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中山晋平の人気曲ランキング【2025】

明治から昭和にかけておよそ1700曲にもおよぶ曲を作曲した中山晋平。

彼の代表作としては、童謡「シャボン玉」や流行歌である「東京行進曲」などがありますが、この記事では、それらの曲もふくめ彼の楽曲をランキング形式で紹介していきますね!

中山晋平の人気曲ランキング【2025】(1〜10)

雨降りお月さん作詞:野口雨情/作曲:中山晋平8

ノスタルジックなメロディが美しく、歌詞を読んでいるだけで情景が浮かんでくるような、まさに日本の心を歌った『雨降りお月さん』。

初出は大正時代に出版されていた児童雑誌『コドモノクニ』で当初は『雨降りお月』という題名だったのですが、レコード化の際に後に同雑誌に続編として紹介された『雲の蔭』という曲と合体させて『雨降りお月さん』として生まれ変わったという経緯があるのですね。

メロディは覚えやすい反面、歌詞に使われている言葉は幼い子どもが理解するのは難しいため、雨降りの夏の夜に子どもと一緒にお母さんやお父さんが歌ってあげるといいかもしれませんね。

背くらべ作曲:中山晋平/作詞:海野厚9

端午の節句の背くらべを題材にした、心温まる童謡です。

兄弟愛や家族のきずなを優しく描いた歌詞は、子供たちの成長を見守る温かい気持ちを感じさせてくれます。

1923年に発表されて以来、日本の伝統行事と結びついた名曲として長く親しまれてきました。

入園や進級の季節にぴったりの1曲で、新しい環境に不安を感じている子供たちの気持ちを和らげてくれそうです。

歌いながら背比べをしたり、手遊びを交えたりすれば、子供たちの緊張もほぐれて楽しく歌えますよ。

みんなで声を合わせて歌えば、新しい仲間とのきずなも深まること間違いなしです。

蛙の夜まわり作詞:野口雨情/作曲:中山晋平10

梅雨の時期になると夜一斉に泣き出すカエルたちを、人間が警備のために夜回りする様子に例えたユニークな童謡です。

歌詞のほとんどがカエルの鳴き声や飛び跳ねるときの擬音語で表現されていてとてもおもしろくリズミカルなので、お子さんが興味を示してくれることまちがいなしです。

この曲は手遊びでも人気、YouTubeで手遊び動画も公開されているのでチェックしてみてください!

雨で外に遊びに行けないときはお部屋でカエルのように飛び跳ねて遊んでみるのもいいですね。

中山晋平の人気曲ランキング【2025】(11〜20)

田植作詞:井上赳/作曲:中山晋平11

1942年に登場したこちらの童謡は長く日本で親しまれる曲ですね。

ソウルフードとも言えるお米に欠かせない、田植。

遠い昔から変わらず田んぼでお米を育ててきた、ながーい時間を考えると感動さえも覚えます。

きっと昔の子供たちもこの童謡を歌いながらお米のおいしさやありがたさを感じていたのでしょうか?

この曲の歌詞は豊作を田の神に感謝する福島県民謡「相馬盆唄(そうまぼんうた)」から影響を受けているそうですよ。

田植え作詞:井上赳/作曲:中山晋平12

田植え (歌詞つき) 文部省唱歌 国民学校2年 (昭和17年)
田植え作詞:井上赳/作曲:中山晋平

日本人にとってお米は欠かせない食べ物。

秋の収穫だけでなく、初夏の田植えも重要なイベントですよね。

そんな田植えの風景とともに、お米がどれほど大切なものなのかが力強く表現された唱歌です。

田植えにしっかりと向かい合うことで、おいしいお米への一歩が踏み出せるといった高揚感が伝わってきますね。

軽やかに歌われているところも印象的で、楽しく田植えに向き合っている様子も感じられます。

歌詞をじっくりと読み解くことで、お米が食べられることへの感謝や愛情がさらに強くなりそうな内容です。

里ごころ作詞:北原白秋/作曲:中山晋平13

秋祭りに参加して、ちょっぴり切ない気持ちにさせられる『里ごころ』。

にぎやかなお祭りの音色を聴いて遊びに来たけれど、お祭りの様子に故郷を思い出し恋しくなってしまった様子が描かれています。

子供の頃に地元で行ったお祭りは、大きな印象に残っている方も多いのではないでしょうか?

今は故郷を離れてまた別のところでお祭りに参加しても、子供の頃のあの地元のお祭りを思い出すとちょっとセンチメンタルな気持ちになってきますね。

聴くと故郷に帰りたい気持ちが増す1曲です。

千曲小唄作詞:正木不如丘/作曲:中山晋平14

千曲川のほとりの温泉地で生まれた、正木不如丘さん作詞、中山晋平さん作曲による情緒豊かな小唄です。

戸倉上山田温泉の魅力を伝えるために昭和初期に制作された本作は、故郷長野への愛情を込めた中山晋平さんならではの「晋平節」が感じられる名曲。

ヨナ抜き音階を用いた日本的な旋律が、温泉街の風情や千曲川の流れを美しく表現しています。

地元のイベントや観光PRで親しまれ、中山晋平記念館でもその功績とともに紹介されている楽曲です。

湯けむりの向こうに懐かしい風景が浮かんでくるでしょう。