夢とロマンにあふれた宇宙に関する雑学&豆知識まとめ
謎が多い宇宙は夢やロマンにあふれ、いつの時代も世界中の人をドキドキワクワクさせていますよね。
何があるのか、どんなことが起こっているのか、謎に包まれた部分が多いからこそいろんな想像がめぐり、ときには怖さも感じさせる宇宙。
この記事では、そんなまだまだ謎に包まれた部分がたくさんある宇宙に関する雑学&豆知識を紹介します。
この記事を読めば、宇宙へのワクワク感がさらに高まるかもしれませんよ!
簡単には行けないからこそ知りたい、宇宙の秘密をぜひチェックしてみてくださいね!
夢とロマンにあふれた宇宙に関する雑学&豆知識まとめ(1〜10)
月面に埋葬されている人がいる

月に埋葬されている人がいるんですよ。
それはアメリカの高名な天文学者、ユージン・シューメーカーさんです。
彼が亡くなると親しい人たちは「月に行く夢をかなえてあげたい」と考え、NASAに依頼しました。
これを快く受け入れたNASAは遺灰をカプセルに入れて月面へ発射。
今も彼は月に眠っているというわけです。
余談ですが、宇宙葬の費用のほとんどをNASAが負担し、遺族が支払ったのはカプセルの代金だけだったそうです。
月でも地震が起こる

度々人類を苦しめている災害、地震。
地球だけのものと思いきや、実は月にも地震があるんですよ。
観測したのはアポロ11号が設置した震度計で、原因は月が熱を失うことで収縮し、内部でぶつかり合っているからだそうです。
これにより月は絶えず形を変えているといわれています。
とはいえ月の地震のメカニズムについては分かっていないことも多く、もしかするとわれわれの知らない要因や解決策が隠されているのかもしれません。
今後の研究に期待しましょう。
月は徐々に地球から遠ざかっている

われわれがいつも眺めている月。
実は見えなくなってしまう可能性があるんですよ。
というのも、月は徐々に地球から遠ざかっているんです。
これは月が持つ引力の働き、「潮汐力」によるものだとか。
ちなみに月の引力は地球の自転にブレーキをかける役割も担っているため、遠くに行き過ぎるととんでもない環境の変化を招く恐れもあります。
とはいえ、月が離れてしまう頃には、地球は太陽に飲み込まれてなくなっているそうなので心配いりません。
土星に六角形の謎の渦がある

地球の外の天体は、距離が離れるほどに観測するための機械も届きにくく、謎も増えていくイメージですよね。
その天体の謎のひとつとして、土星にある六角形の渦も挙げられます。
丸い星の全体を雲が覆っており、その頂点である北極点を中心になぜか六角形が形成されています。
1981年のボイジャー計画で発見されてから、大気中の風の速度によるものという説などのさまざまな説が唱えられていますが、まだまだ謎に包まれているおもしろい現象ですね。
地球から肉眼で人工衛星は見られる

宇宙を飛んでいる人工衛星。
はるかかなたを飛んでいるイメージもありますが、実は肉眼で見られるんです。
見られるのは辺りが暗くなる日の出や日没の時間帯。
その時に人工衛星が高度1000km以下にあり、なおかつ太陽の光を反射すると、肉眼でもとらえられるそうです。
少しシビアな条件ですが、興味のある方はチャレンジしてみてください。
また、天体望遠鏡がある場合はもっと高い位置にある人工衛星に狙いを定めてみましょう。
常に太陽光が当たっているので、夜中、見られるはずです。
ブラックホールは大爆発をして生まれる

まわりのすべてのものを吸いこんでしまうブラックホール、SF作品などでも危険なものの象徴として扱われていますよね。
そんな光さえも逃れられないブラックホールは、星の終わり、超新星爆発によって誕生する天体です。
太陽の30倍以上の大質量の星が一生を終えるときに生まれるとされており、爆発時に中心部が自己重力に耐え切れなかった場合、極限まで凝縮してブラックホールが誕生します。
光の速度でも脱出できないほどの重力ということで、穴が開いたようにしか観測できず、まだまだ謎が多い現象であり天体ですね。
宇宙空間は無音

映画やアニメなど、作品の中での宇宙では、宇宙船が飛び交ったり爆発が起きたりと、常に音がなっているイメージですよね。
しかし実際の宇宙空間では音が鳴り響くことはなく、無音のさみしい空間であるとされています。
音は空気が振動することで伝わるものなので、空気がない宇宙では伝わらないために無音だという仕組みですね。
ちなみに、宇宙空間は無音ですが、宇宙服の中は安全をチェックし続ける意図もあって、無線交信などで常に音が鳴り続けているそうです。