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演歌歌手のデビュー曲

演歌歌手のデビュー曲
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演歌歌手のデビュー曲

演歌といえば日本人の心の音楽として、老若男女を問わず親しまれてきました。

そして、数多くのスター歌手が誕生したジャンルでもあります。

今回はそんな演歌歌手のデビュー曲の特集です。

今では大御所と呼ばれるような歌手たちの初々しい一面も垣間見えます。

演歌歌手のデビュー曲(1〜10)

グラツィオーソ・ラブ咲乃めぐみ

「グラツィオーソ・ラブ」咲乃めぐみ
グラツィオーソ・ラブ咲乃めぐみ

優雅で洗練されたメロディが特徴の1曲。

咲乃めぐみさんが2024年12月にリリースするデビューシングルです。

「優美に」という意味を持つタイトルのとおり、穏やかで心地よい歌声が印象的。

過ぎ去った日々を優しく振り返るような歌詞は、聴く人の心に染みわたります。

高岡輝巳さんとのコラボレーションによって生まれた本作は、昭和歌謡のエッセンスも感じさせる温かみのある仕上がり。

咲乃さんの思いが込められた、歌謡曲ファン必聴の1曲となっています。

懐かしさと新しさが同居する歌声に癒やされたい方におすすめです。

海峡物語加門亮

1988年9月に発売された『海峡物語』は、作詞を吉田旺さん、作曲を中村泰士さん、編曲を馬飼野俊一さんという豪華スタッフ陣が手がけた本格的な演歌作品です。

釜山へ向かうフェリーの上で故郷を目指す女性の姿を通して、別れの後悔と再会への願いを切々と歌い上げています。

海峡の夜景、離別の痛み、不実な男への怨み、そして消えない未練といった情念が幾重にも重なり、物語性豊かな世界観を構成。

加門亮さんの端正な低音と艶やかなビブラートが、オーケストラ風の編曲と相まって都会的なムード歌謡の香りをかもし出しています。

夢灯り北岡ひろし

北岡ひろし 緑の燈火(あかり) (with lyrics)
夢灯り北岡ひろし

北岡ひろしさんの1作目のシングル曲。

1984年6月にリリースされ、ABC歌謡大賞シルバー賞、テレビ朝日音楽祭新人賞、第17回日本有線大賞新人賞など数々の新人賞を獲得した輝かしいスタートを飾ったナンバーです。

後に女形歌手として独自のスタイルを確立していく彼ですが、本作は演歌歌手としての情感豊かな歌声をストレートに堪能できる楽曲。

ベストアルバム『~ひとひら重ねて~』にも収められており、現在も彼のキャリアを語る上で欠かせない1曲として多くのファンに愛され続けています。

男灘多岐川舞子

1989年5月に日本コロムビアからリリースされたデビューシングルです。

星野哲郎さんの作詞、市川昭介さんの作曲による骨太なナンバー。

波に揉まれる漁師の姿を通して男の生きざまを描いた歌詞にかけ声のフレーズが織り込まれており、それが当時大きな話題となりました。

本作でデビューした多岐川舞子さんは、同年に新宿音楽祭銅賞と横浜音楽祭新人奨励賞を受賞。

その後も数々のヒット曲を生み出し、演歌界で確固たる地位を築きました。

荒波に立ち向かう力強さと、情感たっぷりの歌声に心を揺さぶられてみてください。

倖せ なみだ色尾形大作

1981年11月に発売された尾形大作さんのデビュー作。

作詞を香川香さん、作曲を弦哲也さんが手がけた本作は、涙と幸せという相反する感情が交錯する切ない心情を丁寧に描いています。

愛する人への思いが募るほどに流れる涙さえも愛おしいと感じる主人公の複雑な心の内が、演歌らしい情感豊かなメロディーに乗せて歌われています。

そして尾形さんの歌声が、別れの痛みと残る愛情のはざまで揺れる心を繊細に表現しているんですよね。

恋やどり尾鷲義人

三重県尾鷲市出身の尾鷲義人さんが1989年5月にリリースしたデビュー曲。

里村龍一さんの作詞、三木たかしさんの作曲による本作は、雨の夜に酒場で1人別れた人への思いを断ち切れずにいる心情を描いています。

飲みながらも忘れられない恋心、会いたくても会えない切なさが胸に迫ってきますね。

第31回日本レコード大賞で新人賞を受賞した本作。

誰もが共感できる別れの痛みが込められた、珠玉のナンバーです。

潮来の宿川島一成

Victor SV-7606-A 川島一成 – 潮来の宿
潮来の宿川島一成

千葉県香取市出身の川島一成さんがNHKオーディション合格を経て世に送り出したデビュー作。

1983年4月に発売された本作は、平山忠夫さんによる作詞、木村好夫さんによる作曲というベテラン陣によって、水郷の情緒を描いた正統派演歌に仕上げられています。

茨城県の潮来を舞台に、旅情と別れの悲しみをしっとりと歌い上げる内容で、演歌らしい抑揚と情感を大切にした歌唱が魅力です。

演歌ファンなら一度は聴いておきたい、昭和演歌の伝統を感じさせる名曲です。

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