演歌歌手のデビュー曲
演歌といえば日本人の心の音楽として、老若男女を問わず親しまれてきました。
そして、数多くのスター歌手が誕生したジャンルでもあります。
今回はそんな演歌歌手のデビュー曲の特集です。
今では大御所と呼ばれるような歌手たちの初々しい一面も垣間見えます。
演歌歌手のデビュー曲(11〜20)
よこはま・たそがれ五木ひろし

五木ひろしは芸名を4回程変えていますので、五木ひろしとしてのデビューはヒット曲「よこはま・たそがれ」です。
彼のは全日本歌謡選手権のグランプリを獲得して、再デビューし、今日があります。
この全日本歌謡選手権は非常に厳しい審査で、たしか演歌嫌いの淡谷のり子先生も審査員で、演歌を歌う方は不利な条件を突破し勝ち抜くので、グランプリの方は皆、物凄い実力者ぞろいです。
風が吹く天童よしみ

天童よしみもあの全日本歌謡選手権の覇者です。
しかしながら、再デビューして売れるまでに10年かかっています。
只、16歳の頃に「吉田よしみ」として、誰でも聴いたことのある曲を歌っていますよね。
アニメ「いなかっぺ大将」の「大ちゃん数え唄/いなかっぺ大将」の歌唱は16歳とは思えない声量ですね。
女を忘れろ小林旭(カバー)

歌手としても長い歴史を持つ小林旭ですが、デビューはこの曲でした。
ご本人いわく、「当時は80万枚くらい売れた」とおっしゃっているようですが、おそらく違うと思います。
小林旭の歌手デビューきっかけは1957年に映画撮影の合間に小林が「木曽節」を歌い、周りが上手さに驚き、たちまち翌年には歌手デビューとなりました。
嫁にこないか新沼謙治

新沼謙治が歌手になるきっかけは、この時代のスターへの登竜門「スター誕生」ですが、予選で4回も落ち、5回目で合格した根性の持主です。
でも最後の決戦大会では男性では最高の17社が新沼謙治をスカウトしました。
東北訛りのやさしい感じが新しい、演歌アイドルを生み出しました。
女のためいき森進一

ハスキーボイスが特徴の森進一ですが、元は普通の声だったんだとか。
売れる為にはインパクトが必要とされ、声を潰したとされています。
「女のためいき」は青江三奈の「恍惚のブルース」が同じ時期に重なり、ため息路線とされ互いにヒットしました。
箱根八里の半次郎氷川きよし

昭和の時代はJ-POPと演歌が上手く重り合い、どちらも流行歌として世に出ていました。
この時代にデビューした演歌歌手の方は、実力派として今も第一線で活躍されている方も多いですが、若手のホープとして2000年にデビューした氷川きよしは、ルックス、実力ともに低迷していた演歌界を盛り上げた貢献者です。
演歌歌手のデビュー曲(21〜30)
困るのことヨ都はるみ

都はるみの独特のこぶしは、なかなか真似できるものではありませんが、昔、ご本人の前でそっくりに歌われた歌手の方がいます。
「石川さゆり」です。
ご本人も大笑いしていましたね。
森昌子は、決戦大会で「涙の連絡船」を歌っていましたし、今、活躍されている演歌歌手の憧れなんですね。