で、初のシングル『横須賀Baby』のカップリング曲として発表されました。
リリース当時の文化でもあった「つっぱり」について言及した楽曲がグループの魅力であり、この曲では自慢の車で夜の高速道路を走る抜けるすがたが描かれています。
運転しながら見える光景と、スピードを出していることへの気持ちの高揚感がサウンドと歌詞の両方から伝わってきます。
ツッパリ High School Rock’n Roll〈登校編〉横浜銀蝿5位

1980年代に大流行したツッパリや暴走族をイメージさせるルックスとロックンロールサウンドで、数多くのミュージシャンに影響を与えたロックバンド、横浜銀蝿。
2ndシングル曲『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』は、現在でも数々のミュージシャンによってカバーされていることでも知られていますよね。
時代を感じさせるどこかコミカルなリリックは、世代である60代の方であれば当時を思い出しながら歌えるのではないでしょうか。
バンドの弟分である嶋大輔さんとの名義でリリースされた4thシングルの『試験編』を含め、続編もぜひカラオケで歌ってほしいナンバーです。
ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)横浜銀蝿6位

宇野昌磨さんのパフォーマンスを通して、マクドナルドのプレミアムローストコーヒーをオススメするCMです。
アイスリンクの上でこれから演技を披露しようとしている宇野さんの手にはマクドナルドのホットコーヒーが。
そして演技が始まると同時に流れる曲は、マクドナルドのコーヒーのCMではおなじみの『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』の替え歌です。
コーヒーを片手に次々と技を披露していく様子や落ち着いたトーンでの解説の音声などがなんともシュールですね。
BGMに流れている替え歌の原曲は横浜銀蝿によって1981年にリリースされました。
ツッパリ・ハイ・スクール・ロックン・ロール(試験編)横浜銀蝿7位

ツッパリの生きざまをロックンロールに乗せて歌い上げるバンド横浜銀蝿の4作目のシングルで1981年10月リリース。
セカンドシングル『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』の続編にあたる楽曲であり、試験をひかえたツッパリが悩むようすが描かれています。
ツッパリといえば不良・悪い人間のイメージが強いかと思いますが、この曲では親孝行しようと不器用なりに奮闘するようすが表現されています。
まじめに試験に向かい合い、結局失敗してしまうツッパリのようすに、かわいらしさが伝わってくる楽曲ですね。







