【懐かしの60年代】70代女性におすすめの洋楽名曲集【2025】
現在70代の方々が青春期を過ごされた1960年代の音楽カルチャーといえば、ビートルズの来日やヒッピーブーム、もちろんオールディーズなヒット曲など歴史に残る出来事や名曲、バンドにアーティストたちが生まれた時期です。
海外でのヒット曲に限らず日本だけで独自にシングルカットして売れていた洋楽の名曲もあって、後追いで深掘りするのも興味深いのですよね。
こちらの記事では、現在70代の女性に向けた1960年代の洋楽のヒット曲や名曲を紹介しています。
聴いただけであの当時の記憶がよみがえるような、青春の名曲たちをぜひお楽しみください!
【懐かしの60年代】70代女性におすすめの洋楽名曲集【2025】(11〜15)
The End Of The World (世界の果てに)Brenda Lee

1944年生まれのアメリカ出身の歌手、ブレンダ・リーさんが歌った曲の中でも、特に感動的なバラードが『The End of the World』。
別れの悲しみをテーマにした歌詞は、主人公の絶望的な気持ちを世界の終わりに例えることで、その喪失感の大きさと深い孤独を見事に表現しています。
失った愛を前に、周囲の世界が何事もなかったかのように続いていく様子への混乱と、心の痛みを疑問視する心情は、聴く人の胸を打ちます。
1964年には日本でもシングルがリリースされ、幅広い年代に愛されてきた名曲です。
人生の喪失や別れを経験した方にこそ、じっくりと聴いていただきたい一曲ですね。
L’amour est bleu (恋はみずいろ)Vicky

ヴィッキー・レアンドロスさんは、ギリシャ出身の歌手で優れた歌唱力と語学力で知られています。
1967年に発表した『L’amour est bleu』は、詩的な歌詞とメロディーで愛の美しさと複雑さを表現した名曲。
フランス語版の歌詞は恋愛における喜びや悲しみ、そして成長を描き、恋の循環を象徴的に示しています。
本作は様々なアーティストにカバーされ、特にポール・モーリアのインストゥルメンタル・バージョンが全米チャート1位を獲得するなど世界的な成功を収めました。
恋愛の機微を繊細に描いた普遍的な名曲は、青春時代を過ごした方々の記憶に深く刻まれているのではないでしょうか。
These Boots Are Made For Walkin’ (にくい貴方)Nancy Sinatra

「にくい貴方」の邦題で知られるこの曲は、ナンシー・シナトラさんが1966年にリリースした大ヒットナンバー。
女性の自立と決意を力強く表現した歌詞が印象的で、恋人への別れを宣言するメッセージが込められています。
男性目線で書かれた原曲をあえて女性の立場で歌うことで、曲の意味合いがガラリと変わった名曲です。
多くの映画やCMに使用され、時代を超えて愛され続けている不朽の1曲と言えるでしょう。
California Dreamin’ (夢のカリフォルニア)The Mamas & The Papas

ザ・ママス&ザ・パパスが1960年代のカウンターカルチャーを象徴する『California Dreamin’』は、寒いニューヨークの冬からカリフォルニアの温暖な気候への憧れを歌った名曲。
「すべての葉は茶色で、空は灰色」という印象的なフレーズと、未達成の夢や願望を表す「教会での祈りのふり」などの歌詞が心に響きます。
1965年のシングルリリース以降、様々なアーティストにカバーされ、映画やテレビ番組でも使用されてきた不朽の名作です。
70代の方々にとっては青春時代を思い出す曲として、今聴いても色あせない魅力に溢れています。
Downtown (恋のダウンタウン)Petula Clark

孤独な日々を過ごしても、ペトゥラ・クラークさんの歌声が優しくそっと寄り添ってくれます。
心の澱みが溜まったとき、この曲に背中を押されて街へ出かけましょう。
きっと活気と希望に満ちた景色が目に飛び込んでくるはず。
イギリス生まれの歌姫が1964年にリリースし、アメリカのビルボードチャートでも1位を獲得した名曲は、半世紀以上の時を経た今も輝きを失わない普遍的なメッセージソングです。
『Finian’s Rainbow』などのミュージカル映画やテレビにも出演し、幅広い層から愛されているペトゥラさん。
青春時代を思い出したい大人の女性にこそ、ぜひ聴いていただきたい1曲なのです。