春日八郎の人気曲ランキング【2025】
歌手として生涯現役を貫き、そのレコード総売上が7000万枚を超えている演歌歌手、春日八郎さん。
演歌全盛の時代に先駆者として業界をリードし、『お富さん』や『別れの一本杉』といった代表曲を残しました。
また、幼少期に通った町立八幡小学校にはピアノの寄贈と校歌を作曲、町立第二中学校には校歌と応援歌を作曲するなど、故郷愛が強いことでも知られています。
今回は、そんな春日八郎さんの人気曲ランキングをご紹介しますので、普段あまり演歌を聴かないという方も、この機会にチェックしてみてくださいね!
春日八郎の人気曲ランキング【2025】
お富さん春日八郎1位

昭和期を代表する演歌の名曲で、男女の切ない運命を歌い上げた一曲です。
歌舞伎の演目を題材にした物語は、江戸情緒豊かな情景描写と、男女の複雑な心模様を巧みに表現しています。
沖縄音楽やカチャーシーの要素を取り入れた軽快なリズムと、春日八郎さんの澄んだ高音が織りなす歌唱は、耳に心地よく響きます。
1954年8月の発売から4カ月で40万枚を売り上げ、その後も青江三奈さんや都はるみさんなど多くのアーティストによってカバーされました。
懐かしい思い出とともに、みなさんで手拍子を合わせながら楽しく歌える、レクリエーションにぴったりな楽曲です。
長崎の女春日八郎2位

昭和38年に春日八郎さんが歌唱で発表した作品は、長崎を舞台とした演歌・歌謡曲の先駆けとなる楽曲として知られています。
長崎の美しい情景を背景に、切ない別れの思いを情緒豊かに綴った歌詞と、春日さんの透き通るような歌声が見事にマッチしており、当時の聴衆の心を強く捉えたのでしょう。
本作は、キングレコードからシングルとしてリリースされ、その後も長く愛され続け、平成2年には同社からCDとしても再リリースされています。
長崎への旅行を控えた方や、懐かしい思い出に浸りたい方にぴったりの一曲ですね。
ごめんヨかんべんナ春日八郎3位

春日八郎さんの『ごめんヨかんべんナ』は、1957年に発売された心に染みる名曲です。
相手への謝罪と愛情が込められたこの歌は、多くの方の心を打つことでしょう。
「好きと一言言わせなかった」という歌詞からは、素直になれない人の気持ちが伝わってきますね。
高齢者の方にとって、若かりし頃の思い出がよみがえる1曲かもしれません。
この歌を聴きながら、大切な人との思い出を振り返ってみるのはいかがでしょうか。
優しい気持ちになれる素敵な時間が過ごせそうですよ。
足摺岬春日八郎4位

鳥羽一郎の「足摺岬」とタイトルは同じですが別の曲で、春日八郎が歌っています。
1959年にリリースされました。
作詞は「酒は涙か溜息か」で知られる髙橋掬太郎、作曲は「ダヤ先生」の愛称で呼ばれた吉田矢健治です。
赤いランプの終列車春日八郎5位

春日八郎さんの『赤いランプの終列車』は、別れと再会への願いを歌った名曲ですね。
恋人を見送るプラットホームでの情景が鮮やかに描かれ、赤いランプが象徴する終列車が、旅立ちの寂しさと希望を運んでいきます。
1952年のリリース当時から長く愛され、同名映画の主題歌にもなったこの曲は、世代を超えて歌い継がれる名作。
優しいメロディに乗せて歌えば、懐かしい思い出とともに、明日への活力がわいてくるのではないでしょうか。
90代の方にこそ、ぜひ歌っていただきたい一曲です。
別れの一本杉春日八郎6位

故郷を離れる人の切ない思いを歌った、昭和を代表する名曲です。
春日八郎さんの澄んだ美声が心に染みわたります。
1955年12月に発売され、50万枚の大ヒットを記録。
翌年には同名の映画が制作されるなど、社会現象にもなりました。
ビゼーの歌劇『カルメン』をヒントに作られたメロディは、耳に残りやすく歌いやすいのが特徴。
ふるさとを思い出しながら口ずさんでみてはいかがでしょうか。
ゆったりとしたテンポで歌いやすいと思います。