吹奏楽のコンクールでは吹奏楽のために書かれたクラシカルな楽曲やコンサートマーチを演奏しますが、普段の演奏会などではポップスをはじめとして、さまざまな曲を演奏しますよね!
そんな中、人気のゲームシリーズの音楽を演奏したい方も多いのではないでしょうか?
また、吹奏楽によって演奏されるゲーム音楽を聴きたいというリスナーの方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、吹奏楽で演奏されているゲーム音楽を一挙に紹介していきますね。
吹奏楽用に編曲された楽譜が販売されているものもあれば、個別の楽団によるオリジナルの編曲がなされたものもありますが、ぜひじっくりと聴いてみてください。
吹奏楽で演奏したいゲーム音楽まとめ(1〜10)
ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド メドレー洗足ゲーム音楽ブラス

2017年に発売された『ゼルダの伝説・シリーズ』の最新作『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』。
ゼルダの伝説が完全なオープンワールドとなって帰ってきたことで、当時、世界中で話題を集めました。
ゲーム音楽としてのクオリティも今までと変わりなく、ファンタジックな雰囲気に包まれています。
原曲を知っている方には吹奏楽での再現に難色を示すかもしれませんが、YouTubeで吹奏楽のバージョンがいくつか投稿されているため、ぜひ参考にしてみてください。
ドラゴンクエスト・コンサートセレクションNEW!すぎやまこういち

プレイヤーという勇者の壮大な物語の始まりを告げるファンファーレが、聴く人の心を鷲掴みにする吹奏楽メドレー。
日本を代表する作曲家すぎやまこういちさんの不朽の名曲を、編曲家・真島俊夫さんが約9分48秒のドラマティックな一編に仕上げています。
本作は、ゲーム音楽を演奏会用に再構成したもので、広大な世界を旅し、強大な敵に挑む勇者の物語が目に浮かぶような構成が魅力です。
元となった『序曲』が2021年の東京オリンピック開会式で使用されたことも、その音楽的価値の高さを物語っています。
胸が高鳴る勇壮なサウンドは、演奏会のクライマックスで披露すれば、会場を熱狂の渦に巻き込むことでしょう。
UNDERTALEメドレー洗足ゲーム音楽ブラス

2016年に発売された異色のゲーム『UNDERTALE』。
当時のゲームといえば、高解像度のグラフィックを用いたゲームが主流でした。
そんななか、『UNDERTALE』はまさかの2Dドット!
しかし、圧倒的に作り込まれたストーリー性や伏線、そして個性的なキャラクターによるクオリティはバツグンで、世界的なヒットを記録しました。
そんな『UNDERTALE』は音楽も秀逸です。
こちらの『UNDERTALEメドレー』は作品に登場する名曲を集めた作品です。
とくにサンズの戦闘BGMは吹奏楽との相性がバツグンなので、ぜひ挑戦してみてください!
吹奏楽による「ドラゴンクエストI」より『序曲』真島俊夫

あらゆる世代の心をつかんだRPG、『ドラゴンクエスト』。
スクエアエニックスの代表的なシリーズですね。
1986年から現在にいたるまで、タイトルを出し続けている作品ですが、最も印象に残っている曲は、やはり、初代の名曲『序曲』ではないでしょうか?
この作品はドラゴンクエストという世界観を集約したような作品で、壮大かつワクワクさせるようなメロディーに仕上げられています。
そのため、力強い演奏と相性の良い吹奏楽ではバツグンの表現力をほこります。
キャッチーな要素も多分に含んでいるので、ぜひ挑戦してみてください!
スーパーマリオブラザーズ星出尚志

大人から子どもまで誰もが知っているキング・オブ・ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』。
この作品は説明不要ですね。
いくつもの名曲を生み出している『スーパーマリオブラザーズ』は、キャッチーな音楽性で観客の心をつかみたい吹奏楽にオススメの作品です。
全年齢対象のゲームということもあり、どの曲もエネルギッシュに満ちあふれています。
そのため迫力を出しやすい吹奏楽の編成とはバツグンの相性があります。
迫力とキャッチーさを重視したい団体は要チェック!
Splattack!AKIBA WINDS PROJECT

「陣取り」「ペイント」「TPSシューティング」というそれまでにはなかった新しいゲームシステムで世界的な人気を集めるゲーム『スプラトゥーン』。
シリーズとして現在も新しいタイトルがリリースされ続けていますね。
このゲームはテキストのフォントやゲーム音楽など、ありとあらゆる要素でオリジナリティを追求しており、ゲームデザインの講習会では必ず名前が挙がります。
そのため、耳にすればその曲調から一発でスプラトゥーンの楽曲とわかるでしょう。
エネルギッシュなメロディーなので、吹奏楽との相性もバツグンです。
英雄の証~「モンスターハンター」より~森田一浩
オーケストラを使ったゲーム音楽といえば、まずこちらの『モンスターハンター』をイメージする方は多いのではないでしょうか?
この曲はプレイステーション2から続くゲーム『モンスターハンター』シリーズの代表的な楽曲で、各タイトルのメインテーマとして使用されています。
サビ部分にあたるフレーズは鳥肌モノで、今回、紹介しているゲーム音楽のなかでもトップクラスの迫力を持ちます。
ホルンが主体となる曲のため、吹奏楽部などではメンバーの数が足りない可能性もありますが、ぜひ挑戦してみてください!