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吹奏楽のパーカッションで演奏される楽器まとめ

吹奏楽のパーカッションパートってさまざまな楽器を演奏していますよね!

ある曲ではスネアドラムを叩いたり、ある曲ではティンパニを叩いたり……。

またタンバリンやトライアングルなどの小さい打楽器を演奏することもしばしば。

この記事では、パーカッションパートが演奏している数多くの楽器を一挙に紹介していきますね!

よく目立つ花形楽器からあまりなじみのない楽器まで集めましたので、それぞれの音色や魅力を感じてくださいね。

吹奏楽のパーカッションで演奏される楽器まとめ

ゴング

2011年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ 天国の島
ゴング

吹奏楽団のパーカッションのなかでも、圧倒的な存在感を放つ楽器、ゴング。

ゴングという名前ではピンと来ないかもしれませんが、ドラと聞けば誰でもご存じでしょう。

ひとくちにゴングといってもその種類はさまざまで、なかには全長2メートルにもおよぶゴングも存在します。

基本的にはたたいて鳴らすだけの楽器なのですが、コンテンポラリー・ミュージックを主体としている楽団では、こするようにしてアンビエントな音を演出したりもします。

ボンゴ

ボンゴ⑥マンボNo.5で再びデモ演奏 #40 吹奏楽のためのポップスパーカッション
ボンゴ

ラテン・ミュージックや南国の音楽で使用されることが多い楽器、ボンゴ。

個性的な音色が印象で、パーカッションでありながらたたくだけで陽気な雰囲気が演出できる楽器です。

たたくだけで音色を奏でられる楽器ですが、手でたたく楽器のため、演奏者の技術力がハッキリと表れます。

見た目以上に奥が深い楽器で、吹奏楽においてはその個性的な音色から特に注目されやすいパーカッションでもあります。

ボンゴの演奏のうまさを味わうには、吹奏楽も良いのですが、ぜひソロの演奏をチェックしてみてください。

チャイム

シタデル(城塞) / 光ヶ丘女子高校吹奏楽部 定期演奏会より Citadel for Concert Band/James Charles Barnes
チャイム

学生なら一度は聴いたことがある、チャイム。

実物を見たことがある方は少ないと思います。

チャイムはれっきとした楽器の1つで、なじみ深いシチュエーションでいえば、テレビ番組の『のど自慢大会』などで使用されています。

吹奏楽におけるチャイムは序盤や中盤の要所で使われることが多いことから、他のパーカッションとくらべても目立つ楽器と言えるでしょう。

こちらの動画でも序盤に使用されていますね。

注目されがちな楽器なので、リズム感に自信のある方にオススメです。

ウィンドチャイム

2014吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ・楽器比較①
ウィンドチャイム

きらびやかな音色が印象的なパーカッション、ウィンドチャイム。

一般的なチャイムとは違い、ウィンドチャイムは固定されていません。

そのため、たたくとしばらくは音が鳴り続けます。

ほとんどの場合でウィンドチャイムの使い方は決まっており、どの楽曲でも指でウィンドチャイムをなぞるようにして音を奏でます。

簡単なように思えますが、キレイに音を鳴らすのは難しく、ある程度の練習が必要です。

意外にも初心者と上級者で音の鳴り方が大きく異なる楽器なので、ぜひ聴き比べてください。

シロフォン

【吹奏楽】チャルダッシュ -シロフォン(木琴)ソロ 陸上自衛隊東部方面音楽隊
シロフォン

日本人にもなじみ深い楽器、シロフォン。

シロフォンという名前に聞きなじみがある方は少ないと思いますが、木琴と聞けば誰でも知っているでしょう。

同じような楽器にマリンバというものがありますが、シロフォンとの明確な違いは音の柔らかさにあります。

木製であるため、どちらも柔らかい音をしているのですが、シロフォンの方はマリンバに比べると固めです。

温度の高さと音色の鋭さを両立させなければならない楽曲には、うってつけの楽器と言えるでしょう。

おわりに

吹奏楽のパーカッションパートで演奏されている楽器を一挙に紹介しました。

スネアやティンパニなどのよく目立つ花形楽器から、鍵盤楽器、さらには普段あまり目にすることがない珍しい楽器まで、さまざまな楽器がありましたね。

パーカッションパートの魅力の一つにはこれらすべての楽器に触れられるということが挙げられます。

これから吹奏楽部に入る方、吹奏楽で演奏されている打楽器を知りたい方の参考になっていればうれしいです。