夏休み、海水浴、夏祭り、と楽しいことがたくさん待っている夏。
お子さんだけでなく、大人も夏になると何をしようかな?
とワクワクしてしまう方は多いのではないでしょうか。
そんなワクワクの夏をもっと楽しめるような雑学や豆知識、知りたくありませんか?
この記事では、一般向けの夏に関する雑学&豆知識を紹介します。
夏の行事や味覚、楽しいレジャースポットに関することなど、さまざまな分野から集めてみました。
夏のレジャーのおともに、夏休みの自由研究材料に、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【一般向け】夏がもっと楽しくなる雑学&豆知識(1〜10)
ラムネのビンの中にある玉は「A玉」

夏の飲み物といえばラムネを想像する方が多いのではないでしょうか。
お祭りの出店で飲んだ思い出がある方も多いでしょう。
ラムネの最大の特徴としては、容器の中にビー玉が入っている事ですね。
こちらは業界ではラムネ玉と呼ばれており、栓の役割を果たしています。
このラムネ玉ですが、「A玉」と呼ばれていたという説があります。
製造する工場ではフタになる完全な球体を「A玉」、規格外のものを「B玉」と呼んでいたという内容ですね。
電話ではセミの鳴き声が聞こえない

セミの鳴き声は電話では聞こえないって知っていましたか?
その理由は、通話で聞こえる音が人の声に合わせて300~3500Hzに設定されているからだそうです。
セミの鳴き声は4000Hzくらいと言われているので、そう考えると確かに聞こえないですね。
つまりセミの大合唱の中で通話しても、相手には声しか聞こえていないので、まったく問題がないということ。
自分にはうるさいくらい聞こえているのに、変な感じがしますね。
夏が旬の鮎はスイカのにおいがする

信じがたい話かもしれませんが、夏が旬の鮎の中には、スイカのにおいがする魚がいるそうです。
その理由として、鮎が食べているエサがあげられます。
鮎は水質の良いキレイな川で、石などについているコケを食べて育ちます。
そのコケによって、スイカの香りがする鮎になるのだそうですよ。
苔の種類が変われば匂いも変化するそうですので、機会があればどんな匂いがするのか確かめてみてはいかがでしょうか?
鮎が「香魚」とも呼ばれるのは、これが理由なのですね。
そうめんとひやむぎの違いは太さ

そうめんとひやむぎって何が違うの?
と感じた事はありませんか?
白く細い見た目も似ていますし、実は原材料もほとんど同じなんです。
そんなそうめんとひやむぎを見分ける方法は一つ、麺の太さです!
そうめんは直径1.3ミリ未満、ひやむぎは直径1.3ミリ以上、1.7ミリ未満と規格が定められています。
ちなみに直径1.7ミリ以上になるとそれはうどんと呼ばれるものになります。
麺作りの機械化が進んだ事で、このように分類されるようになったようですね。
七夕に織姫と彦星のために天の川に橋をかけるのはカササギ

天の川の両端に引き離された織姫と彦星が年に一度、7月7日に逢瀬できるというのは、有名な七夕のお話ですよね。
そのお話には、カササギという鳥が登場します。
カササギは羽を広げる事で天の川に橋をかけ、織姫と彦星が会えるようにしてくれるようです。
カササギは黒と白のカラーが印象的な鳥で、体長は約40センチ。
天の川に橋をかけるには少し小さい気もしますが、そこは伝説上のお話。
愛らしい鳥が二人の仲を手助けしてくれると聞くと、やさしい気持ちになりますよね。
海の日は明治天皇が無事に船旅から帰ってきたことから制定された

海の日は日本の海に感謝する日として、7月の第3月曜日に制定さた国民の祝日の一つです。
国民の祝日として制定された海の日ですが、実は海の日は明治天皇が無事に船旅から帰ってきたことから制定された日だったと知っていましたか。
昔は電車や車がなく、船はとても大切な乗り物でした。
明治天皇は、日本中を視察するために北海道や東北に船で向かわれたと言われています。
昭和16年に「海の記念日」として特別な日と決め、その後、海を大切にしてもらいたいという気持ちから「海の日」として国民の祝日に制定されました。
風鈴はもともと魔除けだった

夏の風物詩の一つである風鈴。
軒先につるしてあると涼しげで、リンリンと鳴るあの音色が、何とも心地良いですよね。
そんな風鈴が、もともとは魔除けだったことをご存じでしたか?
諸説ありますが、風鈴は中国から伝わった、青銅でできた風鐸というものが元だと言われています。
軒先につるすのは今と同じですが、伝わった当時は寺の軒先に魔除けとしてつるされていたそうです。
音の聞こえる範囲には災いが起こらないと考えられていたようですね。