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【2025】シンコペーションの魅力。シンコペーションが印象的な曲まとめ

突然ですが、皆さんは「シンコペーション」という言葉をご存じでしょうか。

楽曲の拍節の中で強拍と弱拍のアクセントを故意に変更するなど、拍子やリズムをずらして独特の効果を生み出す音楽用語なのですね。

楽器演奏をたしなんでいる方や音楽理論を勉強されている方でなければ聞いたことがないかもしれませんが、実は日ごろ皆さんが楽しまれている音楽でシンコペーションは幅広く取り入れられているのですよ。

今回はポップスやロックなどを中心として、洋楽邦楽や時代を問わずさまざまなタイプの「シンコペーションの名曲」をまとめてみました。

あなたの大好きなあの曲も、実はシンコペーションが取り入れられているかもしれません!

【2025】シンコペーションの魅力。シンコペーションが印象的な曲まとめ

RoxanneThe Police

The Police – Roxanne (Official Music Video)
RoxanneThe Police

ザ・ポリスの代表曲として知られるこの楽曲は、シンコペーションを効果的に取り入れることで、聴く人の心を惹きつけるリズムを生み出しています。

売春婦への呼びかけを主題とした歌詞は、社会問題への洞察を示すと同時に、人間の感情の機微を見事に表現しています。

1978年11月にリリースされたこの曲は、当初は大きな注目を集めませんでしたが、1979年の海外リリースを機に人気が沸騰。

その後、様々な映画やテレビ番組でも使用され、多くのアーティストによってカバーされるなど、時代を超えて愛され続けています。

パリの赤線地区での経験から生まれたこの曲は、恋愛や人生の機微に触れたい方におすすめです。

その気にさせないでキャンディーズ

キャンディーズ 「その気にさせないで」
その気にさせないでキャンディーズ

人気絶頂時に突然の解散を発表し、「普通の女の子に戻りたい!!」と言う」発言が流行語にもなった3人組アイドルグループ、キャンディーズ。

7thシングル曲『その気にさせないで』は、ソウルミュージックをイメージさせるアンサンブルやキュートなリリックが印象的なナンバーです。

楽曲全体にシンコペーションを使ったキメやオブリガードがちりばめられたアンサンブルは、ゆったりとしたテンポの中にもフックを生み出していますよね。

クールなメロディーが耳に残る、往年の名曲です。

She’s Not ThereThe Zombies

イギリス出身のザ・ゾンビーズによる1964年のデビュー曲。

心地よい緊張感が漂う、シンコペーションが印象的なナンバーです。

ジャズへの傾倒を感じさせるユニークな作品で、美しいメロディと独特のリズム感が魅力的。

ピアノの軽快なタッチとギターのリフが絡み合う瑞々しいビートに乗せて、失恋や裏切りへの失望と痛みを歌い上げています。

この曲をきっかけに、バンドは1964年にアメリカでのツアーを行うなど、国際的な活動を展開。

各世代のアーティストによるカバーも数多く生まれ、今なお多くの音楽ファンに愛され続けている珠玉の1曲です。

おわりに

改めてシンコペーションに注目した上で曲を聴いてみると、シンコペならではのグルーヴの効果はもちろん、リリックに依存してメロディがシンコペーションしているタイプなどさまざまなケースがあって興味深いですよね。

この曲にシンコペーションが使われていなかったらどうなるか、楽器が弾ける人は実際に試してみるのもおもしろいですよ!