昭和の懐かしい食べ物。心に残る味と思い出を辿ってみよう
あの頃の食卓には、今では出会えない特別な味わいがあふれていました。
昭和の時代に愛され続けた食べ物は、単なる栄養補給を超えて、家族の絆や友人との語らいを紡ぐ大切な存在だったのです。
家でよく食べたインスタント麺から、みんなに親しまれた懐かしいお菓子まで、それぞれが持つ独特の魅力と背景にあるエピソードをご紹介します。
味覚とともによみがえる心温まる思い出の数々を、ゆっくりと味わってみませんか?
昭和の懐かしい食べ物。心に残る味と思い出を辿ってみよう(1〜10)
日清チキンラーメン
チキンラーメンは日清を代表するインスタントラーメンのひとつ、商業的にはじめて成功した即席めんということで歴史にも刻まれていますよね。
そんなチキンラーメンが誕生したのが1958年、お手軽に作れる面として長く愛される商品です。
その開発の過程はドラマにもなっていて、この手軽さを実現するために努力があったことがしっかりと語り継がれています。
シンプルだからこそアレンジの幅も広く、それぞれの楽しみ方ができるところも愛され続けるポイントなのかもしれませんね。
日清焼きそば
日清焼そばは、日清から発売されている即席めん、他ではあまり見ないような独自の作り方やアレンジの幅も魅力ですよね。
そんな日清焼そばが発売されたのは1963年で、昭和の時代から長く愛され続けていますね。
「神の粉末」とも呼ばれるスパイスの効いた特製の粉末ソースが印象的で、この味わいも長く愛されるポイントです。
例として入れる具材も書かれているものの、具は何もいれずに作るというこだわりを持っている人も多いイメージですね。
永谷園お茶づけ海苔
ご飯をサッと食べたいときにはお茶漬けがピッタリ、そのときに永谷園のお茶づけ海苔を使う人も多いかと思います。
そんな永谷園のお茶づけ海苔が誕生したのが1952年、簡単においしいお茶漬けが楽しめるということで長く愛される商品ですね。
のりとあられ、抹茶塩が入っていて、この組み合わせがお手軽で美味しいお茶漬けを生み出していますよね。
他の企業もさまざまなお茶づけ海苔を出していますが、その基礎の組み合わせを作った、元祖とも呼べる存在ではないでしょうか。
昭和の懐かしい食べ物。心に残る味と思い出を辿ってみよう(11〜20)
カロリーメイト
大塚製薬から発売されているカロリーメイトは、手軽に栄養の補給が可能なものとして、幅広い世代に愛されていますよね。
そんなカロリーメイトが登場したのが1983年、昭和の時代から人々の栄養補給を助けてきた食品です。
ブロックタイプになじみがあるという人も多いかもしれませんが、最初に販売されたのは缶に入った飲料のタイプで、ここからイギリスのショートブレッドを参考に、ブロックタイプが作られました。
いそがしいときに仕方なく食べるものから、栄養や腹持ちのために積極的に食べるものという、広告の変化からも長い歴史が感じられる食品ですね。
ハーゲンダッツ
少しだけ高級なアイスというイメージがあるハーゲンダッツは、コンビニやスーパーで買えるということもあって長く愛されています。
そんなハーゲンダッツが日本に登場したのは1984年、日本法人が設立されて青山に第1号店がオープンしたのが初ということで、昭和から愛されているアイスクリームですね。
それまでの日本で、アイスは子供の食べ物という考え方が根付いていたことに注目して、大人にも向けた高級路線に向かったことも成功のポイントかもしれませんね。
フレーバーのバリエーションもヒットの理由、テンポよりもパッケージがより愛されているような印象ですよね。
ポカリスエット
水分補給に欠かせないものというイメージが強いポカリスエット、その効果に助けられたという人も多いかと思います。
そんなポカリスエットが登場したのは1980年ということで、昭和から長く愛され続けている飲み物ですよね。
「飲む点滴」というコンセプトで作られ、失われた水分だけでなく、同時に失われたイオンまでも補給が可能という、すぐれた効果を持っています。
他の企業からもさまざまなスポーツドリンクが発売されていますが、歩んできた歴史の分、より安心感がある飲料ではないでしょうか。
ポテトチップス
ポテトチップスはスナック菓子の定番、さまざまな企業によって多くのブランドがあるものの、カルビーのポテトチップスをまっさきにイメージする人も多いかと思います。
そんなカルビーのポテトチップスが登場したのは1975年、長い歴史もあって日本を代表するスナック菓子ともいえる商品ですよね。
日本で最初のポテトチップスではなく、後発のブランドではあるものの、日本の定番までのし上がった点で企業の努力が感じられますよね。
バリエーションも魅力なので、何が出ていたのかも含めて、歴史をたどってみるのはいかがでしょうか。