坂本冬美の人気曲ランキング【2025】
演歌歌手の坂本冬美さんは、1987年に「あばれ太鼓」という曲でデビューし、80万枚をこえる売上を記録しました。
演歌ではない分野の人ともコラボをし、さまざまな形で活躍する、坂本冬美さんの人気曲のランキングをまとめてみました。
坂本冬美の人気曲ランキング【2025】(31〜40)
桜の如く坂本冬美36位

温かみのある快活なメロディーとリリックでファンの間でも人気の高い作品『桜の如く』。
デビュー25周年を記念してリリースされたシングルということもあり、超絶技巧を魅せる楽曲というよりは、親しみやすい演歌に仕上げられています。
こぶしの難易度は低めで、同じ母音で何度も音程を上下させることは珍しく、そこまで力強いパートもありません。
ただ、サビ終わりの部分で、シャウトという声をがならせる発声が登場するので、そこだけは注意が必要です。
熊野路へ坂本冬美37位

和歌山県が誇る世界遺産、熊野古道を舞台に、今は亡き大切な人との思い出をたどる旅を描いた1曲です。
坂本冬美さんの情感豊かな歌声が、静寂に包まれた巡礼路の風景と、胸にせまる切ない追憶を浮かび上がらせます。
今は会えない人をしのびながら思い出の地を歩く主人公の姿に、心を揺さぶられる方もいらっしゃるかもしれません。
この楽曲は、2018年9月に発売されたコンセプトシングル『ふるさとの空へ』に収録された作品です。
故郷を離れて暮らす方や、大切な思い出を胸に抱く方の心に、じんわりと染み渡るのではないでしょうか。
百夜行坂本冬美38位

多くの名曲を持つ坂本冬美さんですが、その中でも屈指の切ない楽曲として知られるのがこちらの『百夜行』。
本作は非常にゆったりとしたテンポの作品で、演歌というよりは歌謡曲のテイストが強い作品です。
演歌特有のこぶしと言えるような音階の変化は一切なく、全体を通して、抑揚はありながらも、起伏の少ないシンプルなボーカルラインにまとまっています。
やや高いように思えるかもしれませんが、全体のキーは低めなので、しっかりとキーを合わせれば、誰でも歌い切れます。
紀ノ川坂本冬美39位

坂本冬美さんの故郷・和歌山を流れる川を舞台に、母から娘、そして孫へと受け継がれる三世代の絆を描いた壮大な物語性のある1曲です。
2008年3月に発売されたこの楽曲は、有吉佐和子の小説を題材にした「名作シリーズ」の完結編にあたり、TBS系『開運音楽堂』のエンディングテーマにも採用されました。
我が子の幸せをひたすらに祈る母親の深い愛情が、悠久の川の流れと重なり合う普遍的なテーマは、聴く人の心を強く打ちます。
同年11月に和歌山県の「ふるさと大使」へ任命されたエピソードからも、本作に込められた故郷への思いが伝わってくるようです。
家族の絆を改めて感じたい時や、故郷に思いをはせたい時に聴くと、その温かい歌声が心に染み渡るのでしょう。
羅生門坂本冬美40位

女性演歌歌手でありながらも、男歌を得意としていることで有名な坂本冬美さん。
彼女の作品のなかでも、特に人気の高い男歌が、こちらの『羅生門』。
坂本冬美さんの楽曲のなかでも、特にシリアスなメロディーが印象的な作品で、ファンから高い支持を集めています。
力強さが目立つ本作ですが、そのボーカルライン自体はシンプルで、音域も狭めにまとまっています。
複雑な音程を上下を要するこぶしも、サビ終わりの部分だけで、2回以内の音程を上下にまとまっているため、演歌に歌い慣れている方なら問題なく歌い上げられるでしょう。
坂本冬美の人気曲ランキング【2025】(41〜50)
酔中花坂本冬美41位

2022年にリリースされた坂本冬美さんの楽曲『酔中花』。
二葉百合子さんに師事を受けたいた坂本冬美さんですが、晩年は難しい演歌の他にも、キャッチーな演歌にも取り組んでいます。
その中でも特に歌いやすい作品が、本作です。
こぶしがまったく登場しないわけではありませんが、全体的な難易度は低く、何度も音程を上下させるようなこぶしは登場しません。
音域はやや広めですが、声が裏返ってしまったとしても、聞き手にとってはこぶしのように聞こえるので、声域が狭い方でも歌いやすい楽曲です。
陽は昇る坂本冬美42位

平成17年(2005年)5月11日発売。
3年前の男侠のような路線の坂本冬美らしい曲です。
デビュー直後は男女の心の機微を歌ったものが多かったですが、このあたりは春夏秋冬や、山川花などの自然を歌詞にふんだんに採り入れるようになってますね。
最高27位、3.5万枚。





