地球に関する心がざわつく雑学&豆知識まとめ
人間をはじめとした多くの生物が暮らす地球。
宇宙と同じく、まだまだ謎に包まれたところも多く、日々研究が進められています。
この記事では、そんな地球に関する一般向けの雑学&豆知識を紹介します。
地球の歴史、ちょっと怖い未来の話、びっくりするような現象など、地球に関するさまざまな情報を集めました。
知ればちょっと胸がざわざわしたり、もっと環境に優しい行動をしようと思ったり、地球のことをもっと考えようという思いが生まれるでしょう。
地球の驚きの事実、秘密をぜひご覧ください!
地球に関する心がざわつく雑学&豆知識まとめ(1〜10)
地球が「氷河期」に戻る可能性がある

地球の歴史の中では氷河期と呼ばれる氷におおわれた時代があり、その時代は生き物にとっても苦しい時代であったと考えられています。
そんな絶望もイメージされるような氷河期が、再びやってくる可能性があることを知っているでしょうか。
地球は氷河期と間氷期を繰り返していて、現在は間氷期にあたること、この周期がどのタイミングかは予想が難しいことから、氷河期に戻る可能性が提唱されているという流れですね。
太陽や軌道の関係という手が出せないものだけでなく、環境や二酸化炭素などの身近なものも、氷河期の再来に影響しているので、氷河期へのおそれが環境問題を考えるきっかけになるかもしれませんよ。
地球では5回「大量絶滅」が起きている

かつての地球にいたとされる恐竜も化石でしか残っていなかったりと、多くの生物が滅ぶタイミングが地球にはありましたよね。
そんな絶滅も恐竜のときだけではなく、5回の大量絶滅が記録されているという、おそろしい事実です。
この5回の大量絶滅はビッグファイブとも呼ばれ、地球環境の変化や、隕石の衝突、火山の噴火などがきっかけだと考えられています。
どのような原因で環境が大きく変化するのかが読めない点で、未来の大量絶滅への不安もよぎってしまいますよね。
絶滅危惧種が最も多い国はマダガスカル

絶滅危惧種といわれる生き物は、環境の変化に対応していなかったり、独自の生態を持っていたりと、絶滅が近い理由もさまざまです。
そんな絶滅危惧種がもっとも多く生息している国は、マダガスカルだといわれています。
その理由はマダガスカルが大陸から離れた島国だという部分にあり、この地で独自の進化を遂げた生物だからこそ、全体の数が少ないという仕組みですね。
生物を知ることで、その地の歴史や環境などが見えるところも、おもしろいポイントですよね。
世界最高峰の山「エベレスト」は少しずつ高くなっている

エベレストはヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山、ネパールと中国の国境にそびえたっています。
そんなエベレストの標高が徐々に上昇しているとなれば、より登頂の難易度も上がっているように思えますよね。
原因は地球の表面をおおうプレートの移動で、インドとユーラシアのプレートが衝突し続けることで、ヒマラヤ山脈が押し上げられているという流れですね。
毎年約0.5cmずつ高くなっていると言われているので、これがどこまで上がっていくのかも気になってくるような事実です。
地球から見える月の大気によって色を変える

空に浮かぶ月は夜を照らしてくれる大切なもの、形や輝きの変化も美しさを際立たせているポイントですよね。
そんな月の色は地球の大気によって変化、月の見え方から大気がどのような状態なのかも感じ取れますよ。
空気中のチリが多いと大気を通過する光の量が減って月も暗く、チリが少ないと光の量が多くなって明るく見えるという原理ですね。
また月が地球のどの位置にいるのかによって、光のとおり方が変わり、色も変化して見えます。
月の一点だけで、星の並びや地球の状態が見えるのがおもしろいですよね。
50億年後、地球は太陽に飲み込まれる

地球は何億年という長い時間をかけて、現在の状況までたどり着いているもので、周りの星との関係も歩みの中で変化しています。
そんな星との関係として、50億年後に地球は太陽に飲み込まれるという予想を知っているでしょうか。
これは太陽の寿命が100億年といわれていることに由来するもので、寿命をむかえた太陽は膨張、それに地球が飲み込まれるという流れですね。
水素の核融合反応で燃えているという太陽の原理、それを長く続けていることがこの事実から見えてきますね。
滅亡にはおそろしさを感じるものの、50億年という遠い未来なので、その時には対策されているかもという期待も持ってしまいそうです。
地球は時速約1700キロメートルで自転している

地球が自転しているからこそ空に見える太陽の場所も変化、1日が過ぎていくものですよね。
そんな時間の経過にかかわる地球の自転は、時速約1700キロメートルというおそろしいスピードでおこなわれています。
1日で同じ場所に戻るということと、地球の一周の距離から考えると見えてくるもので、遠心力を感じずにこの距離を動いているという部分もおどろきのポイントですね。
北極や南極だと速度は0、赤道にいくほどにスピードが上がるということも、スピードを感じないので不思議に思えてきますよね。