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【不朽の名作】サウンド・オブ・ミュージックの人気曲。おススメの曲

『サウンド・オブ・ミュージック』という名前自体は、実際に内容を知らない方も一度は耳にしたことがあるでしょう。

戦前から長きに渡って名作を撮り続けたロバート・ワイズ監督、イギリス出身にしてハリウッド・スターにまで上り詰めたジュリー・アンドリュースさんが主演した映画史に残る1965年作の傑作ミュージカル映画です。

ミュージカルということで、この作品には多くの名曲が歌われており、どの曲も世界中の人々に愛され続けています。

本稿では、そんな名曲の数々をまとめてご紹介しています!

前半は映画で使われた楽曲を、後半には舞台版だけで使用された曲もピックアップしていますから、作品をより深掘りしたい方も要チェックです!

【不朽の名作】サウンド・オブ・ミュージックの人気曲。おススメの曲(1〜20)

Edelweiss (エーデルワイス)The Captain and Liesl

【英語】エーデルワイス (Edelweiss) – サウンド・オブ・ミュージック (日本語字幕)
Edelweiss (エーデルワイス)The Captain and Liesl

こちらの曲は祖国オーストリアを思う気持ちが込められた曲で、このミュージカルの最後に作られた曲です。

音楽の教科書にも掲載されているので、このミュージカルの曲と知らずに歌っていた人もいらっしゃるかもしれません。

すべての曲はリチャード・ロジャースさんが作曲し、オスカー・ハマースタイン2世さんが作詞したのですが、オスカーさんが病気だったため、彼が作った最後の歌詞となりました。

亡命する前の音楽祭でトラップ大佐が弾き語りするシーンで使われています。

The Lonely Goatherd (ひとりぼっちの山羊飼い)Maria and the Children

こちらの曲も、そういえばサウンド・オブ・ミュージックの中の劇中歌だったな、と後でわかるほど、独立して知られている曲ではないでしょうか。

ヨーデルののようなかけ声が楽しい、ヤギ飼いを歌った曲で、ミュージカルの中でトラップ家の子供たちが劇をするときに歌われます。

このミュージカルの曲はすべてリチャード・ロジャースさんとオスカー・ハマースタイン2世さんが作りましたが、そのれぱーとりーの幅広さとその才能に驚かされます。

Do-Re-Mi (ド・レ・ミの歌)Maria and the Children

日本で最も知られている、子供でも知っている曲がこちらです。

ピクニックに行った先でトラップ家の子供たちに音楽を教えるためにマリアがギターを弾きながらこちらの曲を歌います。

日本で知られている日本語歌詞のものとは歌詞が違うので、英語の歌詞で歌ってみるのも楽しそうです。

ちなみに日本ではシと呼ばれる7音目の音は、英語圏ではティと呼び、歌詞の中でもお茶のこととして説明されています。

トラップ家の子供たちの数がちょうど音階と同じ7人いるのも興味深いです。

So Long, Farewell (さようなら、ごきげんよう)The Children

トラップ家でたくさんの来賓を招いてのパーティーがおこなわれたとき、先に就寝する子供たちによって歌い踊られる出し物がこちらです。

うたいながら順番に自分の部屋へと帰っていくのですが、歌詞も踊りも一人ずつの個性が出ていて楽しいです。

この曲はひそかにトラップ一家が逃亡を企てていた音楽祭でも最後の1曲として歌われます。

本当のさようならの前ふりになっているところがとてもよくできていますよね。

この曲を歌ってから、彼らはスイスに亡命します。

I Have Confidence (自信を持って)MARIA

修道院長にすすめられてトラップ家の家庭教師になることを心に決めたマリア。

とはいえ、不安は隠しきれないようです。

そんなマリアが修道院を出発し、トラップ家につくまでの間に歌われるのがこちらの曲です。

不安でいっぱいのヴァース部分から、吹っ切れたように自信を自分の中にたぎらせて突き進んでいくさまがかわいらしいです。

手に持っているギターケースが自分を守る武器のように見えたりもします。

これから、何かが起こる予感を感じさせる1曲です。

Edelweiss (reprise)The Captain, Maria, the Children and Chorus

映画版ではこちらの曲は2度登場しますが、2度目のシーンがこちらです。

アンコール曲のような扱いで、大衆の前でトラップ大佐によるギターの弾き語りで歌われます。

感極まって2回目を歌い続けることができなくなったトラップ大佐を手伝うようにマリアが歌い出し、子供たちもそれに続きます。

観客も続いて歌い出し、祖国への熱い思いが国民の中で盛り上がります。

それにいら立ちを感じるナチスの面々が印象的です。

愛していながら立ち去らねばならない、トラップ一家の気持ちを想像すると何とも言えない気持ちになりますね。