吹奏楽で活躍する楽器一覧。種類別に大紹介
全国の多くの学校に設けられている吹奏楽部はコンクールや演奏会はもちろん、野球応援や文化祭などでも活躍していますね。
新入生の方の中には吹奏楽部への入部を検討している方もいらっしゃると思いますし、すでに入部を決めてどの楽器を演奏したいか考え始めている方もいらっしゃるでしょう。
ところで、吹奏楽には一体どのような楽器が活躍しているのでしょうか?
この記事では木管楽器、金管楽器、低音楽器、打楽器の4つのグループに分けて、吹奏楽で使用される楽器を紹介していきますね!
ぜひ演奏したい楽器選びの参考にしてみてください。
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もくじ
打楽器
シロフォン

シロフォンは打楽器の中でも音階を持つ楽器の一つで、木琴の仲間でリズムというよりメロディーを担当する楽器です。
鍵盤の並びはピアノとまったく同じですが、マレットと呼ばれるバチで叩くので打楽器として扱われます。
乾燥した高い音は吹奏楽の楽器の中でも目立つので、常に必要な楽器ではありませんが、曲の中でアクセントとして使われると印象深い楽器です。
ハチャトゥリアンの『剣の舞』のメロディーの音といわれれば、ああ、なるほどと感じるのではないでしょうか。
ティンパニ

ティンパニは太鼓状の打楽器の中でも比較的しっかりと音程があるもので、ペダルなどによって音程を変えながら演奏します。
胴体は銅または真鍮製のものが多く、音程によって太鼓の大きさが4つか5つあります。
たくさんのティンパニに囲まれて演奏する姿はかっこよく、打楽器の花形といったイメージがありますよね。
吹奏楽の場合はそうでもありませんが、オーケストラの場合は他の打楽器と持ち替えではなく、ティンパニはティンパニ奏者が担当します。
サスペンドシンバル

オーケストラなどで持ち手がついていて2枚合わせて使うシンバルは合わせシンバルといい、手で持つシンバルではなく、スタンドにつけて単体で使うシンバルをサスペンドシンバルといいます。
余韻が長く、倍音を多く感じられるものが多いようです。
シンバルの歴史は古いですが、現在でもよく使われているものはトルコのイスタンブールにいたシンバル職人がもととなっているメーカーが多いようです。
手作りのシンバルはお値段もそれなりにします。
チャイム

チャイムというと、NHKのど自慢の、最初の曲や出場者の評価の鐘の音で有名なのではないでしょうか。
こちらの楽器はチューブラーベルといわれ、なかなか値段もお高いものなんです。
その割にはコンスタントに使われる楽器ではないので、趣味として個人で持っている人はほとんどいないかもしれませんね。
吹奏楽の打楽器パートの人は、音程のあるものからないものまでいろいろな打楽器を扱う必要があるので、たくさんの技術や知識がいりそうですよね。
バスドラム

バスドラムというと、ドラムセットの中にあるバスドラムを想像する方が多いかもしれませんが、こちらのバスドラムは単体のいわゆる大太鼓で、音程の判別がつきにくいような低い音が出ます。
地味といえば地味な楽器なのですが、低音楽器の立ち上がりをサポートしたり、底辺から音楽を盛り上げたり、立体的にしたりする陰の立役者といえます。
表立っての存在は感じないけれど、いないと味気ない、という役割をかっこいい、と思える人にはとってもおススメの楽器です。
おわりに
吹奏楽で活躍している主要な楽器をグループごとに分けて紹介しました。
それぞれの楽器を演奏している動画を観れば、その楽器の魅力が感じられたと思います。
これから吹奏楽部に入る新入生の楽器選びの参考にしていただければうれしいです。