演歌歌手のデビュー曲
演歌歌手のデビュー曲には、人生をかけた感動のドラマが秘められています。
漁船の乗組員、梅干し検査員、自動車整備士など、多彩な職業から歌の道を志し、夢を追いかけた方々の物語。
民謡からの転身、カラオケ大会でのスカウト、諦めなかったオーディション挑戦など、それぞれの道のりは波乱に満ちています。
その思いが込められたデビュー曲は、今もなお多くの人々の心に深く響き続けています。
もくじ
- 演歌歌手のデビュー曲
- グラツィオーソ・ラブ咲乃めぐみ
- ホレました石原詢子
- 北へひとり旅楠木康平
- 前橋ブルース北山大介
- あばれ太鼓坂本冬美
- 新宿の女藤圭子
- 愛は死んでも八代亜紀
- おんなの祭り市川由紀乃
- 金沢望郷歌松原健之
- 涙を抱いた渡り鳥水前寺清子
- おんなの出船松原のぶえ
- 捨てないであなた花衣
- 函館本線山川豊
- おしろい花水森かおり
- よこはま・たそがれ五木ひろし
- ブンガチャ節北島三郎
- 風が吹く天童よしみ
- 女を忘れろ小林旭(カバー)
- 嫁にこないか新沼謙治
- 女のためいき森進一
- 箱根八里の半次郎氷川きよし
- 困るのことヨ都はるみ
- 雨酒場香西かおり
- 兄弟船鳥羽一郎
- 霧情山内惠介
- この世の花島倉千代子
- せんせい森昌子
- かくれんぼ石川さゆり
- いいもんだ いいもんだ竹島宏
- 河童ブギウギ美空ひばり
- 春はSA-RA SA-RA長山洋子
- 片道切符北山たけし
- 袴をはいた渡り鳥島津亜矢
- 目ン無い千鳥大川栄作
演歌歌手のデビュー曲(1〜20)
嫁にこないか新沼謙治

新沼謙治が歌手になるきっかけは、この時代のスターへの登竜門「スター誕生」ですが、予選で4回も落ち、5回目で合格した根性の持主です。
でも最後の決戦大会では男性では最高の17社が新沼謙治をスカウトしました。
東北訛りのやさしい感じが新しい、演歌アイドルを生み出しました。
女のためいき森進一

ハスキーボイスが特徴の森進一ですが、元は普通の声だったんだとか。
売れる為にはインパクトが必要とされ、声を潰したとされています。
「女のためいき」は青江三奈の「恍惚のブルース」が同じ時期に重なり、ため息路線とされ互いにヒットしました。
演歌歌手のデビュー曲(21〜40)
箱根八里の半次郎氷川きよし

昭和の時代はJ-POPと演歌が上手く重り合い、どちらも流行歌として世に出ていました。
この時代にデビューした演歌歌手の方は、実力派として今も第一線で活躍されている方も多いですが、若手のホープとして2000年にデビューした氷川きよしは、ルックス、実力ともに低迷していた演歌界を盛り上げた貢献者です。
困るのことヨ都はるみ

都はるみの独特のこぶしは、なかなか真似できるものではありませんが、昔、ご本人の前でそっくりに歌われた歌手の方がいます。
「石川さゆり」です。
ご本人も大笑いしていましたね。
森昌子は、決戦大会で「涙の連絡船」を歌っていましたし、今、活躍されている演歌歌手の憧れなんですね。
雨酒場香西かおり

演歌歌手の方は民謡を習っていた方が多いですね。
香西かおりも幼い頃から民謡で賞を受賞し、「香西香」で、民謡レコードも出しています。
一時期は銀行へ就職するも、やはり歌手への道を諦められず、1988年に念願のデビューを果たしました。
兄弟船鳥羽一郎

芸名通りに出身地は三重県鳥羽市で、ご両親も父は漁師で母は海女、そしてご本人も5年間遠洋漁船に乗り込んで、マグロやカツオなどを捕獲する船員でした。
海の男の歌は命をかける自らの体験でもあります。
実弟に山川豊がいますが、先にデビューしたのがきっかけで鳥羽一郎も、船村徹の門下生となり30歳でデビューとなりました。