小椋佳の人気曲ランキング【2025】
東京大学法学部卒業後、銀行員として勤務しながら音楽の道を切り開いた小椋佳さん。
繊細な詩心と温かな歌声で紡ぎ出す楽曲は、多くの人々の心に寄り添い続けています。
「シクラメンのかほり」「夢芝居」など珠玉の名曲を生み出すだけでなく、300人以上のアーティストへの楽曲提供も手がけ、その音楽は世代を超えて色あせることなく輝き続けています。
音楽への深い愛情と真摯な姿勢で、日本の音楽シーンに大きな足跡を残してきた小椋佳さんの魅力に迫ります。
もくじ
小椋佳の人気曲ランキング【2025】
しおさいの詩小椋佳1位

デビューから50周年となった2021年に芸能界を引退することが発表されながらも、ツアーの延期により2022年での引退が予定されているシンガーソングライター・小椋佳さんの1作目のシングル曲。
包み込まれるような歌声とアコースティックギターをフィーチャーしたもの悲しげなアレンジが印象的ですよね。
美しい言葉で並べられた青春時代の虚無感を描いた歌詞は、いつの時代にあっても変わらない若者ならではの焦りやフラストレーションを感じさせてくれるのではないでしょうか。
歌謡曲特有の哀愁が心に響く、1970年代の音楽性や社会性をイメージできるナンバーです。
めまい小椋佳2位

作詞家であり歌手の小椋桂さんが作詞を手がけた曲です。
あまり知られてはいませんが、50代以上の方には懐かしいドラマ『俺たちの旅』の続編、『三十年目の運命』などの挿入歌としても使われていたようですね。
小椋桂さんの歌は詩がすぐれた作品が多く、こちらの『めまい』では男女の別れが海や口紅といった鮮やかな色彩を感じさせる言葉で描かれています。
おしょうしな小椋佳3位

「おしょうしな」標準語では、馴染みのない言葉ですが、山形では最もポピュラーな言葉かもしれません。
意味としては「ありがとう」と解釈されますが、やはり地元で使うニュアンスとは若干の違いはあるようです。
シンガソングライターでも活躍されている小椋佳さんが米沢を題材にして作られた曲です。
ひとつ、ひとつの詞に人の温もりと優しさが伝わってきますね。
山に抱かれて小椋佳4位

1993年のNHK紅白歌合戦のオリジナルソングとして制作され、1994年にシングルとしてリリースされた、小椋佳の楽曲です。
山の美しさだけでなく、自然に対して人間としてどう接していくか、という部分にまで踏み込んだ歌詞からは、いろいろと考えさせられるものがありますね。
NHKの音楽番組である「みんなのうた」でも放送されたほか、合唱曲としても人気がある楽曲です。
揺れるまなざし小椋佳5位

女優の真行寺君枝さんがミステリアスな女性として出演する、化粧品会社「資生堂」の1976年秋のキャンペーンCMソング。
このCMに起用されたシンガーソングライター、小椋佳さんの『揺れるまなざし』はタイトルそのままをCMのキャッチコピーに使われています。
言葉では言い表せないほどステキな人に出会い恋に落ち、自分の人生という名の物語にどんどん物語が描かれていく様子を描いた1曲。
哀愁漂うメロディーと歌詞は、CMのミステリアスな雰囲気にもぴったりです!
俺たちの旅小椋佳6位

作詞・作曲の小椋は、実は東大法学部出身の元エリート銀行マンなのです。
曲作りは日記をつけるようなことと話し、当時副業を禁止されていた銀行で、上司を説得して曲作りの活動を続けました。
レコード大賞受賞曲の作者であり、銀行では支店長まで勤め上げた方です。
この曲は中村雅俊主演の「俺たちの旅」の主題歌で、中村雅俊も歌っています。
若干歌詞などが変えられているので、雅俊バージョンか小椋バージョンはお好みでお選びください。