80年代の演歌歌手のデビュー曲
1980年代の演歌界は、坂本冬美さんや鳥羽一郎さんなど、後の大御所になる方たちがデビューした時代です。
今ではすっかり有名な人もたくさんいますが、デビュー曲を知らないという人も多いのでは?
今回はそんな80年代の演歌歌手のデビュー曲の特集です。
80年代の演歌歌手のデビュー曲(21〜30)
ノサップ岬門馬良

門馬良はTBSテレビ「街かどテレビ11:00」グランドチャンピオンがきっかけで中山大三郎の弟子となり、1989年にこの曲でデビューを果たしました。
しかし、その後大きなヒットに恵まれることはなく、現在ではラジオのパーソナリティーなどで活躍しています。
帰ってこいよ松村和子

松村和子は「帰ってきた男衆(やんしゅう)演歌」のキャッチフレーズの元、1980年にこの曲でデビューを果たしました。
ロングヘアー姿で津軽三味線をギターの様に操り、高音ボイスが印象的で、デビュー曲ながらヒットを記録し、第22回日本レコード大賞新人賞を受賞しました。
二人づれ秋吉恵美

秋吉恵美は福岡県出身の歌手で、1981年にこの曲で歌手デビューを果たしています。
長年演歌を歌っていましたが、演歌から進路を変え、現在では人々の心に語りかけるハートソングを歌っており、歌・舞・奏の舞台創りへの挑戦を精力的に行っています。
恋唄綴り麻生詩織

麻生詩織はテレビ朝日の「はぐれ刑事純情派」の劇中挿入歌「恋唄綴り」の歌手オーディションに合格し、1989年に歌手デビューを果たしました。
作詞は荒木とよひさ、作曲は堀内孝雄が手掛けた曲で、後に堀内孝雄がセルフカバーした同曲は大ヒットとなりました。
釜山港へ帰れチョー・ヨンピル

チョー・ヨンピルは大韓民国出身のアーティストで、日本では演歌歌手として知られています。
1976年に韓国でこの曲が発売され、30万枚を売り上げるヒットとなりました。
日本では谷村新司が訳詞を手掛けており、1982年にこの曲でデビューを果たしました。
ふりむけばヨコハママルシア
マルシアのデビューシングルとして1989年に発売されました。
神奈川県横浜市の港・船を題材にしたご当地ソングで、同年末の「第31回日本レコード大賞」では最優秀新人賞を獲得するなど、数々の新人賞を受賞しました。
また翌1990年末の「第41回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしています。
あばれ太鼓坂本冬美

坂本冬美のデビューシングルとして1987年に発売されました。
作詞はたかたかし、作曲は猪俣公章が手掛けており、1987年の第29回日本レコード大賞では新人賞、第20回日本有線大賞では最優秀新人賞を受賞しました。
NHK紅白歌合戦では、1995年の「第46回」と2003年の「第54回」の過去2回歌唱しています。