吹奏楽コンクールにおすすめの曲
全国の吹奏楽人が目指すコンクール。
1年間そのコンクールに向けてたくさんの練習をしていますよね。
そんなコンクールで演奏するのは、部門にもよりますが、課題曲と自由曲の2曲。
課題曲は毎年発表される数曲の中から選びますが、自由曲はどのように決めていますか?
長年演奏してきた演奏し慣れた曲で挑むバンドもあれば、新しい曲で勝負するバンドもあると思いますが、どちらにせよ非常に悩みますよね。
そこで、この記事では、コンクールの自由曲にオススメの曲を厳選して紹介します。
定番の名曲、最近の人気曲などを紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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吹奏楽コンクールにおすすめの曲(11〜20)
歌劇「トゥーランドット」よりGiacomo Puccini

ジャコモ・プッチーニが作曲した最後のオペラ。
求婚者に謎をかけ解けないと処刑する残酷な皇女トゥーランドットに恋したダッタン国の王子カラフは、見事謎を解き、最後にカラフの愛がトゥーランドットの愛を呼び起こすという感動的な物語です。
異国情緒あふれるモティーフや優美な旋律、緊張感のある和声、勢いよく壮大な雰囲気など、原曲の雰囲気を残しつつも吹奏楽らしい華やかさもあります。
「月の出るのはまだか」や「誰も寝てはならぬ」と言った有名なも盛り込まれています。
民衆を導く自由の女神樽屋雅徳

フランスの有名な革命絵画を題材にした、樽屋雅徳さん作曲のドラマティックな吹奏楽曲。
抑圧からの解放を求める民衆の姿と、革命の壮大な物語が目に浮かぶような音楽です。
この楽曲では、「Liberty」と名付けられたテーマが自由の女神の象徴として何度も登場し、聴く人の心を奮い立たせます。
2000年代前半から親しまれている作品で、アルバム『樽屋雅徳作品集II~ラザロの復活』でもその感動的な演奏を聴くことが可能です。
本作はコンクールの自由曲としても人気が高く、演奏する学生たちの熱い想いを乗せて、会場を感動の渦に巻き込んできたのかもしれませんね。
何かに挑戦するあなたの背中を、力強く押してくれる一曲です。
マーチ「メモリーズ・リフレイン」伊藤士恩

序盤から展開される華やかな転調と、吹奏楽ならではの楽器群の掛け合いが印象的な行進曲。
洗練された音使いと美しいハーモニーのなかに、現代的な要素を取り入れた意欲的な作品に仕上がっています。
伝統を大切にしながらも、新しい風を吹き込んだ若き作曲家、伊藤士恩さんの才能が光る1曲です。
2025年2月に全日本吹奏楽連盟から出版され、同年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲに選定。
各地の吹奏楽団体の演奏によって、その魅力が広がっています。
演奏者が自身の担当楽器の魅力を再発見できる本作は、合奏の楽しさを体感できる、心おどる1曲です。
宝島T-SQUARE

躍動感あふれるメロディと軽快なリズムが織り成す、日本のインストゥルメンタル音楽史に輝く名曲です。
サンバのリズムにジャズフュージョンのテイストを加えた爽快な楽曲は、まるで冒険への旅立ちを思わせる胸躍る展開が魅力的。
1986年3月にリリースされたアルバム『S・P・O・R・T・S』収録の本作は、T-SQUAREのキーボーディスト和泉宏隆さんが作曲を手掛けました。
吹奏楽アレンジで全国の学校や音楽団体でもたびたび演奏されており、アニメ『響け!
ユーフォニアム』でも取り上げられています。
希望に満ちた前向きな気持ちになりたいときや、心機一転したい瞬間にオススメの1曲です。
バレエ音楽《中国の不思議な役人》Bartók Béla

3人のチンピラが女をおとりに強盗をたくらむという現実的な犯罪に始まるが、被害者のはずだった役人が思いもかけない異常な怪物だとわかってくるに従って、攻守が逆転し非現実的な世界に入りこんでゆく物語。
3という数字がキーワードになっており、登場人物の人数、モティーフや重要な音型が3回繰り返されるところにそれが見受けられます。
曲名にもある通り「中国」らしい音型や不協和音をどのように聴かせるかがポイントとなってきます。
ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶福島弘和

1954年に太平洋のビキニ環礁でアメリカが実施した核実験により船員23人が被ばくしたマグロ漁船「第五福竜丸」の絵から想起してつくられた曲。
放射能にさらされた人たちの悲しみや怒り、そして祈りまで揺れる感情の幅をオーボエやクラリネットなどの木管楽器が中心に奏でます。
途中までは事実に基づいた内容となっており、後半の明るくなった部分は、船の魂である福竜が船体から離れ、本当の意味での「ラッキードラゴン」となって天に昇って行くイメージで作曲されています。
吹奏楽コンクールにおすすめの曲(21〜30)
ロマネスクJames Swearingen

穏やかで感動的なメロディーが心にグッとくる、吹奏楽曲の名曲『ロマネスク』。
吹奏楽曲を数多く手がけ、吹奏楽ファンから多くの支持を得ているアメリカの作曲家、ジェイムズ・スウェアリンジェンさんの作品です。
「吹奏楽部に入ってはじめて練習したのがこの曲だった」「毎年卒業式で演奏するお決まりの曲だった」など、吹奏楽を経験した人なら一度は演奏したことがあるといっても過言ではない有名曲です。
演奏しながら、ゆったり流れるメロディーが心の奥深くにじんわりと染みてくる心地良さを感じられるでしょう。





