演歌歌手のデビュー曲
演歌といえば日本人の心の音楽として、老若男女を問わず親しまれてきました。
そして、数多くのスター歌手が誕生したジャンルでもあります。
今回はそんな演歌歌手のデビュー曲の特集です。
今では大御所と呼ばれるような歌手たちの初々しい一面も垣間見えます。
演歌歌手のデビュー曲(21〜30)
いいもんだ いいもんだ竹島宏

竹島宏は、坂本冬美のコンサートを10歳の時に見に行き、歌手になることを決意したんだとか。
高校の進路相談では先生に「演歌歌手になる」と希望を告げ、猛反対となり、結局、明治大学経営学部を卒業しましたが、大学1年の時に出場したカラオケ大会がきっかっけでデビューしました。
河童ブギウギ美空ひばり

1949年美空ひばりが12歳の時の歌声ですが、子どもの歌という感じがしませんね。
しかし、歌唱力がありすぎる美空ひばりは、のど自慢大会などでは合格しなかったんです。
でき上がりすぎて、かえって審査員から子どもらしくないと不評だったんですね。
デビューしてからもしばらくは、この批判は避けられなかったようです。
演歌歌手のデビュー曲(31〜40)
春はSA-RA SA-RA長山洋子

現在は演歌歌手として活躍されている長山洋子のデビューは、演歌ではなくJ-POPを歌うアイドルでした。
しかしながら16歳の長山はしっかりと演歌歌手としてのボイストレーニングを受けており、歌唱力も抜群でしたが、「16歳で演歌は早い!」と周りの声に逆らえず、断念。
恐らく、顔が可愛らしいので、アイドルとして売り出したかったのでしょうね。
片道切符北山たけし

16歳の時に、「大平幸一」の芸名でデビューしますが、全く売れず、一度は故郷の福岡県に帰郷します。
しかし21歳の時に再び上京し、あの北島三郎の弟子となったんだとか。
修行中の身でありながら、北島三郎の次女と弟子となった3年目位から付き合い始めますが、弟子の分際との気持ちから8年間も交際を隠していたそうです。
袴をはいた渡り鳥島津亜矢

実は「袴をはいた渡り鳥」は畠山みどりという売れっ子の歌手が歌う予定だったのですが、直前で水前寺清子がタイトルを「涙を抱いた渡り鳥」と変えて歌うことになりました。
とはいえ島津亜矢のこの曲はカバーではなく、オリジナル。
タイトルだけが水前寺清子のデビュー曲の元ネタと同じなのでややこしいですね。
目ン無い千鳥大川栄作
高校を卒業とともに、作曲家の古賀政男先生の元に弟子入りし、デビュー曲も「霧島昇」のリバイバル曲です。
古賀政男氏の最後の弟子となっているためか、古賀メロディを地道に歌い続けています。
近年、「筑紫竜平」のペンネームで作曲もこなしています。