【不朽の名作】サウンド・オブ・ミュージックの人気曲。おススメの曲
『サウンド・オブ・ミュージック』という名前自体は、実際に内容を知らない方も一度は耳にしたことがあるでしょう。
戦前から長きに渡って名作を撮り続けたロバート・ワイズ監督、イギリス出身にしてハリウッド・スターにまで上り詰めたジュリー・アンドリュースさんが主演した映画史に残る1965年作の傑作ミュージカル映画です。
ミュージカルということで、この作品には多くの名曲が歌われており、どの曲も世界中の人々に愛され続けています。
本稿では、そんな名曲の数々をまとめてご紹介しています!
前半は映画で使われた楽曲を、後半には舞台版だけで使用された曲もピックアップしていますから、作品をより深掘りしたい方も要チェックです!
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【不朽の名作】サウンド・オブ・ミュージックの人気曲。おススメの曲(11〜15)
I Have Confidence (自信を持って)MARIA

修道院長にすすめられてトラップ家の家庭教師になることを心に決めたマリア。
とはいえ、不安は隠しきれないようです。
そんなマリアが修道院を出発し、トラップ家につくまでの間に歌われるのがこちらの曲です。
不安でいっぱいのヴァース部分から、吹っ切れたように自信を自分の中にたぎらせて突き進んでいくさまがかわいらしいです。
手に持っているギターケースが自分を守る武器のように見えたりもします。
これから、何かが起こる予感を感じさせる1曲です。
Something Good (何かよいこと)Maria and the Captain

こちらの曲は1965年の映画版のために作られた曲です。
当時オスカー・ハマースタイン二世さんはもうなき人となっていたため、リチャード・ロジャースさんが作詞も担当しました。
トラップ大佐と結婚することになったマリアが、自分が今までにした功徳のために、このような良いことが起こったのだ、と歌います。
夜のシーンで、マリアとトラップ大佐しか映っていないところがより繊細な効果を生み出しています。
後半ではトラップ大佐も歌います。
Edelweiss (reprise)The Captain, Maria, the Children and Chorus

映画版ではこちらの曲は2度登場しますが、2度目のシーンがこちらです。
アンコール曲のような扱いで、大衆の前でトラップ大佐によるギターの弾き語りで歌われます。
感極まって2回目を歌い続けることができなくなったトラップ大佐を手伝うようにマリアが歌い出し、子供たちもそれに続きます。
観客も続いて歌い出し、祖国への熱い思いが国民の中で盛り上がります。
それにいら立ちを感じるナチスの面々が印象的です。
愛していながら立ち去らねばならない、トラップ一家の気持ちを想像すると何とも言えない気持ちになりますね。
So Long, Farewell” (reprise)Maria, the Captain, and the children
トラップ家のパーティーで歌われた曲は、再び音楽祭の最後の曲として歌われます。
この曲が本当の亡命前のお別れの曲になること彼らトラップ一家は知っています。
出し物のようでありながら、強い覚悟が見える曲です。
一度目にこの曲が現れるときとは違い、マリアとトラップ大佐も何度もさようならと歌います。
その心中を考えるととても複雑ですよね。
見ている方も亡命がうまくいくのかどうか、ドキドキするシーンではないでしょうか。
Maria (マリア)Nuns Chorus

マリアはトラップ家の家庭教師として働くまでは修道院にいたのですが、そこで修道女たちによって歌われる曲がこちらです。
曲として、名曲というほど感動的な曲ではありませんが、彼女の普段の生活や性格を伝えるコミカルな歌として、魅力のある小品の一つと言えるでしょう。
修道女たちが問題児としてマリアをとらえ、しかし、魅力についてもわかっているこのシーンは『天使にラブソングを』の映画にも何かしらの影響を与えたのではないか、と思わせます。