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ビブラートの練習曲。歌うまへの第一歩を踏み出そう!

カラオケが好きな方の中には「歌がうまくなりたい」と考えている方ってたくさんいらっしゃると思います。

歌の上達について調べる中で「ビブラートを習得したい」と考える方も少なくないでしょう。

ビブラートは音程や音量を上下に震わせる歌唱法を指し、歌の表現力を高められる効果があります。

そこでこの記事では、ビブラートの練習に最適な楽曲を一挙に紹介していきます。

アーティストや楽曲によってさまざまなタイプのビブラートがありますので、たくさんの歌唱を研究して、ご自身の上達の材料にしてみてください。

あなたがすてきな歌を披露される日を楽しみにしています。

ビブラートの練習曲。歌うまへの第一歩を踏み出そう!(11〜20)

春よ、来い松任谷由実

松任谷由実さんの通算26作目のシングルで、1994年20月24日リリース。

同タイトルのNHK連続テレビ小説の主題歌でした。

この曲を歌う松任谷由実さん、もともとナチュラルビブラートのかかったような歌唱に特徴のあるシンガーさんなので、ご本人のような歌唱をするのはちょっと難しいかもしれませんが、ボーカルメロディのロングトーンで歌われているところでの歌の音程変化のさせ方などは十分に歌唱表現の参考になるのではないでしょうか。

歌声にも非常に特徴のあるシンガーさんの楽曲ですが、決してご本人のモノマネにならないように注意して練習してみてくださいね。

家族になろうよ福山雅治

福山雅治 – 家族になろうよ (Full ver.)
家族になろうよ福山雅治

福山雅治さんの通算27作目のシングルで2011年8月31日リリース。

リクルート結婚情報誌「ゼクシィ」CMソングfで、テレビ東京系バラエティ番組『家族になろう(よ)』イメージソングにも起用されて大ヒットを記録した楽曲です。

この楽曲のとくにサビの部分で福山さんは、大きな時間軸の中でスムーズに音程変化させるビブラートによる歌唱表現を聴かせてくれています。

このビブラートの使い方は歌の初心者の方にも比較的わかりやすいのではないかと思います。

ぜひフレーズの細かなところまでよく聴き込んで練習してみてください。

ロングトーンで音が伸ばされているところに着目して聴き込むと得られるものがたくさんあると思いますよ!

秦基博

秦 基博 – 「鱗(うろこ)」 Music Video
鱗秦基博

秦基博さんの2ndシングルで2007年6月6日リリース。

日本テレビ系夏ドキュ!『テージセー 〜1461日の記憶〜』イメージソングに起用されていました。

秦基博さんのとても男っぽい歌声がミディアムテンポのロックソングの中で躍動していますね。

一聴したところ、この楽曲の中で秦基博さんは、時間軸変化が比較的大きなビブラートを多用して楽曲の中の微細な表現をされていますね。

サビの高音で声を張って歌われている箇所のストレートな歌い方との対比に着目して研究してみましょう。

奏(かなで)スキマスイッチ

スキマスイッチ – 「奏(かなで)」Music Video : SUKIMASWITCH / KANADE Music Video
奏(かなで)スキマスイッチ

スキマスイッチのセカンドシングルで2004年3月10日リリース。

非常にしっとりとしたバラードでボーカルメロディもゆったりとした大きなものなので、ビブラート唱法の研究素材としても最適な一曲になるのではないかと思います。

とくにサビのフレーズで聴けるファルセット(裏声)で歌われる部分でのビブラートのかけ方、音程変化のさせ方などはビブラートの練習素材としてとてもいいのではないかと思います。

これを再現するには発声のスムーズな切り替えの習得も必須となりますが、ぜひ練習してみてください!

ハナミズキ一青窈

一青窈さんの5作目のシングルで2004年2月11日リリース。

大きなフレーズで構成されたスローバラード曲で、イントロが終わって歌パートが始まった冒頭から、見事なビブラート唱法を使った歌唱が楽しめる作りとなっています。

サビメロの音程変化の大きなところでの前後の音のつばぎ方……音程の変化のさせ方などを研究してみると、きっとたくさん得るものがあると思いますよ。

また優しく歌われる部分と後半のサビなどで力強く歌われるところでの歌唱の変化のさせ方なんかも大いに参考になると思います。

瞳を閉じて平井堅

平井 堅 『瞳をとじて』MUSIC VIDEO
瞳を閉じて平井堅

平井堅さんの20作目のシングルで2004年4月28日リリース。

東宝映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌として書き下ろされました。

スローバラードの名曲ですね。

楽曲導入部の囁くような歌声からサビでのダイナミックな歌声まで、平井堅さんの魅力が満喫できる作品です。

本稿のテーマであるビブラートに関して言えば、ロングトーンでの微細な部分にももちろん着目してほしいのですが、サビの最後のフレーズでの音程の変化のさせ方を練習して習得できれば、きっと大きな収穫になるはずです!

力強くうたわれる箇所と優しくうたわれる箇所での表現の違いなども研究してみてください。

ビブラートの練習曲。歌うまへの第一歩を踏み出そう!(21〜30)

花束のかわりにメロディーを清水翔太

清水翔太『花束のかわりにメロディーを』MV (Full Size)
花束のかわりにメロディーを清水翔太

清水翔太さんの通算20作目のシングルで、2015年10月リリース。

テレビドラマ『デザイナーベイビー – 速水刑事、産休前の難事件 -』エンディングテーマに起用されていました。

バラード調の曲調と清水さんのちょっと少年っぽい歌声がとても印象的ですね。

ロングトーンの箇所でビブラートが効果的に使われているだけではなく、ボーカルメロディを曲線的に繋ぐように連続的に音程を変化させる歌唱も多用されていますので、音程を揺らす歌唱の研究材料、練習材料として最適な一曲になると思います。

この曲を通じて、豊かなビブラートの使い方を見出してください。