いくつ解ける？皆既月食の意外な雑学＆豆知識クイズ

太陽－地球－月 の順に一直線に並ぶとき

皆既月食は、太陽・地球・月がこの順番で一直線に並び、地球の影の中に月が完全に入り込むときに起こります。

これにより、地球の影が月を覆い、月が赤銅色に見える現象が生じます。

皆既月食はとても神秘的な天体ショーですが、特定の位置関係でしか起こりません。

太陽－地球－月の順に直線上に並ぶとき

皆既月食は太陽、地球、月の順に一直線に並び、地球の影の中に月が完全に入ることで起こります。

これは満月のときにだけ観測されますよ。

皆既月食が起こる条件を考えて、イメージしてよりいっそう皆既月食を楽しんでくださいね！

ブラッドムーン

皆既月食の時に月が赤黒く見える現象は「ブラッドムーン」と呼ばれています。

地球の大気によって屈折された太陽光のうち、赤い光が月に届いて赤銅色に見えるためです。

英語の愛称です。

約半年に1回

皆既月食では、月が完全に地球の本影に入ります。

皆既月食で月が完全に地球の影に隠れている時間は、条件がそろうと最大で約1時間40分ほど続きます。

これは月食の時の地球、月、太陽の位置関係や月の軌道によって変わります。

本影

「本影」(ほんえい)とは、地球の影の中でもっとも濃い部分のことで、太陽の光が完全に遮られている範囲です。

月がこの本影に入ると皆既月食が起こります。

月が完全に隠れる地球の濃い影の部分です。

「半影」は影の薄い部分です。

月食

影の大きさに注目して考えてみましょう。

月食は地球の半分以上の広い範囲から観察できるのに対し、日食（特に皆既日食）は細長い帯状の限られた地域だけで観察できます。

これは月食は地球の影に月が入るため、夜の地域ほぼ全域で見ることができるからです。

地球は球体である

影の形に注目してみて考えてくださいね。

皆既月食の際、月に映る地球の影が常に丸いことから、古代ギリシャの人たち、は地球が球体であると推測しました。

平らな物体の影は必ずしも丸くならないためです。