ザ・ピーナッツの人気曲ランキング【2025】
1959年から1975年という、日本の高度経済成長期に活躍した愛知出身の双子デュオのザ・ピーナッツ。
華やかな見た目と双子のハモリで、世の女性・男性を魅了しました。
今回は彼女たちの人気曲をランキング形式でご紹介します。
ザ・ピーナッツの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
恋のバカンスザ・ピーナッツ1位

双子のデュオならではの息の合ったハーモニーと、ジャズの要素を取り入れたスウィングするリズムが心地よいこの楽曲は、1963年4月にザ・ピーナッツによって世に出されました。
歌詞には、恋人との甘美でちょっぴり大胆なバカンスの情景が鮮やかに描かれていて、聴いているだけで胸が高鳴るようですよね。
本作は、東レのサマーウェアの宣伝に使われ、「バカンス」という言葉を日本中に広めたというエピソードも持つのですよ。
同年の第5回日本レコード大賞で編曲賞に輝き、第14回NHK紅白歌合戦でも披露されたという、まさに時代を彩った一曲でしょう。
夏の開放的な気分をさらに盛り上げてくれる、そんな魅力にあふれた作品なのではないでしょうか。
恋のフーガザ・ピーナッツ2位
昭和歌謡の名曲として知られるこの楽曲は、美しいメロディーと切ない歌詞で多くの人々の心を捉えてきました。
恋の終わりを悲しくも美しく描いたこの曲は、1967年8月にリリースされ、日本のポップカルチャーにおいて重要な位置を占めています。
作詞のなかにし礼さんは、去っていく人を追いかける感情をフーガの音楽形式になぞらえて表現しました。
本作は、その後も様々なアーティストによってカバーされ、新たな世代のリスナーにも受け継がれています。
失恋の痛みを癒したい時や、切ない恋心を抱えている時に聴くのがおすすめです。
モスラの歌ザ・ピーナッツ3位

『モスラの歌』は、日本の特撮映画を彩る伝説的なナンバーです。
この楽曲は「モスラ」や「モスラ対ゴジラ」において、重要な役割を担う双子姉妹のキャラクターとともに、幾多のシーンを彩ってきました。
メロディアスで神秘的な旋律は聴く者の心に深く響き、しばしば映画の節目で観客を魅了してやみません。
また、この曲はゴジラシリーズの中でもとくに愛されており、多くのファンにとっては忘れがたい名曲として記憶されています。
映画を見たことがない方でも耳にすることがあるほど、日本のポップカルチャーそのものを象徴する楽曲と言えるでしょう。
優雅さと力強さを兼ね備え、ゴジラシリーズの曲の歴史において、消えることなき輝きを放ち続けています。
ふりむかないでザ・ピーナッツ4位

「ふりむかないで」は1962年に発売された「ザ・ピーナッツ」のシングル曲です。
外国曲のカバーが主流だった時代に日本オリジナルのポップス曲として大ヒットしました。
「ザ・ピーナッツ」にとってオリジナルソングとして初のヒット曲となりました。
銀色の道ザ・ピーナッツ5位

1960年代にいくつものヒットソングを生んだ女性デュオ、ザ・ピーナッツ。
フォークソングに近い音楽性が特徴で、歌いやすい楽曲が多い傾向にあるデュオですね。
そんな彼女たちの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『銀色の道』。
本作は高音部分も少なく、音程の急な上下もないため、声が出づらくなってくる70代女性の方でもかなり歌いやすい部類に入る楽曲です。
2人とも主旋律を歌っているので、ソロでも十分なボーカルを聴かせられるのもポイントですね。
ウナ・セラ・ディ東京ザ・ピーナッツ6位
ザ・ピーナッツの『ウナ・セラ・ディ東京』は、涙を流しても前を向いて生きていこうとする、寂しさと希望が入り交じった歌詞が心に染みる名曲。
1964年の発表当時から長きにわたって愛され続け、映画化やNHK紅白歌合戦への出場、そして作詞賞作曲賞の受賞と、多方面で高い評価を得ています。
メロディは美しく、歌いやすさも兼ね備えているので、90代の方にこそ、若かりし頃を思い出しながら歌っていただきたい1曲ですね。
人生の喜怒哀楽のすべてを経験してこられた方だからこそ、この曲に込められた深い感情が胸に響くのではないでしょうか。
かえしておくれ今すぐにザ・ピーナッツ7位

この曲は放送禁止曲にも指定されているくらい怖い曲です。
1963年に男児誘拐殺人事件が起き、当時、誘拐された吉展ちゃんの行方は一向にわからなかったそうです。
そんな状況の中、犯人にラジオを通じて訴えるべく、この曲は作られました。
実際の話なだけに、かなり怖い曲ですね・・・。