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ビブラートの練習曲。歌うまへの第一歩を踏み出そう!

カラオケが好きな方の中には「歌がうまくなりたい」と考えている方ってたくさんいらっしゃると思います。

歌の上達について調べる中で「ビブラートを習得したい」と考える方も少なくないでしょう。

ビブラートは音程や音量を上下に震わせる歌唱法を指し、歌の表現力を高められる効果があります。

そこでこの記事では、ビブラートの練習に最適な楽曲を一挙に紹介していきます。

アーティストや楽曲によってさまざまなタイプのビブラートがありますので、たくさんの歌唱を研究して、ご自身の上達の材料にしてみてください。

あなたがすてきな歌を披露される日を楽しみにしています。

ビブラートの練習曲。歌うまへの第一歩を踏み出そう!(1〜10)

千の風になって秋川雅史

秋川雅史さんの1stシングルで2006年5月24日リリース。

テノール歌手である秋川さんの朗々とした歌声が楽しめる名曲ですね。

クラシックの声楽をきっちり学んだ秋川さんの、このしっかりと喉を開いたままで自在にビブラートもコントロールした歌唱は「さすが!!」と言わざるを得ません。

これを声楽を学んだご経験や正式なボイストレーニングを受けたご経験のない一般の方が再現するのはなかなか困難なことだとは思いますが、喉をしっかりと開いて発声すること、そして狙った歌唱表現によってしっかりとコントロールされたビブラートを練習するには最適の素材と言えるでしょう。

前述のように上級者向けのセレクトになりますが、ぜひチャレンジしてみてください!

fragileEvery Little Thing

Every Little Thingの17枚目のシングルで2001年1月1日リリース。

フジテレビ系列テレビ番組『あいのり』主題歌にも採用されていました。

大きなメロディを主体に構成されたスローバラードの楽曲になっていて、ロングトーンで音程を揺らしてビブラートをかける時の参考素材としてお使いいただける一曲ではないかなと思います。

ボーカルの持田さんの歌唱も全体的にとても素直で素朴なもので、ボーカルメロディで使用されている音域もさほど広くないので、歌うことにまだあまり慣れていない初心者の方の練習素材としても最適なものになるでしょう。

一人で生きていたならばSUPER BEAVER

SUPER BEAVER 「ひとりで生きていたならば」 MV
一人で生きていたならばSUPER BEAVER

SUPER BEAVERの12作目のシングルで、2020年6月10日リリース。

同時収録曲『ハイライト』と両A面のような扱いでリリースされているようですね。

ロングトーンによるボーカルメロディが多用された楽曲で、どこでビブラートが使われているのかも聴いていてとてもわかりやすい楽曲なので、ビブラート唱法の練習曲として最適な一曲だと思います。

とくに楽曲冒頭、アカペラで歌われている部分はビブラートの使われ方もとてもわかりやすいので、よく聴いて研究してみてくださいね。

サビやDメロパートでは高音のロングトーンがたくさん出てきますから、歌声は揺らしつつも声の張りは失わないように注意して練習しましょう。

ビブラートの練習曲。歌うまへの第一歩を踏み出そう!(11〜20)

奏(かなで)スキマスイッチ

スキマスイッチ – 「奏(かなで)」Music Video : SUKIMASWITCH / KANADE Music Video
奏(かなで)スキマスイッチ

スキマスイッチのセカンドシングルで2004年3月10日リリース。

非常にしっとりとしたバラードでボーカルメロディもゆったりとした大きなものなので、ビブラート唱法の研究素材としても最適な一曲になるのではないかと思います。

とくにサビのフレーズで聴けるファルセット(裏声)で歌われる部分でのビブラートのかけ方、音程変化のさせ方などはビブラートの練習素材としてとてもいいのではないかと思います。

これを再現するには発声のスムーズな切り替えの習得も必須となりますが、ぜひ練習してみてください!

BeautifulSuperfly

Superfly『Beautiful』Music Video
BeautifulSuperfly

Superfly、5作目のオリジナルアルバム『WHITE』収録曲で、アルバムは2015年5月27日リリース。

シングルカットはされていませんが、レコチョクの「レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞 2015年6月度」でダウンロード(シングル)部門、着うた部門の2部門を制覇、iTunesでも1位になるなど大ヒットを記録をしました。

アップテンポの壮大かつ壮大にアレンジされたバックトラックの上でボーカルの越智志帆さんのとてもダイナミックな歌唱の楽しめる一曲ですね。

比較的ソフトに歌われているAメロ部分で、比較的大きな時間軸で音程を揺らすビブラート唱法が巧みに使われています。

サビメロのロングトーンではストレートで力強いハイトーンが多用されているので、そのあたりの違いにもよく注意して聴いてみてください。

個人的には、間奏明けの少し演奏が静かになる箇所のロングトーンでのビブラートの使い方にとくに感銘を受けました。

このビブラートの使い方を習得できれば、きっとあなたの歌唱表現の幅も大きく広がりますよ!

ORION中島美嘉

中島美嘉 『ORION』 MUSIC VIDEO
ORION中島美嘉

中島美嘉さんの27作目のシングルで2008年11月12日リリース。

ドラマ『流星の絆』の挿入歌に使用されていました。

楽曲冒頭、アコースティックギター1本のバックでサビのメロディを歌われている箇所がありますが、このパートはビブラートによる微細な歌唱表現の参考にするのに最適なのではないかと思います。

音程は揺らせつつも発声が弱くなっていないところなんかは「さすが!!」ですね。

曲中、リズムインしてからのサビのロングトーンの処理の仕方との対比にも注目してみるとよりいいかもしれないですね。

LA・LA・LA LOVE SONG with NAOMI CAMPBELL久保田利伸

久保田利伸 – LA・LA・LA LOVE SONG with NAOMI CAMPBELL [Official Video Short ver.]
LA・LA・LA LOVE SONG with NAOMI CAMPBELL久保田利伸

久保田利伸さんの通算16作目のシングルで1996年5月13日リリース。

90年代に社会現象的な注目を集めていた月9枠の中でもとくに人気だったフジテレビ系テレビドラマ『ロングバケーション』主題歌に採用されていたので、きっとお耳にされたことのある方も多いのではないでしょうか。

この楽曲の中で久保田さんは、常に張った歌声…発声をしながらも巧みにロングトーンで音程を揺らせて見事なビブラート唱法を披露してくれています。

ロングトーンの音程は揺らせつつも発声そのものは弱々しくならないように練習してみてください。

少し上級者向けのセレクトになるかもしれませんが、ハリのある高音のロングトーンでのビブラートの習得には最適な1曲になると思います。