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【1980年代】演歌歌手のデビュー曲まとめ

1980年代、新しい演歌ブームが訪れていた時代。

『日本歌謡大賞』や『紅白歌合戦』で披露された曲に、心を奪われた経験をお持ちではないでしょうか。

情感たっぷりの歌声で、一躍時代の顔となった歌手たち。

その歌声は今でも多くの人々の記憶に残り続けています。

今回この記事では「80年代の演歌歌手のデビュー曲」をテーマに楽曲をピックアップ。

懐かしの作品に出会えるかもしれませんのでぜひ最後までチェックして、名曲の素晴らしさを再発見していってください!

【1980年代】演歌歌手のデビュー曲まとめ(1〜10)

いのち花NEW!真木柚布子

1989年11月にリリースされたデビューシングル『いのち花』です。

本作は新宿歌謡祭で銅賞を受賞、演歌歌手としての本格的な活動の起点となりました。

石本美由起さんの作詞、市川昭介さんの作曲という黄金コンビが手がけた本作。

男女の愛と運命を花や舟といった自然のイメージで詩的に描き出しています。

人生の節目を迎えた方、運命的な出会いや別れを経験した方の心に静かに響く1曲でしょう。

ホレましたNEW!石原詢子

1988年10月にリリースされた石原詢子さんのデビュー作は、演歌のアイドルとして歌謡曲の要素を取り入れた新鮮な楽曲です。

ポップス風のメロディーと演歌の情緒が見事に融合しており、こぶし回しも控えめで歌いやすいボーカルラインに仕上げられています。

北国の情景と切ない恋心を描いた歌詞も特徴で、津軽の冬や日本海の波を背景にした、命を懸けた恋情が見えてきます。

岐阜から上京し、新聞配達やアルバイトをかけ持ちしながらチャンスをつかんだ彼女の努力が、作品に確かな説得力を与えているのでしょう。

女の人生待ったなしNEW!長保有紀

1985年6月にアポロンからリリースされたデビュー曲。

惚れた男性にすがる女性の姿を通して、恋に生きる女の覚悟と切なさが描かれています。

タイトルが示す通り、人生の限られた時間の中で逃せない恋の機会、その焦りと情熱が歌詞に込められているんですね。

長保有紀さんは本作でデビューを果たした後、1987年には全日本有線放送大賞新人賞を受賞。

その後も『しのび川』『惚の字傘』といったヒット曲を生み出し、1994年にはNHK紅白歌合戦への出場も果たしました。

【1980年代】演歌歌手のデビュー曲まとめ(11〜20)

夢灯りNEW!北岡ひろし

北岡ひろし 緑の燈火(あかり) (with lyrics)
夢灯りNEW!北岡ひろし

北岡ひろしさんの1作目のシングル曲。

1984年6月にリリースされ、ABC歌謡大賞シルバー賞、テレビ朝日音楽祭新人賞、第17回日本有線大賞新人賞など数々の新人賞を獲得した輝かしいスタートを飾ったナンバーです。

後に女形歌手として独自のスタイルを確立していく彼ですが、本作は演歌歌手としての情感豊かな歌声をストレートに堪能できる楽曲。

ベストアルバム『~ひとひら重ねて~』にも収められており、現在も彼のキャリアを語る上で欠かせない1曲として多くのファンに愛され続けています。

倖せ なみだ色NEW!尾形大作

1981年11月に発売された尾形大作さんのデビュー作。

作詞を香川香さん、作曲を弦哲也さんが手がけた本作は、涙と幸せという相反する感情が交錯する切ない心情を丁寧に描いています。

愛する人への思いが募るほどに流れる涙さえも愛おしいと感じる主人公の複雑な心の内が、演歌らしい情感豊かなメロディーに乗せて歌われています。

そして尾形さんの歌声が、別れの痛みと残る愛情のはざまで揺れる心を繊細に表現しているんですよね。

カモメお前ならNEW!神野美伽

1984年3月に神野美伎さんがリリースしたデビュー作『カモメお前なら』は、鳥井実さんが作詞を、市川昭介さんが作曲を手がけました。

カモメに語りかけるような歌詞が印象的で、港町の情景や旅立ちへの思いが込められています。

演歌らしい節回しを持ちながらも、フォーク風味を帯びた親しみやすい曲調で、演歌初心者の方でも歌いやすい1曲です。

神野さんはデビュー年に第3回メガロポリス歌謡祭新人賞をはじめ、多数の新人賞を獲得しています。

別れ愛NEW!若山かずさ

1984年4月に日本コロムビアからリリースされたこの曲は、作詞を荒川利夫さん、作曲を三木たかしさんが手がけた演歌バラードです。

情感たっぷりの歌声で切ない別れの情景を描いたこの曲は、横浜音楽祭で審査員特別賞を受賞、若山かずささんの歌手人生の原点となりました。

別れを受け入れながらもなお未練を残す女性の心理が丁寧につづられています。

そして叙情性を重視した三木たかしさんならではの旋律と、若山さんの抑揚を効かせた節回しが絶妙にマッチしているんですよね。

失恋の痛みを経験したことのある方なら、きっとこの曲に寄り添ってもらえるはずです。