NHK大河ドラマ歴代主題歌。歴史ストーリーを彩る音楽の魅力
壮大な歴史を彩り続けてきたNHK大河ドラマ。
『龍馬伝』や『篤姫』など、みなさんはご覧になったことがあるでしょうか。
大河ドラマのオープニングテーマは、時代を超えて心に刻まれる名曲の宝庫です。
聴けば一瞬でその時代に連れていってくれる、まるでタイムマシンのような存在なんですよね。
今回この記事では、大河ドラマの歴代主題歌をまとめてみました!
私たちを歴史の旅に誘う、心躍る音楽の数々をご紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
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NHK大河ドラマ歴代主題歌。歴史ストーリーを彩る音楽の魅力(1〜10)
Glorious Edoジョン・グラム
ハリウッド映画でも活躍する作曲家ジョン・グラムさんが音楽を手がけた、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』のテーマ音楽です。
この楽曲は、下野竜也さん指揮、NHK交響楽団による演奏で、出版人蔦屋重三郎の情熱と江戸文化の華やかさを壮大に表現しています。
序盤に響くツィンバロンの神秘的な音色は主人公の「ひらめき」を象徴、そこから力強いオーケストラサウンドへと展開していく構成が聴く者の心を揺さぶります。
2025年2月発売のアルバム『Original Soundtrack Vol.1』に収録された本作。
挑戦するあなたの背中を押してくれる音楽です。
功名が辻メインテーマ小六禮次郎

2006年に放送されたNHK大河ドラマ『功名が辻』。
戦国時代を夫婦の視点から描いた物語に、毎週夢中になった方も多いのではないでしょうか。
そのオープニングを飾ったのが、作曲家小六禮次郎さんによる、この曲です。
壮麗かつ叙情的なメロディーが、激動の時代を生き抜く主人公たちの強いきずなを物語っています。
世界的指揮者ウラディーミル・アシュケナージさんがタクトを振り、2006年5月発売のアルバム『NHK大河ドラマ「功名が辻」オリジナル・サウンドトラック』に収録されました。
本作を聴くと、歴史の大きなうねりの中で支え合う人間のドラマが目に浮かぶはずです。
暁の空稲本響

2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』のメインテーマとして書き下ろされた楽曲です。
作曲とピアノを手がけたのは、クラシックを基盤に多彩な分野で活躍する稲本響さん。
「夜は必ず明ける」という希望を届けてくれる、応援歌のような作品です。
家康の年齢に合わせてピアノの音色を使い分けるなど、音楽で物語を表現するこだわりが随所に光っています。
民衆と共に前へ進む姿を表した手拍子も印象的で、聴いていると胸が熱くなるんですよね。
迷いや不安を抱えている時、この曲が心を照らしてくれます。
NHK大河ドラマ歴代主題歌。歴史ストーリーを彩る音楽の魅力(11〜20)
武蔵エンニオ・モリコーネ

2003年のNHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』のオープニングを飾った、壮大なテーマ曲です。
作曲は映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネさんが担当。
大河ドラマ史上初めて外国人作曲家が起用された作品としても知られています。
厳かなトランペットの旋律が、剣の道を究めようとする主人公の孤高の精神や、その内面の葛藤を見事に表現。
あえて日本的な音階に寄せず、西洋音楽のアプローチを貫いたことで、国境を越える普遍的な人間ドラマとして成り立たせているんです。
本作を聴けば、宿命と対峙する武蔵の姿が目に浮かびます。
Time Of Destiny岩代太郎

2000年のNHK大河ドラマ『葵〜徳川三代〜』の主題歌として書き下ろされた、作曲家の岩代太郎さんによるナンバーです。
重厚なオーケストラと荘厳な合唱が織りなすサウンドは、歴史の大きなうねりと、その中で生きる人々の運命をドラマチックに描き出しています。
この楽曲は、2000年3月に発売されたアルバム『NHK大河ドラマ・葵 徳川三代 音楽作品集〜タイム・トゥ・タイム』に収録。
壮大な歴史に思いを馳せたい時や、何かに向き合う覚悟を決めたい時にぜひ聴いてみてください。
蒼風 ~オープニング・テーマ~栗原和樹

力強さと哀愁を帯びたオーケストラの調べが印象的な1曲です。
本作は栗原和樹さんが作曲を手がけており、2001年のNHK大河ドラマ『北条時宗』のオープニングテーマに起用されました。
激動の時代を駆け抜ける風のような疾走感と、国難に立ち向かう主人公の固い決意が音の一つひとつから伝わってきます。
モンゴルの伝統歌唱を思わせる響きも、物語の壮大なスケールを感じさせますね。
同年4月発売のアルバム『NHK大河ドラマ 北条時宗 オリジナル・サウンドトラック』に収録されています。
颯流(メインテーマ)渡辺俊幸

2002年に放送されたNHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』のオープニングを飾ったテーマ曲です。
唐沢寿明さんと松嶋菜々子さんが演じた夫婦の物語は「戦国最強のホームドラマ」として大きな話題になりましたね。
フルオーケストラの勇壮な響きが、一瞬にして私たちを戦国の激しい時代の渦中へと連れていってくれるよう。
疾走感あふれる旋律が、困難な時代を共に生き抜いた利家とまつの、力強くも揺るぎないきずなを感じさせてくれるんです。
作曲は映画やアニメなど幅広いジャンルで活躍する渡辺俊幸さん。
本作の演奏はNHK交響楽団に加え、物語の舞台である加賀のオーケストラ・アンサンブル金沢も参加しています。