山本譲二の人気曲ランキング【2025】
学生時代は球児として甲子園に出場したこともあるという演歌歌手、山本譲二さん。
不遇の下積み時代を経験し、30歳の時に最後のチャンスとしてリリースした『みちのくひとり旅』が大ヒットを記録したことから、スター歌手としての道を歩み始めました。
また、「琴五郎」のペンネームで、作詞や作曲をおこなっていることでも知られています。
今回は、そんな山本譲二さんの人気曲ランキングをご紹介しますので、演歌界で大御所となったその歌声を、ぜひ堪能してくださいね!
山本譲二の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
みちのくひとり旅山本譲二1位

山本譲二さんを知名度を全国区のものとした代表曲であり、ご本人の長いキャリアにおけるディスコグラフィーの中でも最大のヒット曲がこちらの『みちのくひとり旅』です。
1980年にリリースされ、じわじわと売れ続けて翌年以降にロングヒットとなった名曲ですよね。
非常に有名な曲ですから、何となく口ずさめる方も多いでしょうしカラオケでの人気はトップクラスですよね。
演歌ながらも歌謡曲的な色が濃いということもあって、王道の演歌を歌うにはまだ抵抗がある……という演歌初心者の方にもおすすめですね。
キーはそれほど高くはないですが、やや音程の上下の落差があるため力強く艶のある低音をしっかりと発声すること、高音部分とのコントラストを明確にすることを意識しましょう。
山本さんのように、哀愁漂う歌詞とメロディをかみしめるように歌ってみてくださいね。
俺たちの春山本譲二2位

山本譲二さんが作詞・作曲を手がけた『俺たちの春』は、彼の長いキャリアの中でも特別な1曲です。
人生の困難を乗り越え、希望と再生を象徴するこの曲は、深い感情と温かみのあるボーカルが魅力です。
ともに歩んできた伴侶との深い絆をたたえ、未来への希望を歌っている点が心に響きます。
どんなに困難な時も、ともに支え合いながら前に進む大切さを思い出させてくれる素晴らしい作品ですね。
リスナーの方の人生経験に重ね合わせることができる楽曲でしょう。
春の暖かい日差しの下やおうちなどでじっくりと聴いて、心の深くにある希望を感じ取ってみてはいかがでしょうか。
妻よ…ありがとう山本譲二3位

深い愛と感謝を込めた、心に響く楽曲です。
山本譲二さんのデビュー50周年を記念して2024年7月に発表されました。
長年連れ添ったパートナーへの思いが、情感たっぷりの歌声と共に届けられます。
過去の苦労や喜びを共に乗り越えてきた妻への感謝の気持ちが表現されているんです。
山本さんの魂のこもった歌唱と相まって、聴く人の心に深く響く名曲だと思います。
結婚記念日のお祝いや、大切な人への感謝を伝えたい時にぴったりの1曲ですね。
忘れるもんか山本譲二、城之内早苗4位
山本譲二さんと城之内早苗さんによるデュエット曲『忘れるもんか』は、東京の夜を背景にした恋愛をテーマにした楽曲です。
2013年のリリース以来、多くのファンに愛され続けており、とくに歌詞には、ある日出会った一夜限りの関係であっても忘れられないほどの深い感情を表現しています。
この楽曲は、リスナーに都会の夜の風情と恋の切なさを感じさせます。
山本譲二さんの力強くも優しいボーカルと、城之内早苗さんの清楚で情感豊かな声が絶妙に融合し、聴く人の心を捉えます。
みちのく忘れ雪山本譲二5位

「みちのく」という言葉に思わずはっとさせられますが、山本譲二さんの大ヒット曲『みちのくひとり旅』を想起させずにはいられない、こちらの『みちのく忘れ雪』は2023年にリリースされたシングル曲で、山本さんの楽曲としては2017年の『ふたりでよかった』以来となる弦哲也さんが作曲を手掛けたということでもファンの間では話題を集めました。
「山本譲二メタル化計画」としてこの楽曲のギターコンテストが開催されたこともあって、日ごろ演歌を聴かないというリスナーの知名度も高いのですよね。
何も言わずに愛する女性から去っていく男の身勝手さ、哀愁を力強い歌唱で表現した山本さんのようにぜひカラオケでも歌ってみたいところですが、こぶしやビブラートといったテクニックはもちろん低音が苦手な人にとってはややハードルが高いかもしれません。
キーを調節した上で、山本さんらしい力強い低音が出せるように意識して練習してみてください。
人は旅人山本譲二6位

2019年に発表されたこちらの『人は旅人』は、山本譲二さんの盟友である吉幾三さんが作詞作曲を担当した力強い「人生の応援歌」ですね。
いかにも吉幾三節といった趣のメロディを、人生の酸いも甘いも嚙み分ける歌唱で力強く歌い上げる山本さんの叱咤激励に、特に人生の中盤戦から後半戦に差し掛かった男性諸氏には突き刺さるものがあるでしょう。
一人称が省かれた歌詞であればこそ、世の男性が「自分のこと」として共感できるというのもさすがですよね。
演歌ではありますが歌謡曲的でもあり、音域の幅も平均的ですし演歌の基本的なテクニックが身に付いている方であれば難なく歌いこなせるはず。
いわゆるハチロクのリズムを意識しながら、堂々としながらも男の優しさを感じさせるように歌ってみてほしいですね。
夕陽山本譲二7位

1988年に山本譲二さんのシングル曲としてリリースされたこちらの『夕陽』は、荒木とよひささんによる今も昔も変わらない男女の心模様を「夕陽」と対比させた哀愁を帯びた歌詞が見事な名曲です。
丁寧に歌い上げる山本さんの歌唱もぐっとくるものがありますし、カラオケ人気も高いですから聴いたことがあるという方も多いでしょう。
演歌と歌謡曲の中間といった雰囲気で、こぶしなどの演歌的な技術も控えめですから演歌初心者の方でも挑戦しやすいと言えそうです。
楽曲のメロディは全体的に低めで高音が苦手な人にもありがたいところですが、音域の幅自体はやや広めで特にサビの部分は音程を外しやすいですからその辺りに注意しつつ練習してみましょう!