演歌歌手のデビュー曲
演歌といえば日本人の心の音楽として、老若男女を問わず親しまれてきました。
そして、数多くのスター歌手が誕生したジャンルでもあります。
今回はそんな演歌歌手のデビュー曲の特集です。
今では大御所と呼ばれるような歌手たちの初々しい一面も垣間見えます。
演歌歌手のデビュー曲(11〜20)
カモメお前なら神野美伽

1984年3月に神野美伎さんがリリースしたデビュー作『カモメお前なら』は、鳥井実さんが作詞を、市川昭介さんが作曲を手がけました。
カモメに語りかけるような歌詞が印象的で、港町の情景や旅立ちへの思いが込められています。
演歌らしい節回しを持ちながらも、フォーク風味を帯びた親しみやすい曲調で、演歌初心者の方でも歌いやすい1曲です。
神野さんはデビュー年に第3回メガロポリス歌謡祭新人賞をはじめ、多数の新人賞を獲得しています。
別れ愛若山かずさ

1984年4月に日本コロムビアからリリースされたこの曲は、作詞を荒川利夫さん、作曲を三木たかしさんが手がけた演歌バラードです。
情感たっぷりの歌声で切ない別れの情景を描いたこの曲は、横浜音楽祭で審査員特別賞を受賞、若山かずささんの歌手人生の原点となりました。
別れを受け入れながらもなお未練を残す女性の心理が丁寧につづられています。
そして叙情性を重視した三木たかしさんならではの旋律と、若山さんの抑揚を効かせた節回しが絶妙にマッチしているんですよね。
失恋の痛みを経験したことのある方なら、きっとこの曲に寄り添ってもらえるはずです。
女の人生待ったなし長保有紀

1985年6月にアポロンからリリースされたデビュー曲。
惚れた男性にすがる女性の姿を通して、恋に生きる女の覚悟と切なさが描かれています。
タイトルが示す通り、人生の限られた時間の中で逃せない恋の機会、その焦りと情熱が歌詞に込められているんですね。
長保有紀さんは本作でデビューを果たした後、1987年には全日本有線放送大賞新人賞を受賞。
その後も『しのび川』『惚の字傘』といったヒット曲を生み出し、1994年にはNHK紅白歌合戦への出場も果たしました。
男同士香田晋

作曲家船村徹さんの内弟子として3年間の修業をへて、1989年6月にリリースされた香田晋さんのデビューシングル。
作詞を星野哲郎さん、作曲を師匠の船村さんが手がけた本作は、男同士のきずなと義理人情を描いた硬派な演歌です。
第31回日本レコード大賞新人賞を受賞しました。
人間味あふれる歌声で、働く男たちの覚悟と友情を力強く歌い上げています。
演歌の王道を踏まえながらもフォーク的な語り口を感じさせる独特な歌唱スタイルが当時、強烈な印象を残しました。
昭和演歌の熱量を感じたい方にオススメです。
愛は死んでも八代亜紀

デビュー曲は「なみだ恋」では?と思いますが、伝説のデビュー曲があったんですね。
ドサ回り時代の苦労の中で自分の曲が持てた喜びは忘れることができないと語る八代ですが、やはり世に認められたいとの気持ちで「全日本歌謡選手権」にチャレンジし、見事10週勝ち抜きグランプリとなりました。
そこからはあっという間にスターに。
おんなの祭り市川由紀乃

デビューは結構古く1993年で彼女が17歳の時です。
師匠は故市川昭介で、芸名の市川はここから取っています。
実力は認められても、世間一般に名が知れ渡ることもなく、一時期は歌手活動を休業し、天ぷら屋でアルバイトしていた時期もありました。
近年はバラエティなどにも出演し、知名度は大幅アップしましたね。
演歌歌手のデビュー曲(21〜30)
金沢望郷歌松原健之

メジャーとしてのデビュー曲は「金沢望郷歌」ですが、インディーズ時代に「小松原たけし」として「旅の終わりに」を2002年に発売しています。
演歌歌手としては、今では珍しく石川県各地で街頭ライブを地道に行い、プロデビューのチャンスを掴みました。
「奇跡のクリスタルボイス」とのキャッチフレーズを持つ美しい声の持主です。


