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【2025】姉妹を歌った洋楽の名曲まとめ

家族関係の中でも特別な絆を結ぶ「姉妹」。

その関係性ゆえの喜びや葛藤、時には複雑な感情が音楽を通じて歌い継がれてきました。

誰もが一度は耳にしたことのある名曲から、隠れた名曲まで、姉妹を題材にした洋楽には心を揺さぶる作品が数多く存在します。

「家族愛」「確執」「成長」など、さまざまな視点から綴られた楽曲の数々は、姉妹がいる人はもちろん、姉妹以外の方の心にも深く響くはずです。

今回は、姉妹の関係性をテーマに歌われた、心に残る洋楽の数々をご紹介していきます。

【2025】姉妹を歌った洋楽の名曲まとめ(1〜10)

3 SistersWaxahatchee

Waxahatchee – “3 Sisters” (Lyric Video)
3 SistersWaxahatchee

アメリカのインディ〜アメリカーナを横断するワクサハッチーさんは、心の記憶を丁寧に編む書き手です。

静かな鍵盤から始まり、鼓動のようなリズムが重なる構成が、姉妹の関係に潜む優しさと緊張を映します。

この楽曲は、三姉妹を想起させる文学的モチーフを手がかりに、確執と赦しが交互に現れる心の旅を描写。

本作は2024年3月に発売のアルバム『Tigers Blood』の1曲目で、ワクサハッチー名義6作目。

プロデュースはBrad Cook。

同作はグラミー賞2025「Best Americana Album」にノミネート。

きょうだいの距離感に思いを巡らせたい夜、帰り道のドライブに。

SisterAimee Carty

Aimee Carty – Sister (Official Lyric Video)
SisterAimee Carty

柔らかなピアノに寄り添う声で、姉妹のほどけそうでほどけない糸を丁寧に辿る一曲です。

アイルランドのシンガーソングライター、エイミー・カーティーさんは日常の記憶を物語る作風が持ち味。

この楽曲では、妹への不器用なごめんねと、どんな時も味方でいるという約束が、静かな高まりの中で浮き上がります。

2024年12月に発売されたシングルで、ぎくしゃくを抱えた姉妹へ、あるいは距離を越えて想いを届けたい夜に最適ですね。

本作をそっと歌って、手紙の代わりにしてみてはいかがでしょうか?

Have You Seen My Sister Evelyn?Evelyn Evelyn

Evelyn Evelyn “Have You Seen My Sister Evelyn” Music Video
Have You Seen My Sister Evelyn?Evelyn Evelyn

姉妹の絆は、ときに甘く、ときに皮肉です。

エヴリン・エヴリンはアメリカのコンセプト・デュオ。

アマンダ・パーマーさんとジェイソン・ウェブリーさんが結合双生児を演じ、この楽曲は跳ねるラグタイムとキャバレーの語り口で、片割れを探す語りを展開。

離れられない運命と自我の芽ばえ、嫉妬や独占欲をユーモアで滲ませます。

本作はアルバム『Evelyn Evelyn』収録。

初出は2007年当時にリリースのEP。

MVは2011年10月公開で、2012年にWebby Awardsノミネート、Byron Bayで受賞。

約2分13秒、さっと聴けて深い余韻。

短時間で気持ちを切り替えたい時や、家族愛の陰影を軽やかに味わいたい人に。

【2025】姉妹を歌った洋楽の名曲まとめ(11〜20)

My Sister Rose10,000 Maniacs

手を取り合う姉妹の絆が、祝宴のざわめきとともに弾む——この楽曲は、家族が集う結婚式の夜を描き、儀式よりも“姉妹であること”を祝う視点が胸に響きます。

軽やかなジャングル・ポップにのせ、語り手は相手の新しい門出を心から後押しする喜びをまっすぐに紡ぎますね。

テン・サウザンド・マニアクスの名盤『In My Tribe』の収録曲で、2016年のライヴ盤『Playing Favorites』でも披露されました。

家族の節目に流せば場の空気をやわらげ、姉妹で乾杯する場面にもぴったり。

本作の機微を味わいたい方は、にぎやかな時間のあと一人で聴いて、思い出を反すうしてみてはいかがでしょうか。

Older SisterCarly Simon

憧れとちょっとした嫉妬が交差する、姉妹の距離感をみずみずしく描いた1曲です。

目線は常に“妹”側にあり、キラキラした大人の世界へ先に歩いていく存在を見つめる切なさと、いつか並んで歩きたい祈りが胸に残ります。

カーリー・サイモンさんの柔らかなアコースティックとふくよかな低音が、物語を穏やかに運ぶのも魅力。

この楽曲は1974年1月のアルバム『Hotcakes』収録で、同作は4枚目。

『Mockingbird』『Haven’t Got Time for the Pain』と肩を並べる佳編です。

姉妹の思い出に浸りたい夜や、家族に素直になりたい瞬間に選んでみてはいかがでしょうか?

My SisterJuliana Hatfield Three

姉妹を思うと胸の奥がざわつく瞬間、ありませんか?

米国のオルタナ・トリオ、ザ・ジュリアナ・ハットフィールド・スリー。

ジュリアナ・ハットフィールドさんは実の姉妹を持たず、架空の姉へ憧れと反発を重ねます。

この楽曲は鋭いリフとタムのビートで、愛と嫉妬の揺れを突きつけます。

本作は1993年8月にアルバム『Become What You Are』からUKでシングル発売。

1993年9月に米Modern Rock Tracksで1位を獲得。

憧れとやっかみが同居する夜に。

気持ちを切り替えたい通勤途中に。

カラオケでは勢いのストロークで解放感を味わってください。

It’s a Shame (My Sister)Monie Love

Monie Love – It’s a Shame (Official Music Video)
It’s a Shame (My Sister)Monie Love

姉妹の絆を、ダンスフロアの熱で包み込む一曲です。

ロンドン生まれのラッパー、モニー・ラヴさんは、等身大の目線で“シスター”に語りかけ、傷つく恋から抜け出す勇気と自尊心を促します。

ヒップホップの鋭さに、True Imageのコーラスと70年ソウルのサンプルが溶け合い、胸の鼓動を速めますね。

1990年12月にシングルとして発売、アルバム『Down to Earth』にも収録。

本作は、家族や友人を励ましたい瞬間や、負の連鎖を断ち切る決意を固めたい時に最適といえましょう。