小学生時代に10年近い期間歌謡学校のレッスンを受けていたという演歌歌手、大月みやこさん。
いまや演歌界の大御所として知られていますが、デビューから足掛け20年目にして初めて『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、地道にキャリアを積み重ねてきたことをご存知でしたでしょうか。
2016年に文化庁長官表彰、2017年に旭日小綬章を受章したことからも、日本の音楽界に与えた影響は大きいですよね。
今回は、そんな大月みやこさんの人気曲ランキングをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
大月みやこの人気曲ランキング【2025】
白い海峡大月みやこ1位

ほっこりとした温かな気持ちになれる大月みやこさんの名曲。
失恋した女性の切ない心情を、自然の情景と重ねながら描写しています。
みぞれが雪に変わる寒い季節に、北へ向かう船に揺られながら、故郷へ帰る決意を固める主人公。
都会での孤独や挫折を乗り越え、自分を取り戻そうとする姿が胸に迫ります。
ドラマ『許されぬ唄』の主題歌として使用され、1992年6月にリリースされたこの楽曲は、その年の日本レコード大賞を受賞。
大切な人との別れを経験した方や、心に傷を負った方の気持ちに寄り添う、心温まる1曲です。
豊予海峡大月みやこ2位

海峡の名称由来は大分県は豊後国で愛媛県は伊予国と旧国名から1字ずつ取り、豊予海峡と名付けられました。
同じ境遇の男女が出会い佐田岬からの眺める海や目の前に見える九州の大分県、悩んでいる事が馬鹿らしいと思える自然の雄大さを感じます。
女の港大月みやこ3位

哀愁漂うメロディと心に染み入る歌詞が魅力の1曲。
港町を舞台に、女性の切ない恋心を描いています。
1983年8月にリリースされ、大月みやこさんの代表曲として多くの人に愛されてきました。
星野哲郎さん作詞、船村徹さん作曲という、日本を代表する作家陣が手掛けた名曲。
演歌の王道を行く作品として高い評価を受け、コンサートやテレビ番組でも頻繁に披露されています。
恋愛の不安定さや別れの切なさを感じながら、思い出の場所や大切な人のことを思い浮かべて歌ってみてはいかがでしょうか?
恋の終止符大月みやこ4位

揺れ動く恋心と別れのはかなさを見事に描き出した、大月みやこさんによる珠玉のバラードです。
2025年3月にリリースされた楽曲で、作詞を田久保真見さん、作曲を徳久広司さん、編曲を南郷達也さんが手がけています。
夕暮れの駅ホームを舞台に、すれ違う旅人たちの物語を静かに紡ぎだした作品。
歌詞につづられた切ない別れの場面は、誰もが一度は経験したことのある情景かもしれません。
静かに心を整理したいときにオススメの1曲です。
潮来舟大月みやこ5位

演歌歌手の大月みやこが1964年にリリースした曲で、この時彼女はまだ18歳でした。
女性の船頭が、帰ってこない想い人のことを悲しく待ち続けているという歌です。
作詞は市町村歌を多く作ったたなかゆきを、作曲は川上英一です。
ひとり越前~明日への旅~大月みやこ6位

別れたを思いながらの、福井を巡る女性の一人旅ですが、とにかく福井ならではの地名が随所に出てくるご当地ソングです。
特に「波の華」は、海岸に打ち寄せる白い泡状になり、強風によって舞い上がるので、この名がついています。
大月みやこさんが福井の冬の日本海の厳しさと寒さを悲しみをこらえて耐えている女性を歌った歌です。
宮崎ブルース大月みやこ7位

大阪出身、10代でデビューを果たした大月みやこさんが1973年に発表した、宮崎を舞台にしたご当地ソングです。
歌詞につづられているのは、故郷・宮崎への尽きない思いと、旅先で感じる孤独ややるせない恋心。
大月さんの物語を語りかけるような情感豊かな歌声が、聴く人の胸に深く染み渡ります。
この歌に耳を澄ませば、南国の陽気な顔とは違う、少し物悲しい宮崎の夜景が目に浮かぶかのよう。
旅情をかき立てられる一曲ではないでしょうか。