ザ・ピーナッツの人気曲ランキング【2025】
昭和の音楽シーンに輝かしい足跡を残した双子デュオ、ザ・ピーナッツ。
伊藤エミさんと伊藤ユミさんによる息の合った歌声は、多くの人々の心を魅了してきました。
「恋のバカンス」で青春の喜びを歌い上げ、「モスラの歌」では神秘的な世界観を表現するなど、ジャンルを超えた多彩な魅力で日本の音楽史に大きな影響を与え続けています。
今もなお色褪せることのない珠玉の楽曲の数々を、皆様の声をもとにご紹介します。
もくじ
ザ・ピーナッツの人気曲ランキング【2025】
恋のフーガザ・ピーナッツ1位
昭和歌謡の名曲として知られるこの楽曲は、美しいメロディーと切ない歌詞で多くの人々の心を捉えてきました。
恋の終わりを悲しくも美しく描いたこの曲は、1967年8月にリリースされ、日本のポップカルチャーにおいて重要な位置を占めています。
作詞のなかにし礼さんは、去っていく人を追いかける感情をフーガの音楽形式になぞらえて表現しました。
本作は、その後も様々なアーティストによってカバーされ、新たな世代のリスナーにも受け継がれています。
失恋の痛みを癒したい時や、切ない恋心を抱えている時に聴くのがおすすめです。
恋のバカンスザ・ピーナッツ2位

双子のデュオならではの息の合ったハーモニーと、ジャズの要素を取り入れたスウィングするリズムが心地よいこの楽曲は、1963年4月にザ・ピーナッツによって世に出されました。
歌詞には、恋人との甘美でちょっぴり大胆なバカンスの情景が鮮やかに描かれていて、聴いているだけで胸が高鳴るようですよね。
本作は、東レのサマーウェアの宣伝に使われ、「バカンス」という言葉を日本中に広めたというエピソードも持つのですよ。
同年の第5回日本レコード大賞で編曲賞に輝き、第14回NHK紅白歌合戦でも披露されたという、まさに時代を彩った一曲でしょう。
夏の開放的な気分をさらに盛り上げてくれる、そんな魅力にあふれた作品なのではないでしょうか。
ふりむかないでザ・ピーナッツ3位

「ふりむかないで」は1962年に発売された「ザ・ピーナッツ」のシングル曲です。
外国曲のカバーが主流だった時代に日本オリジナルのポップス曲として大ヒットしました。
「ザ・ピーナッツ」にとってオリジナルソングとして初のヒット曲となりました。
銀色の道ザ・ピーナッツ4位

1960年代にいくつものヒットソングを生んだ女性デュオ、ザ・ピーナッツ。
フォークソングに近い音楽性が特徴で、歌いやすい楽曲が多い傾向にあるデュオですね。
そんな彼女たちの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『銀色の道』。
本作は高音部分も少なく、音程の急な上下もないため、声が出づらくなってくる70代女性の方でもかなり歌いやすい部類に入る楽曲です。
2人とも主旋律を歌っているので、ソロでも十分なボーカルを聴かせられるのもポイントですね。
ウナ・セラ・ディ東京ザ・ピーナッツ5位
ザ・ピーナッツの『ウナ・セラ・ディ東京』は、涙を流しても前を向いて生きていこうとする、寂しさと希望が入り交じった歌詞が心に染みる名曲。
1964年の発表当時から長きにわたって愛され続け、映画化やNHK紅白歌合戦への出場、そして作詞賞作曲賞の受賞と、多方面で高い評価を得ています。
メロディは美しく、歌いやすさも兼ね備えているので、90代の方にこそ、若かりし頃を思い出しながら歌っていただきたい1曲ですね。
人生の喜怒哀楽のすべてを経験してこられた方だからこそ、この曲に込められた深い感情が胸に響くのではないでしょうか。
かえしておくれ今すぐにザ・ピーナッツ6位

この曲は放送禁止曲にも指定されているくらい怖い曲です。
1963年に男児誘拐殺人事件が起き、当時、誘拐された吉展ちゃんの行方は一向にわからなかったそうです。
そんな状況の中、犯人にラジオを通じて訴えるべく、この曲は作られました。
実際の話なだけに、かなり怖い曲ですね・・・。