80年代の演歌歌手のデビュー曲
演歌の歴史を彩る個性豊かなデビュー曲の数々を、心に刻まれた感動とともにお届けします。
チョー・ヨンピルさんの「釜山港へ帰れ」から、伍代夏子さんの「戻り川」、香西かおりさんの「雨酒場」まで、それぞれのアーティストが初めて世に送り出した珠玉の楽曲たち。
時代を超えて色褪せることのない、名曲の誕生秘話と共に心に響く歌声をご紹介します。
もくじ
80年代の演歌歌手のデビュー曲(1〜20)
KUMIKO浦上幹子

浦上幹子は兵庫県姫路市出身の演歌歌手で、1986年にこの曲でデビューを果たしました。
「浦上裕里子」、「宇多川都」と芸名を変えており、「浦上幹子」は本名です。
ミニスカートで歌う演歌と歌唱力の高さは当時話題となりました。
王将一代 小春しぐれ大和さくら

大和さくらは歌手活動の第一線をいったん退いて音楽プロデューサーとして活動をしていた演歌歌手の都はるみがプロデュースを手掛けた第1号歌手で、1988年にこの曲で歌手デビューを果たしました。
演歌低迷期であった時期にスマッシュヒットし、1988年度のFNS歌謡祭では最優秀新人賞を受賞しました。
あじさい橋城之内早苗

城之内早苗はおニャン子クラブの会員番号17番として活躍しており、おニャン子クラブ所属中から演歌歌手志向が強く、1988年にこの曲でソロデビューを果たしました。
メンバーでは唯一の演歌界進出で、この曲はオリコンチャートにおいて、演歌で初めて初登場1位という記録を作りました。
津軽のじょっぱり石上久美子

石上久美子は北海道南富良野町出身の女性演歌歌手で、1986年にこの曲でデビューを果たしました。
民謡で鍛えた声と、独自の歌いまわしで注目を集め、昭和62年度の歌謡祭で新人賞を総なめにし、1987年には坂本冬美、島津亜矢とともに「はつらつ3人娘」結成しています。
済州エア・ポート半田浩二

半田浩二はTBS「街かどテレビ11:00」に出演し、それが作詞家であり、作曲家でもある中山大三郎の目にとまり、同年より中山の内弟子となりました。
4年間の修行のあと、1988年にテイチクレコードからこの曲でデビューを果たしました。
私のあなた日野美歌

日野美歌は中学1年のときに日本テレビの人気オーディション番組「スター誕生!」に挑戦しましたが、不合格となっています。
それでもテイチクより1982年にこの曲でデビューを果たしています。
同年に発表した「氷雨」が大ヒットを記録しました。