自由の女神像に関する面白い雑学。アメリカを代表する象の豆知識
アメリカ合衆国のニューヨーク港にある自由の女神像は、自由を象徴する像として世界中の人びとから親しまれています。
像は観光スポットとしても人気を集めていますが、設置された背景には歴史的なできごとが関係しているので、面白い豆知識がたくさんあるんですよ。
そこでこの記事では、自由の女神像をテーマにした雑学を一挙にまとめました。
圧倒的な存在感を放つ像にまつわるエピソードを紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
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自由の女神像に関する面白い雑学。アメリカを代表する象の豆知識
像が持つ松明の炎は純金で作られている

アメリカの象徴として知られる自由の女神といえば、たいまつを掲げていますよね。
あれは自由と希望を表しており、たいまつの火の部分は純金でできています。
自由の女神は1886年にフランスからアメリカに贈られた記念像です。
当初のたいまつは格子のような見た目で内側から照明によって照らされていましたが、1986年の建立百年祭の時に置き換えられ、現在のものになったそうです。
色もそうですが、形もかなり変わっているので見比べてみるとおもしろいかもしれません。
王冠のトゲは世界の海と大陸を表している

自由の女神は、長い突起のついた王冠をかぶっていますよね?
実はあの王冠には意味があるのをご存じでしょうか。
突起は全部で7つあり、世界の大陸と海を表しています。
そこに自由が広がるという意味があるそうですよ。
自由の女神はアメリカ独立の記念像ですので、それにちなんだ意味が込められているのですね。
自由の女神の正式名称は「世界を照らす自由」と言います。
あまり目にはつきませんが、足元にもくさりや足かせがありますよ。
像の顔のモデルは絵画の民衆を導く自由の女神である

キリッとしているけれど、どこかやさしい雰囲気を感じる自由の女神の顔。
誰がモデルになっているかをご存じですか?
モデルとなったのは、フランスの画家、ウジェーヌ・ドラクロワさんの作品「民衆を導く自由の女神」と、自由の女神をデザインしたフレデリク・バルトルディさんのお母様と言われています。
「民衆を導く自由の女神」で描かれている女性は横顔ですが、すっと通った鼻筋が確かに似ているような気がしますね。
この機会に、自由の女神の顔をじっくり観察してみてはいかがでしょうか?
かつて像は灯台としても使用されていた

自由の女神はアメリカのシンボルとして知られている像ですが、灯台としての役割を担っていることをご存じでしたか?
現在はもうその役目を終えているそうですが、ニューヨーク湾に到着する船の運航をサポートしていたそうです。
そもそも自由の女神は灯台として使うことを想定されていたため、ニューヨーク港の方を向いているんですって。
女神が手にしているたいまつは灯台としてのものですが、雲との反射で運行に支障をきたすため中止されたそうです。
像の台座部分の建設資金はアメリカ市民の寄付金でまかなわれた

自由の女神は、台座の上に立っているのをご存じでしょうか?
実はその台座はアメリカが制作したものなんです。
像の部分は、フランスからアメリカへと贈られたものですが、台座はアメリカの建築家、リチャード・ モリス・ ハントさんが設計しました。
また、台座を作る資金はアメリカ市民の寄付金でまかなわれています。
当初、資金集めは難航しましたが、寄付をした人の名前を新聞の紙面に載せるという案で、広く寄付金が集まったそうですよ。
エッフェル塔の技術者が像の内部の骨組みを設計した

パリの有名な観光スポットでもあるエッフェル塔を建設しことで知られている、フランス人のギュスターヴ・エッフェルさん。
実は彼、自由の女神の内部構造にもかかわっているたんです。
自由の女神のデザインをしたのはフレデリク・バルトルディさんですが、思えばデザインと設計は違いますよね。
自由の女神の骨組みはギュスターヴ・エッフェルさんが考えられたそうですよ。
また、ノートル・ダム大聖堂の修復にも参加したフランス人のヴィオレ・ル・デュクさんも設計にかかわっています。