【懐かしの60年代】70代女性におすすめの洋楽名曲集【2025】
現在70代の方々が青春期を過ごされた1960年代の音楽カルチャーといえば、ビートルズの来日やヒッピーブーム、もちろんオールディーズなヒット曲など歴史に残る出来事や名曲、バンドにアーティストたちが生まれた時期です。
海外でのヒット曲に限らず日本だけで独自にシングルカットして売れていた洋楽の名曲もあって、後追いで深掘りするのも興味深いのですよね。
こちらの記事では、現在70代の女性に向けた1960年代の洋楽のヒット曲や名曲を紹介しています。
聴いただけであの当時の記憶がよみがえるような、青春の名曲たちをぜひお楽しみください!
【懐かしの60年代】70代女性におすすめの洋楽名曲集【2025】(1〜10)
IrresistiblementSylvie Vartan

1968年に、フランスの歌姫シルヴィ・ヴァルタンさんが放った珠玉のラブソングです。
希望に満ちた歌声とともに、失われかけた恋を取り戻そうとする懸命な思いが胸に響きます。
夜明け後の日差しのように、愛の力がすべてを乗り越えていく、そんなメッセージが込められているんですね。
1968年にリリースされ、フランスではチャート13位、イタリアではトップ3入りを果たすなど各国で大ヒット。
ポール・モーリアさんらによるカバーも生まれました。
恋に悩んだ日々を思い出しながら、あの頃の気持ちに浸ってみるのはいかがでしょうか。
I Will Follow HimPeggy March

1963年に発表された本作は、ペギー・マーチさんのキャリアを代表する楽曲として知られています。
愛する人の後を追いかける女性の強い決意を歌った歌詞と、明るく楽しいメロディが特徴的です。
発売後すぐに大ヒットし、さまざまな国でチャート入りを果たしました。
1992年公開の映画『シスター・アクト』でも印象的に使用され、新たな世代のファンを獲得。
ペギー・マーチさん自身も何度も再録音をおこない、その度に異なる世代のリスナーに受け入れられてきました。
愛の強さと献身を讃える普遍的なテーマは、今なお多くの人々の心に響いています。
青春時代の思い出とともに聴いてみませんか?
A Lover’s ConcertoSarah Vaughan

甘く切ない恋心を、クラシックの名曲をアレンジした美しいメロディに乗せて歌い上げた一曲。
サラ・ヴォーンさんの力強く表情豊かな歌声が、心に響きます。
1965年にリリースされた本作は、日本でも大きな人気を博し、三菱自動車のCMソングにも起用されました。
青春時代の思い出と重なって、懐かしさが込み上げてくる方も多いのではないでしょうか。
恋する喜びや切なさを感じたい時、ゆったりとした気分で音楽を楽しみたい時にぴったりの一曲です。
70代の方々が若かりし頃を懐かしむBGMとしてもすてきですね。
Do Wah DiddyManfred Mann

1964年7月に発売された、ポップでキャッチーな楽曲です。
通りを歩く女性に一目ぼれした男性の視点から描かれた歌詞は、軽快なリズムと相まって思わず口ずさみたくなるような魅力があります。
英国のシングルチャートで2週連続1位を獲得するなど、国際的な大ヒットとなりました。
映画『Stripes』での使用や、米軍の行進曲としても採用されるなど、ポップカルチャーに大きな影響を与えています。
青春時代の甘酸っぱい恋の思い出を振り返りながら、楽しく聴いていただけるのではないでしょうか?
You Can’t Hurry Love (恋はあせらず)The Supremes

1960年代を代表するソウルグループ、ザ・スプリームス。
ダイアナ・ロスさん、フローレンス・バラードさん、メアリー・ウィルソンさんというアフリカ系アメリカ人の女性3人からなるこのグループは、ビートルズに並ぶ人気を誇っていました。
中でもリードヴォーカルを務めたダイアナさんは歌姫としてソロ活動でも活躍。
そんな彼女たちが1966年に発表したモータウンの名曲『You Can’t Hurry Love』。
母の教えを思い出しながら真実の愛を待ち望む乙女心を歌った本作は、全米1位を獲得した大ヒット曲です。
多くの人の共感を呼ぶ恋愛の真理を歌ったメッセージは、時代を超えて愛され続けるでしょう。
特に、恋に悩む女性の背中を優しく押してくれるような名バラードです。
I Only Want to Be with You (二人だけのデート)Dusty Springfield

1960年代のイギリスの音楽シーンを代表するシンガー、ダスティ・スプリングフィールドさんの名曲『I Only Want to Be with You』。
ポップでロカビリーなサウンドに乗せて、恋する乙女心を軽やかに歌い上げた一曲は、彼女のソロデビューを飾るシングルとしてリリースされ、全英チャートで4位を記録する大ヒットとなりました。
ダスティさんの伸びやかな歌声が、相手と一緒にいることへの喜びを弾けるように表現していて、聴いているこちらまで恋をしている気分に。
特に70代の方々には、青春時代に夢中で聴いた思い出の1曲ではないでしょうか。
Poupée De Cire, Poupée De Son (夢みるシャンソン人形)France Gall

フランス出身の伝説的な歌手フランス・ギャルさんが、1965年にリリースしたシングル曲です。
17歳でユーロビジョン・ソング・コンテストに出場し、この曲で優勝を果たした彼女にとっての記念碑的な作品ですね。
作詞作曲を手がけたのは、あのセルジュ・ゲンスブールという豪華な顔合わせ。
一聴するとキャッチーなメロディが印象的ですが、若いアーティストが音楽業界に翻弄される葛藤がメタファーとして表現されているのが興味深いポイント。
アイドル的な可愛さとどこか皮肉の効いた歌詞のギャップが絶妙です。
1960年代のフレンチ・ポップを代表する名曲の一つであり、青春時代を思い出す方も多いのではないでしょうか。